【513応募原稿】私と同僚たちの「10年の約束」(一)
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文/中国の大法弟子・小慧

 【明慧日本2023年9月10日】毎年、5月13日の世界法輪大法デーや旧正月、中秋節になると、同僚たちは、師父にご挨拶をするために、グリーティングカードを作ってほしいと私に頼んできます! 「手製のグリーティングカードは言うまでもなく、仕事場で法輪大法デーを祝賀する横断幕をかけても良いと思いますよ」と言う同僚もいます。職場に新人が来ると、同僚たちは率先して「三退のことを知っていますか? ここで働くなら、まず三退をし、法輪大法のことを理解しなければならないですよ」と言うのです。

 私は、18年間法輪大法を修煉している若い弟子ですが、ここで、私の同僚たちが大法のことを知って理解した後、法輪大法に関する会話や発言をいくつか紹介したいと思います。法輪大法のことに接してきた同僚たちは、法輪大法の素晴らしさを感じており、自分なりの方法で大法の真実を広めています。

 一、同僚は語る。「法輪大法があれば、中国には希望があります」

 会社で働き始めて間もなく、私は中国共産党(以下、中共)の「ドアを叩く行動」(嫌がらせ)の迫害に遭いました。そのため、同僚たちに私が法輪功学習者であることを知られました。私は彼らと接するとき、常に大法の「真・善・忍」の教えに従って自分を律し、彼らと和気藹々と付き合い、物事に対して彼らのことを優先に考えました。仕事では、栄誉、昇進、昇給の機会を私は彼らに譲りました。衝突や互いに理解できないことが起きても、私は自分の内に向けて探し、彼らと争うことはありませんでした。同僚たちは私といることが好きになっていました。

 私が法輪大法を修煉していることを知ったとき、同僚たちはみんな驚きました。彼らは、法輪大法は自分たちからとても遠い存在で、子供の時にテレビで見た中共のでたらめな宣伝に過ぎないと思っており、法輪大法の真実については何も知りませんでした。一部の同僚は部分的にしか理解していませんでした。彼らは、まさか自分のそばにいる仲の良い同僚が、法輪功学習者だとは予想もしていませんでした。

 私が法輪大法を修煉していることを知ると、同僚たちは私に多くの質問をしてきました。例えば、「天安門焼身自殺事件」がどうして起きたのか、中南海の「包囲」(陳情)事件、法輪功の人がなぜ人々に三退を勧めるのかなどの疑問がありました。私は、その質問に一つ一つ解答しました。同時に、私は自分の信念を堅持したために、中共当局に不当に連行され、拘禁迫害を何度も繰り返されたことも話しました。同僚たちは半信半疑のようでした。そのため、私は彼らに本当の情報を知ってもらうためにネット封鎖を突破するソフトの使い方を紹介しました。

 同僚のLさんは「海外のウェブサイトにアクセスできるアクセラレーターのようなものは知っていますが、通常はゲームをするときに使うもので、これほど多くの真実を知ることができるとは知りませんでした」と言いました。同僚たちは携帯電話を取り出し「無界瀏覧」と「フリーゲート」のソフトをインストールしました。接続に成功した後、彼らはグーグルにアクセスし、法輪大法の真相と中共による六四天安門虐殺事件の真実を検索し始め、多くの関連動画を見つけました。

 休憩時間には、同僚たちが集まって『偽りの火』、『未来に告げる』、『六四天安門事件』などの真実のドキュメンタリーを見ました。同僚のMさんが「『共産党についての九つの論評』を探してみませんか? 実家にいるときにこのDVDを受け取ったことがあります」と言いました。同僚の1人が『共産党についての九つの論評』の音声を見つけてステレオにつないでくれたので、みんながそれを聴きながら仕事をし、ときどき中共の邪悪さについて話し合いました。同僚たちはさらに『共産主義の究極の目的』の音声や、明慧ラジオが放送している伝統文化の物語「法輪大法は素晴らしい」などの歌も聞きました。私たちが法輪大法の真実を探し、話題をていると聞いた会社の上司は「最近は、誰を信じてもよいが、共産党を信じてはいけない」と言いました。

 私たちの部署に、中共の党員である「兄貴」と呼ばれる人がいます。私たちが中共の悪さについて話すと、彼は非常に嫌がり、時には同僚たちと激しい口論になることもありました。私は最初に彼に脱党するよう説得しようとしたとき、彼は聞く耳を持たなかったのです。彼は私の部署で最後に脱党した人でした。彼は、法輪大法は良い功法で、江沢民によって迫害されたことを知っていましたが、中共が完全に悪いと言ってはいけないという考えでした。私は彼に中共の歴史についてもっと知ってもらうため「禁書ネットワーク」を紹介しました。しばらくして彼は共産党の悪さを理解し、私のところに来て「共産党を脱退したい。この党に入ってはいけない。国民の側に立ちたいから」と言いました。

 「兄貴」は、ネット封鎖を突破して「法輪大法がなぜ中共に迫害されているのか」の記事を読んで大法の真相がわかりました。「兄貴」は、法輪大法がどんなことを述べているかを知りたがっているので、私は彼に『轉法輪』を紹介し、読んでもらいました。彼は数ページ読んで「法輪大法は正しい法で、間違ったところはありません」と言いました。彼はまた、私に「『轉法輪』をほしいです、収蔵したいのです」と言ってきました。

 ある日「兄貴」は、携帯電話ショップに申し込みに行ったとき、そこの販売員に無線LANへの接続を頼みました。販売員は「兄貴」の携帯電話に「無界」のソフトが入っているのを見て「あなたも無界を使っているのですか? 私たちもみんな使っていますよ」と言いました。大法の真相を理解した後、この「兄貴」はいつも人に共産党の邪悪さについて話し「禁書」に書かれている話を同僚と分かち合っていました。

 同僚たちは、グーグル検索で中共が私に対する迫害の事実報道を探しました。彼らは中共による私への迫害の詳細を知ってショックを受けました。迫害を受けた私に同情し、涙を流す同僚さえいました。私のような楽観的で陽気な人間が、あんな残酷な拷問を受けたとは思ってもみなかったのです。ある同僚は「私はあなたと同じ拷問を受けたら、とっくに倒れていただろう。あなたみたいにこんな良い状態で人生に立ち向かうことはできません」と言いました。彼らは、修煉者の無私無欲と、淡々とした心理状態を賞賛し「法輪大法があれば、中国には希望があります」と言いました。

 中共ウイルス(武漢肺炎)の猛威の下で、同僚たちはエポックタイムズや新唐人などの海外メディアが明らかにした衝撃的な真実を見て非常にショックを受けました。これほど多くの人が中共ウイルスの感染で死亡したと予想すらしなかったのです。彼らは率先してその真実を広め、中共の早期崩壊を願いました。

 二、法輪大法の素晴らしさを感じ取る同僚たち

 同僚と接する中で、みんなが法輪大法が迫害されている真実を知り、私のことをとても尊重してくれました。みんなは、考えていることや不満などがあれば、何でも私に打ち明けてくれました。私は自分の大法修煉によって得た知識や道理を使って、その問題に対する考え方を話しました。例えば、私はいつも「もしあなた自身が偉大な智慧の持ち主だったら、その問題とどう向き合うべきかを考えてみてください」と伝えていました。ですから、みんなは私にとても親近感を抱いてくれました。

 ある同僚と奥さんは非常に対立しており、2人の関係はすでに壊れる寸前になっていました。彼の奥さんは家で子供たちの世話をし、基本的に社会と接することがなく、短気な人でした。しかし、この同僚は、毎日1人で子供たちの世話をする奥さんの気持ちを、理解することができませんでした。例えば奥さんが、彼のことを少し怒っただけで、彼は妻と喧嘩をし、手を出すこともありました。そのとき、子供たちは怖くなって泣いていました。しばしば夫婦喧嘩で警察に通報することもあり、隣近所にも迷惑をかけていました。奥さんが夜中に彼の上司に電話をし「離婚したいので、明日夫を休ませてください」と告げたことがあります。

 私はこの同僚に、この問題についての私の理解と、家庭における夫としての責任、婚姻に対する古人の考え方などについて話しました。私は明慧ラジオの「古人の結婚観」を彼に聞かせ、男として寛大で広い心を持つべきだと彼に助言しました。彼は少しずつ耳を傾けるようになり、妻を理解し、妻が怒っても大目に見るようになりました。それから、彼は妻との離婚を考えなくなり、笑顔で働くことができました。「向上しましたね」と私が言うと、彼は「一緒に向上しましょうね」と返事しました。彼は今、とても幸せな生活を送っています。

 仕事の空き時間に、私は毛筆で字を書くのが好きなので、よく「法輪大法は素晴らしい」、「真・善・忍は素晴らしい」などの法輪大法の文言を書きました。同僚たちも筆を取って、私と一緒に字を書きました。同僚たちは『轉法輪』を回して読んでおり「法輪大法は素晴らしい」という歌を口ずさみます。忙しい仕事中に美しいメロディーが耳に入り、みんな毎日とても幸せな気分になります。「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」という心からの九文字は、私たちの日々の挨拶になっています。

 このような環境ですから、争いや不愉快なことは徐々に消え、他の部署のような名利のための戦いはありません。どんなに複雑な家庭環境でも些細な問題があっても、職場に入ると、同僚たちの心は穏やかになります。職場でみんなが、会話をすると、不快な思いが消えてしまいます。上司は、うちの部署を他の部署のように厳しい規則や規制で管理しないので、私たちは心地よく仕事をすることができます。仕事と生活の中で、同僚たちは、法輪大法の素晴らしさを深く感受しています。

 三、私と同僚たちの「10年の約束」

 私といつも一緒にいる何人かの同僚がよく話題にするのは、中共の邪悪な本質と法輪大法に関する真実のことです。映画「あなたのために来た」が上映された後、私たちは3回の昼休みを利用して、全編を鑑賞し、みんなが非常に感動しました。その場で同僚・Zさんは『轉法輪』を読みたいと言い、私からもらいました。「法輪大法が一日も早く名誉回復ができますように」と同僚たちが願いました。

 ある日、私と2人の同僚が出かけたとき、車に乗って、邪悪な中共がいつ崩壊するかについておしゃべりしました。同僚・Gさんは「私たちが生きている間に崩壊できたらラッキーですよね」と言いました。同僚・Zさんは「共産党は表面上では強く見えますが、国民が共産党の悪事を知れば、共産党はすぐに崩壊し、誰も共産党を支持しなくなりますよ」と言いました。2人はまた「あなたたち法輪功の人は武力を使った方が良いと思います。法輪大法を修煉している人は共産党の中にもたくさんいるはずです。もし世界中の多くの法輪功学習者が団結して中共に反対し、各国の政府があなたたちを支持すれば、共産党は必ず終わりになります。その時、あなたたち法輪功が権力を握り、国を治め、国民がみんな幸せになるに違いありません」と話しました。 私は「私たちの師父は、修煉者は政治に関与しないとおっしゃっています。私たちは大法の真実を伝え、世の人々がそれを理解し、救われることが目的です。中共の崩壊は、多くの予言のように、天が決めたことであり、歴史の必然的なことです」と言いました。同僚たちは「そうですね。中共を崩壊させるのは天ですね」と言いました。

 Zさんは私に「中共が崩壊するのに何年かかると思いますか?」と尋ねまいした。Gさんは「私は数年しかかからないと思いますよ。この数年の変化を見ればわかります。共産党は根っこから腐っているし、私たちの年齢なら、その日がきっと見れますよ」と言いました。Zさんは私に「じゃ、私たちは約束しましょう。10年以内に、もし中共が解体できたら、あなたを最高のレストランに招待し、解体を祝いましょう。もし10年以内に中共が崩壊しなければ、中共が解体されるまでまた10年間待つという約束をしよう」と話しました。私は「わかりました」と約束を交わしました。 

 私たちの「10年の約束」を聞いた部署のほかの同僚たちも「私もその約束に入れてほしいです。私たちも、共産党が一日も早く崩壊するよう願い、法輪大法の名誉回復を願っています」と言っていました。

 (続く)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/5/18/460182.html)
 
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