シンガポールで迫害停止を求めて24年の記念活動
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文/シンガポールの法輪功学習者  

 【明慧日本2023年7月16日】7月が再びやってきた。世界中で追悼キャンドルが次々と灯される中、2023年7月11日の夕方、シンガポールの一部の法輪功学習者(以下、学習者)は芳林公園でキャンドル追悼活動を催し、迫害停止を求める24周年間の継続的な活動を記念して、中国共産党(以下、中共)の人道に対する犯罪を制止するよう各界に連帯を呼びかけた。

图1~2:二零二三年七月十一日傍晚,新加坡法轮功学员在芳林公园举办反迫害二十四周年的纪念活动。图为学员们在集体炼功。

記念活動中に集団煉功を行っている学習者

 シンガポール佛学会の林さんは、集会で次のように述べた。「1999年7.20、中共は法輪功を全面的に弾圧し始めました。その時から、数百万人が刑務所、労働教養所および他の施設に投獄され、数十万人が拘束期間中に拷問を受けました。ネット封鎖を突破した結果、迫害により亡くなった学習者は4974人であることが確認されています。残虐な迫害は今もなお続いています...」

图3:新加坡法轮佛学会发言人林先生在集会上发言。

佛学会の林さんが集会で発言

 24年前、当時の中共トップであった江沢民は、法輪功が数億の人々に愛されていることに嫉妬し、国を挙げて迫害を開始した。暴力と嘘を通じて、江沢民は「3カ月で法輪功を倒す」と高言した。100回ほどの「3カ月」が過ぎた今、法輪功は世界中に広まり、さまざまな民族の人々が次々と大法を修煉し始め「法輪大法は素晴らしい」という真実を広めている。

 多くの人々が迫害を非難

 現場を通りかかった各国の人々は、中共による生体臓器狩りの暴行に衝撃を受け、即時の制止を呼びかけた。

图4~8:途径活动现场的各族裔民众停下脚步,了解法轮功<span class='voca' kid='62'><span class='voca' kid='62'>真相</span></span>。

現場を通りかかった各民族の人々が足を止め、法輪功が迫害されている実態に耳を傾けた

 シンガポールで働くフィリピン人のエフレさんは「私はこの非人道的な生体臓器摘出に反対し、学習者の活動を支持します」と語った。

 インド出身のヴィーリーンさんも「私は法輪功とこの活動を支持します。生体臓器狩りを制止すべきです」と話した。

 「真・善・忍」を讃え、法輪功を学びたいと希望する人々

 迫害の実態を知った後、多くの人々が功法に興味を持ち、9日間の無料学習クラスに参加したいと述べた。

 シンガポールで働く米国人リチャードさん(35歳)は、数年前にイギリスで働いていた時に迫害について知ったという。学習者と各自の人生経験や宗教信仰について話していた際、学習者の「現在、世に残されている経典を読んでも、その本来の意味を読み取れない」という話に、彼は共感した。最後に、彼は連絡先を残して、9日間の学習クラスに参加したいと希望した。

 近所で働くシンガポール系華人のイーイーさん(30歳)は、妊娠中でも仕事をしなければならず、ストレスが溜まっていると学習者に打ち明けた。学習者は、修煉によって仕事のストレスが緩和され、対人関係も改善したとの経験を彼女と共有した。さらに、学習者は多くの修煉者が自分の子供にも法を学ばせていて、子供が幼少期から「真・善・忍」の教えを聞くことによって、現在の厳しい環境から悪影響を受けにくくなっていると説明した。イーイーさんは興味深く耳を傾け、自身もそのような恩恵を受けたいと言った。

 キャンドルで同修を偲ぶ

 夕方頃、学習者たちは24年間、法輪功の教えを堅持したために、迫害されて亡くなった同修たちをキャンドルを灯して追悼した。   

图9:夜幕降临时,学员们点亮烛光,默默悼念二十四年来为坚守正信被迫害致死的中国法轮功学员。

日暮れ時、学習者はキャンドルを灯し、24年来迫害によって亡くなった学習者たちを静かに悼んだ。

 「一緒に拘束されていた3人の同修、李敏さん、王然さん、そして王秀芬さんが迫害のために亡くなったことを思い出す度に、涙が止まりません。そして迫害の実態を伝えていこうと励まされています」と、長春出身の張さんがこう語った。

 1997年7月に、法輪功を学び始めた張さんは、大法が長春で広まった盛況を目にしたことがあり、中共による残酷な迫害も経験してきた。

 夜の闇の中、優しい音楽が響き渡り、キャンドルの光がきらきらと輝いていた。毎年のキャンドル追悼は、この困難な年月を記憶するためのものであり、この不滅の歴史を継承していくためのものでもある。ゆらめくキャンドルの灯火は、善を守り、光明を伝え、迷いの中にいる人々に希望をもたらします。

 学習者が受けた大法による恩恵

 活動当日、ある夫婦が通行人に辛抱強く法輪功の真相を語っていた。50歳のランさんはシンガポール人で、15年前に大法を修煉し始めた。

 修煉を始める前、彼は甲状腺の問題で20年近く専門医に診てもらっていた。中学時代の彼はスポーツマンで、バスケットボールやランニングが好きで、クロスカントリーレースにも参加していた。しかし、体調を崩してからの彼は心拍数が180まで急上昇し、あまりにも危険だったため、スポーツから離れざるを得なくなった。

 実は長年来、ランさんは健康のためだけではなく、さまざまな気功や宗教を学び、書物を読み通すことで人生の真の意味も探し求めていた。2008年、彼はインドで定評のあるヨガ師に師事しようとしたが、思いもよらず、そのヨガ師に法輪功を学ぶことを勧められた。

 ランさんの奥さんも法輪功を学ぶ前は、10年以上に亘って「睡眠麻痺症」(俗に言う「金縛り」)に苦しんでいた。ある時、彼女はインターネットでドキュメンタリー映画『偽火』を見て、法輪功のことを知った。彼女は実践できる法門を探していたが、ついにその機会が訪れた。「法輪功を学び始めた途端、その症状が消えました。本当になくなったのです」と彼女は言った。

 大法によって健康を取り戻した夫妻は、日常生活の中で法輪大法の素晴らしさを伝え、さらに人々が集まる街角にも出て迫害の実態を伝え始めた。ランさんはこう話した。「私たちは大法の恩恵を受けて健康になったので、恩返しをしなければなりません。これは人間の基本的な良知です。特に、中共の誤解を招く宣伝によって多くの人が騙されており、私自身も被害者だったので、必ず声を上げなければなりません」

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/7/14/462983.html)
 
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