おばあちゃんと精進する子ども弟子
■ 印刷版
 

文/黒竜江省の大法弟子

 【明慧日本2023年2月11日】ある大法の子ども弟子は、今年で4歳になります。彼女は、幼稚園の年長組で、今年7月におばあちゃんの元へ行くことになりました。子ども弟子は、おばあちゃんの影響で修煉を始めることになりました。以前、おばあちゃんは、孫が家に来ると修煉の邪魔になるのではないかと心配して、家に連れて帰えりませんでした。しかし、孫がやってきてから、邪魔になるどころか修煉の向上の手助けをしてくれるようになったのです。小さな子ども弟子は毎日おばあちゃんと学法煉功発正念をしてとても精進しています。同修たちはそれを見てとても感動していました。

 子ども弟子は毎日学校から帰ると、おばあちゃんに学法をしたいとせがみます。彼女は「おばあちゃん、大法を勉強しようよ。おばあちゃんは師父とお家に帰りたくないの? 私は師父と家に帰りたい、2人で一緒に師父とお家に帰ろうよ! 大法を勉強しないとお家に帰れないよ」と言いました。子ども弟子は、毎日必ずおばあちゃんと轉法輪を一講勉強します。それがたとえ夜の10時や11時であろうと勉強します。もし、学法をしなかったら彼女は怒って、ベッドの上で動きません。おばあちゃんが大法の本を読むと彼女はすぐにうれしくて飛び跳ね、おばあちゃんにハグをします。彼女は、「おばあちゃん弟子は、子ども弟子に大法を読んであげないとだめだよ、おばあちゃん弟子は子ども弟子を家に連れて帰らないとだめだよ、2人とも師父とお家に帰るんだよ」と言いました。

 おばあちゃんが用事のため、大法の本を読んであげないと、彼女は「おばあちゃん、私に大法の本を読んでくれないときは師父の説法録音を聞かせてくれない? 学法をしないと耐えられないよ」と言いました。

  あるとき、忙しくて夜9時を過ぎていました。おばあちゃんは、孫の睡眠の邪魔になると思い、「もう今日は寝なさい、明日また読んであげるね」と言うと、彼女は「だめだよ、おばあちゃんがもし眠たいならアイスを食べてよ、そしたら眠たくなくなるでしょ。絶対私に読んでくれないとだめだよ。私が眠ってしまっても、聞こえるから大丈夫だよ」と言いました。おばあちゃんは眠気と疲れでベッドに横たわっていました。子ども弟子はおばあちゃんがベッドで動こうとしないのを見るとおばあちゃんを笑わせて、起こそうとしました。しかし、おばあちゃんがベッドから動こうとしないのを見ると、「おばあちゃんは怠け者だ、おばあちゃんはお家に帰りたくないの? 師父から見捨てられたらどうするの?」と言いました。

  あるとき、おばあちゃんと子ども弟子は轉法輪の第四講を学法していました。あと2ページで読み終えるところでおばあちゃんは眠くてしょうがなくなり、彼女に「明日また読もうね、あなたももう寝る時間だよ」と言いました。子ども弟子は、「おばあちゃん、まだ読み終わっていないよ、まだ私に読んでくれないとだめだよ! 学法しないと私たち帰れないよ、師父はお家に連れて帰ってくれないよ、早く読んで!」と答えました。おばあちゃんが読むまで彼女は頼み続け、おばあちゃんが読みはじめると彼女は静かに聞いていました。

  子ども弟子は、学法の時、騒がずに静かに聞いています。わからないことがあるとおばあちゃんに聞きます。静功と発正念をしているとき、子ども弟子は足を組んで座禅をして、両手で結印し、目を閉じ、姿勢をただし、おしゃべりもしません。おばあちゃんは、その様子をみて「なんて可愛い子ども弟子なの!」と心の中でひそかに喜んでいました。

 師父は「法は縁のある人を済度します」とおっしゃいました。子ども弟子の奇跡は、すべて師父のご意向です。子ども弟子がおばあちゃんと生活するようになったのも、子ども弟子が法を得るためでまた、おばあちゃんを引っ張って一緒に精進するためです。

 子ども弟子が師父と法を固く信じ、粘り強く修煉する姿は、私たち大法弟子も学ぶところがあります。

 法に則っていないところがあれば、同修の慈悲なるご指摘をお願いします。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2006/9/28/138827.html)
 
関連文章