福州市の李亜萍さんに再度 不当判決5年6カ月が判明
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 【明慧日本2023年9月1日】福州市の法輪功学習者・李亜萍さん(67)は2022年8月17日、法輪功迫害の実態が書かれた資料を配布したとして不当に連行され、福州第二留置場に収容された。その後、不当に懲役5年6カ月の実刑判決を言い渡された。今年6月末、李さんは福建省女子刑務所に収監され、現在は1号監獄区に拘禁されており、迫害されて高血糖や糖尿病の症状が現れた。

 中国共産党(以下、中共)による法輪功学習者への20年あまりの迫害で、李さんは2回不当に労働教養を強いられ、2002年に懲役4年、2015年に懲役4年6カ月の実刑判決を言い渡された。その間に、何度も不当に拘留された。2年にわたって帰宅できず、放浪せざるを得なかった。

 2020年3月、李さんと妹は同時に不当に連行され、コロナ期間中だったので、留置場は人を受け入れず、2人は4千元を強要された後、裁判待ちという形で一時解放された。その後、李さんは放浪生活を余儀なくされたが、妹は懲役4年の実刑判決を言い渡された。

 李さんは、かつて江西省鷹潭鉄道車両所で働いていたが、退職後は夫と福州市に住んでいる。李さんは1997年に法輪功の修煉を始めた。修煉を始めて1週間後、長年悩まされていた頭痛、気管支炎、尿道炎などの病気がすべて消え、健康になった。李さんは真・善・忍の原則に従い、怒りっぽい性格も変わり、誰に対しても親切で、寛容で、真摯な人になった。

 1999年7.20以降、中共による法輪功への迫害が始まり、李さんは3回にわたって北京へ陳情に行ったが、1、2回目は連行され、拘留された。3回目は2年の労働教育を強いられ、南昌市の青雲浦強制労働教養所で洗脳や強制労働などの迫害を受けた。

 2002年、李さんは「法輪大法は素晴らしい」というポスターを貼ったことを誰かに通報され、鉄道警察によって連行された。数カ月後、李さんは不当に懲役4年の実刑判決を言い渡され、南昌の新建女子刑務所に送られた。刑務所で罵られたり、殴打され、長時間立たされ、手錠や足かせを付けられ、独房に閉じ込めるなどの迫害を受けた。毎日、十数時間以上の労働を強要され、ノルマが達成できない場合は、寝ることも許されなかった。

示意图:中共监狱中的奴工迫害

イメージ図:刑務所内での労働の様子

 2015年2月15日、福州市鉄道小区の食料市場で、李さんは神韻公演のDVDを市民に配布していた際、人に通報され、茶園派出所の警官らに連行され、福州市第二留置場に収容された。

 同年3月23日、晋安区検察庁に逮捕状を発布された。晋安区裁判所は、李さんに対して2015年8月20日と9月8日に裁判を行い、李さんに4年6カ月の実刑判決を宣告した。

 2020年3月27日の夜、李さんと李維萍さん(姉妹)2人は、ある小区で法輪功迫害の実態が書かれた資料を配布していた際、ある住宅のカメラに撮影され、その家族によって通報された。

 同年3月30日、福州晋安区岳峰派出所の警官7、8人が李維萍さんの家に侵入し、家宅捜索を行い、李さん姉妹2人を連行したが、コロナ期間中だったため、留置場側は2人を収容しなかった。2人は4000元(約8万円)を強要された後、裁判待ちという形で一時帰宅できた。

 同年7月14日、岳峰派出所の警官が李維萍さんの家に押し入り、連行した。その時、姉の亜萍さんは外出中だったので情報を聞いた後、放浪生活を余儀なくされた。警官はネットで指名手配し、退職給与も停止した。

 2022年8月17日、李亜萍さんは、福州市永泰県葛岭鎮で法輪功迫害の真実の情報を配布中、地元の派出所の警官に連行された。その後、福州市岳峰派出所に連れて行かれ、福州第二留置場に不当に5年6カ月の実刑判決を宣告された。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/8/26/464581.html)
 
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