【明慧日本2023年3月28日】北京市の李文才さん、李素娟さん夫婦は2020年4月18日、房山区瑠璃河派出所の警官に連行され、家宅捜索された。今月の初め、李さん夫婦は房山区裁判所にそれぞれ、懲役4年と3年の判決を下された。そして、それを不服として、李さん夫婦はともに控訴したが、控訴棄却された。
北京市房山区城関街道の東瓜地村に在住の李さん夫婦は、法輪功を学んで、より良い人になるように真・善・忍の基準で自分を要求し、心身ともに恩恵を受けた。しかし、中国共産党当局が1999年7.20から、法輪功への弾圧を開始した。その後、李さん夫婦は迫害を加えられた。
2002年3月1日、李さん夫婦は労働教養処分1年6カ月を科された。
2015年5月29日、李さん夫婦は法輪功が迫害されている事実を人々に伝える際、当局が法輪功に対する嘘の宣伝を信じた人に通報された。房山公安分局の石楼鎮派出所の警官は李さんを連行し、房山区留置場に送り込んだ。同年11月26日、李さん夫婦は懲役1年の判決を宣告された。
2020年4月18日、李さん夫婦は房山区瑠璃河鎮で人々に法輪功の実態を伝えていたが、瑠璃河派出所の警官に連行され、家宅捜索された。警官は李さんの家にある法輪功の関連書籍、パソコン、プリンターなどの私物を押収した。翌日の夜、警官は李さん夫婦を留置場に連れて行った。身体検査で李さん夫婦は入所の条件に満たさず、入所しなかった。後に「保釈」で帰宅した。
2021年5月14日、李さん夫婦は房山区検察庁に起訴された。コロナ蔓延のため、房山区裁判所は案件の審理を中止した。
2022年7月29日、裁判所の裁判官は李さんの家に行き、李さん夫婦にサインをさせ、李さんの自宅でオンライン裁判を要求し、「同意しなければ、留置場に連れて行き、身体検査を行う」と告げた。
今月、李さん夫婦は判決を下され、控訴しても、原判決維持の結果を出されたという。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)