懲役8年の河北遵化市の王瑞伶さん 刑務所で命の危険に
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 【明慧日本2022年12月13日】河北省唐山遵化市70代の法輪功学習者・王瑞伶さんは、懲役8年の実刑判決を言い渡された。そして2021年4月15日に河北女子刑務所に収監されたが、そこでは口をこじ開けて薬を飲まされ、髪の毛を掴まれて壁にぶつけられ、冷水をかけるなどの拷問を受けた。現在、王さんは命の危険に晒されている。

 法輪功は法輪大法とも呼ばれ、心身を健康にする伝統的な修煉法である。しかし中国共産党は1999年7月以来、この修煉法を迫害している。

 2020年11月29日、12人の法輪功学習者(以下、学習者)が遵化裁判所に不当判決を下された。前述の王瑞伶さんは懲役8年、馬拡さんは懲役5年、盛金玲さんは懲役4年10カ月、郭書環さんは懲役4年10カ月、林秀玲さんは懲役4年、王珅さんは懲役2年、王建さんは懲役7年、張玉明さんは懲役7年、田淑学さんは懲役3年の実刑判決を言い渡された。

 これらの学習者たちは2019年7月2日と6日、遵化市国保(法輪功迫害の実行機関)の警官、各地の派出所の警官らに連行され、家宅捜索を受けた。6日深夜3時、遵化市の複数の村の学習者たちはほぼ同時に押し入ってきた警官らに連行され、家宅捜索を受けた。警官らはスマホの位置情報機能で学習者を2カ月以上尾行した後、300人の警官が出動して19人の学習者を連行した。

 王瑞伶さんと夫・馬拡さんは2019年7月6日深夜3時に不当に連行され、その後王さんは懲役8年の実刑判決を言い渡され、罰金1万元(約20万円)を科された。馬さんは懲役5年の実刑判決、罰金5千元(約10万円)を科された。王さんは河北女子刑務所に、馬さんは唐山冀東(きとう)刑務所に拘禁されている。

酷刑演示:野蛮<span class='voca' kid='74'>灌食</span>(绘画)

拷問のイメージ図:強制灌食

 河北女子刑務所では、王さんは当局の強制転向に反対したとして家族との面会や電話通話などを禁止された。そして口をこじ開けて薬を飲まされ、髪の毛を掴まれて壁にぶっつけられ、冷たい水をかけられるなどの拷問を受けた。現在、王さんは命の危険に晒されている。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/11/26/452372.html)
 
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