「なぜ人類が存在するのか」を読んだあとの家族の変化
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 【明慧日本2023年4月12日】以前は、機会があれば家族に法輪功迫害の真実を話すこともあったのですが、効果はなく、渡された資料を読むこともなく、受け入れようともせず、ほとんどの場合は無視して、放置していました。私は、師父の新経文の「なぜ人類が存在するのか」が発表された後、経文にある意味が含まれていることに気付きました。師父は私たちに、家族を救う機会を与えてくださったのです。

 今年の旧正月に、餃子を食べた後、母が食べ過ぎて眠れないと言ったので「神韻晩会」を見てもらいました。師父の新経文「なぜ人類が存在するのか」が出たとき、それを見せたら母は2回も読みました。ビデオ版の新経文が出たので機会を見て食事の合間にも見せました。見たり読んだりが合わせて10回ありました。「鉄は熱いうちに打て」と言う諺もあるように、この勢いである日、私は母に「洪吟」を手渡しながら「あなたの孫娘は、ずっと前にそれを読みました。暗唱することもできるのよ。母さんもそれを読んでみましょう」と言いました。母が読み終わった後、もう一冊『洪吟三』を渡しましたが、それも読み終えたようでした。母も大法の恩恵を受けています。母は脳血栓症を6回経験しましたが、いずれも何事もなく、数日の入院で回復しました。腕を骨折したときも、治るのに時間がかかるものですが母は1カ月で副木が外れ、帯状疱疹のときも1週間も経たずに治ったのです。

 義姉の父は80代ですが、私はおじさんと呼んでいます。そのおじさんが進行した肺癌で、癌細胞が広がっており、医師から最大6カ月生きることができると言われたのです。おじさんは占いを独学しており、余命いくばくもないと計算していたようでしたが、病院には行きたくないと言ったのです。義姉は昼間は仕事に行っているので、夜帰ってから看病していました。おじさんは夜、情緒不安定になって、痛がったり悲鳴をあげるため、義姉は夜も眠れず、数日程度なら大丈夫なのですが、時間が長くなると次第に身体が持たなくなりました。そのため兄から電話があり「数日行って看病してもらえないか」と言われたので同意しました。義姉は医療の勉強をしており、人工呼吸器の使い方や、ホームモニターの使い方、薬の服用時間など、色々とアドバイスしてくれました。

 義姉と兄は出勤していたので、私はおじさんの向かい側に座りました。おじさんは色白で痩せており、太ももはふくらはぎと同じ太さでした。私はおじさんに言いました。「私の師父が、あなたを助けるために私を遣わせてくださいました。『法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい』という心からの九文字を覚えておいてください」。大法のお守りカードをおじさんに渡し、心からの九文字を一緒に唱えるように頼みました。そして「もし痛みを和らげたいのなら、ずっと暗唱し続けてね」と言いました。おじさんは「いいよ」と頷きました。

 翌日、まず師父の経文の「理性」を読んでから「なぜ人類が存在するのか」の動画を見せました。そして、見た後の感想を聞きました。おじさんは「素晴らしい、李洪志先生の教えはまだ何も聞いていませんが、素晴らしいですね。私はお金を稼ぎに行くだけで精一杯でした。人が生きている目的を知らなかったのです」と話してくれました。思いがけないことに、おじさんは非常に悟りがあり、師父を尊重していることを示しています。しばらく雑談したあと、おじさんが「疲れた」と言ったので「師父の説法を聞きませんか」と聞くと「いいよ」と答えました。そこで私はプレーヤーの電源を入れて、おじさんに師父の広州説法の録音を再生しました。私が帰るときは第四講の説法を聞いていました。

 その後、おじさんに大法迫害の真実と「三退」の意義を話し「徳真」という仮名を付けて中共組織の隊を退きました。日に日に良くなっていく姿を見ながら、私はおじさんの手を握り「徐々に良くなっていくよ」と言いました。おじさんは私の手を強く握り「ありがとう」と言いました。「私の師父に感謝するべきです」とおじさんに言うと、おじさんはすぐに私の手を放し、師父に感謝の気持ちを表すために手のひらを合わせて仏教の敬礼をしました。この原稿を書き終える前に、兄からおじさんは入院して以前より元気になったと聞きました。

 おじさんの世話をする機会を利用して、兄にも「理性」と「なぜ人類が存在するのか」の経文を見せると、兄はとても真剣に、しっかりと読んでいました。「理性」を読んだ後「あなたの師父は3年前にこれを書いたのですか?」と聞きました。今まさにその場面が繰り広げられているという意味です。私は「そうです。3年前に私の師父が書かれたこの経文は、中国共産党(以下、中共)に近づかないことが最善の策であると、すでに世界に警告しています」と話しました。「人脈がすべて、権力と金がすべて、学術、昇進、昇格、役職昇格などで互いに虐めたり、隠したり、嘘をつくなど風紀も乱れている」、そういう中共体制の弊害も兄はよく理解しています。また私が持参した、法輪大法は病気治療や健康維持に奇跡的な効果を語るシリーズの「肺がんが完治、窮地からの生還」も読みました。そして、おじさんには仏縁があると思い、少し準備しました。

 事情があって兄の家には4日しか泊まりませんでしたが、この4日間、しっかり寝れた日は1日もなく、基本的に夜仮眠し、おじさんが呼ぶとすぐにベッドへ駆けつけました。同時に、おじさんの世話をする過程で私は、家族への愛、不平、非難、短気、おおざっぱ、人に言わせない、他人の気持ちを無視する、責任を回避する、そして科学への執着などの表れと執着心を見つけました。

 家に戻ってから数日後、元宵節になり、義理の兄が、祭日の祝いに来てくれました。私は義兄に、師父の新経文の「なぜ人類が存在するのか」を見せたところ、義兄はそれを受け入れることができ、賛同しました。

 以前は、家族がこのように変化するとは考えられませんでした。家族に真実を明らかにし、法を聞く機会を与えてくださったのは慈悲深い師父です。佛光を私の家に照らしてくださったのです。ここで師父に感謝申し上げます。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/3/29/458215.html)
 
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