大雪の中、縁のある人を呼び覚ます
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 【明慧日本2023年1月25日】真冬のある日、大雪が降っている中、私は同修と帰り道を急いでいました。その時、ある交差点の先で、50代の女性が、ニラを大量に積んだ三輪車を一生懸命押しながら、呼び売りをしているのを見ました。しかし、このような大雪では誰も足を止めず、ニラを買っている余裕などはありません。

 私と同修はその女性を不憫に思い、真相を伝えるついでにニラを買おうと声を掛けました。話の中から彼女の姉は大法弟子で、彼女も昔師父の説法を聞いたことがあり、後に修煉しなくなったことを知りました。

 大法と非常に縁がある様子なので、かつては師父と誓約を結び、高次元から降りてきた生命なのかもしれないと思った私たちは、彼女を呼び覚まそうと決心しました。

 大雪で風も強いため、大声で叫んで話さなければなりません。「このまま一生ニラを売りたいですか?」、私の問いかけに彼女は、「したくないですよ!」と答えました。私は、「だったら、修煉の道に戻ってきてください! この一度きりのチャンスを見逃したら、後悔してもしきれません。修煉して返本帰真して、天国へ帰りましょう! もしかしたら、輪廻転生して来世もまたニラ売りに生まれ変わるかもしれません」と話しました。

 私と同修の言葉に、彼女は涙ぐみながら、「うん、うん! 必ずまた修煉の道に戻ります!」と言いました。

 彼女と別れた後、その一生懸命に三輪車を押している後姿を見て、何とも言えない気持ちになりました。私たちは一世また一世と輪廻転生を繰り返し、一年また一年と苦を嘗めながら生き延び、慈悲なる師父の救い済度のお陰でようやく生まれ変われるのです。

 偉大な師父に心から感謝の言葉を申し上げます! 縁のある衆生と出会わせてくださったのです。その衆生の世界の生命も救われるのです。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/1/17/436889.html)
 
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