「2023米国南部法会」開催
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 【明慧日本2023年9月12日】「2023米国南部法輪大法修煉体験交流会」(以下、法会)が8月27日、ヒューストンのダウンタウンで開催された。法会の会場は神聖で厳かな雰囲気に包まれ、アーカンソー州、オクラホマ州、ルイジアナ州、アリゾナ州、テキサス州など各地から法輪功学習者(以下、学習者)が法会に参加し、喜びと感謝の気持ちに満ちていた。中国語、英語、ベトナム語の同時通訳が提供され、出席者はそれぞれの発表に静かに耳を傾けた。

 法会が正式に開会される前に、参加者たちは師父が1996年に初めてヒューストンでの説法の思い出を語り合い、司会者は、「私たちは師父の慈悲深い済度と無限の恩寵を懐かしく思います。私たちは、その地域の学習者が、その地域の衆生を救うことを知っています。私たちは、その地域の衆生の未来と済度されるために、すでに早い時期から種を蒔いてきました」と語った。

 法会では、15人の中国人と西洋人の学習者が、どのように自らを修め、衆生を救い、三つのことをよりよく行ったかについての修煉体験を発表した。修煉を始めた後の心身の浄化、法を以て師とみなし自分自身を高め、さらには心を込めて真相を伝え、神韻のプロモーションに参加したことなど、彼らは皆、法輪大法の無限の慈悲と威徳を示している。

2023米国南部法会で発表する学習者

 3年間の修煉で生まれ変わる

 張さんはアメリカに長く住んでおり、彼女の家庭には多くの問題が存在し、成長期のほとんどは、両親の口論や暴力の中で過ごした。それが続くうちに、彼女は自己中心的で強引な性格になり、競争心が強く、マイナス的な感情が非常に多かった。結婚後、夫との確執はますます激しくなり、家庭は温かさを失い、まるで地獄にいるような感じで、結婚生活も終わりに近づいたように思えたという。

 2020年、彼女はビデオで偶然にも、東洋に聖人が生まれるという予言について聞いた。師父の名前が一瞬にして脳裏をよぎった。彼女は、「私はネットで師父の広州での説法の録音を聞き始めました。師父の説法は素晴らしく、何度も聞き直しました。聞き足りないという感じでした。師父の説法はとても素朴で誠実で、一字一句が私の心に打ち込まれたように感じました。師父の姿がビデオに現れた瞬間、私は涙が止まりませんでした。これは一体どんな功法なのでしょうか? 私は涙を拭きながら、これまで体験したことがない感覚でした!」と述べた。

 修煉する前の張さんは、頚椎症、全身の筋肉のハリと痛みに苦しみ、体中が大小の腱や関節の痛みで覆われ、めまいや眠気に日常的に悩まされていた。初めてグループ煉功に参加した後、彼女は一夜にして全身の腱や関節の痛みが消えたことに驚き、子供のように飛び跳ねて喜び、根深い無神論の観念が一瞬にして完全に崩壊したという。

 張さんは、修煉を始めた後、大きな夢から覚めたような感覚で、修煉の機会を大切にしたという。「私は大法に出会ったのがとても遅かったので、どうしてこんなに遅く大法に出会ったのだろう? こんなに素晴らしい法なのだから、もっと早く学べばよかったと思いました。師父の慈悲深い按排に感謝します。私の勤務時間はとても融通が利くので、毎日法を学び、修煉することができます。今、私は基本的に1日4~5時間寝ていますが、煉功することは本当に最高の休息であり、毎日の煉功で私はエネルギー満たされ、日中疲れを感じなくなりました」と述べた。

 師父は何度も法を暗記することに言及し、張さんは弟子として師父のおっしゃったとおり行うべきだと悟った。一回目の『轉法輪』を暗記するのに一年以上かかり、二回目の暗記には半年かかり、今は三回目の暗記し始めたという。 彼女は「法の暗記によって多くの恩恵を受け、法に対する理解が深まり、常に師父の法を思い出すことができるようになり、間違ったことをした時に師父の法を思い出し、自分は法に従って行ったかどうかを、法に照らすようにしています」と述べた。

 すべてのことには因縁があり、得と失は持っている徳と業力によって決まるということを理解した張さんは、徐々に家族に対する怨恨の心を放下したという。彼女は、「もし、父が生きていたら、ごめんなさいと、ありがとうと言いたいのです。 また、法を得る前に経験した地獄のような体験が私を強くしてくれたことにも感謝しています。今になって私は分かりましたが、家族を修煉者の基準で求めてはなりません。彼らは常人の環境の中で、人々を腐敗堕落させる環境の犠牲者であり、方向を見失った衆生なのです。私がすべきことは、彼らに大法の素晴らしさを認識させることです。 相は心より生じるものであり、私の考えが変わるにつれて、家庭内の環境も改善されました」と語った。

 故郷のベトナムに戻り 貴い中国人観光客を救う

 2016年、偶然の機会にベトナム出身のグエン・イェンさんは、法輪大法の修煉を始めた。 彼女は3カ月かけて師父の経文を全部読み、衆生を救うことの重要性を理解した。 彼女の故郷は中国人のお気に入りの観光都市であり、中国人に真実を伝えたいという願望を抱くようになり、奇跡的に1カ月後に彼女の仕事が変わることになったという。「私は二つの選択を迫られました。一つは、1000人以上の管理職に就くこと、もう一つは、会社が7つの不動産プロジェクトを引き受けていた故郷に転勤することでした。中国の人々に真実を伝える機会を得るために、私は後者を選びました」と述べた。

 最初、グエンさんは中国語で 「これをあなたに差し上げます。あなたの平安をお祈ります」というごく簡単な2文しか言えなかった。しかし、彼女は焦ることなく、中国語を暗記し、先生に個人レッスンを受け、やがて明慧ネットの真実を伝えるラジオ放送の内容を理解し、暗記できるようになり、中国語のコミュニケーション能力も急速に向上し、自分でマイクを握って真実を語れるようになったという。

 太陽が照りつけようと、雨が降り注ごうと、グエンさんは一日も無駄にしなかった。 観光客を待つ間、彼女は『洪吟』や『論語』を暗唱して中国語を練習した。しかし、真相を伝える過程は茨の道であり、ある時、数十人の中国人観光客が手をつないで輪になり、彼女を取り囲み、中国の国歌を歌い、嘲笑した。彼女は動じることなく、マイクを持って真実を語り続けた 彼女は師父がすぐ隣にいらっしゃると感じ、語りながら熱い涙を流し、その場にいた中国人は皆、静まり返ったという。

 ガイドの中には、攻撃的になって彼女を殴ろうとする者もいれば、資料を引き裂いて彼女の顔に投げつける者、彼女に唾を吐きかける者もいた。「そんなとき、私たちは内に向けて探し、執着を放下し、反撃しなかったのです。多くの中国人ガイドが真実を理解し、私たちに対する態度を改めました。彼らはわざとバスを長めに停車させ、話し終えたとき彼らは立ち去りました。時には、バスが動き始めた時、中の人が私たちに手を振って、「法輪大法は素晴らしい!」、「李先生は素晴らしい!」と大きな声で叫んでいたという。

 師父の按排で、多くの中国人が真相を聞きにベトナムに訪れるようになった。グエンさんは行く先々で中国人を見かけ、通りは中国人観光客でごった返しており、まるで中国にいるような錯覚に陥った。彼女は観光客と心を込めて友達になり、真相を理解した中国人は率先して彼女の資料配りに協力し、その中の何人かは今でもグエンさんと連絡を取り合っているという。

 グエンさんは、「忙しくても、修煉の毎日は幸せで、毎日が不思議な体験があり、問題にぶつかっても、いつも法から答えが得られます。『轉法輪』を学んでいる時、自分は山のようにこの上なく大きくなっているのを感じています。時には、自分は動かない巨大な仏像のように感じることもあります。ある時、中国人観光客に真実を伝えた後、家に帰り、横になって10分ほど眠ると、自分の身体は無数の峰が連なる山脈のように感じました。この時の私の肩が重かったので、何か重大な責任を背負っているのだと思いました。このような責任を背負うこともまた、一種の忍耐の現れだと悟りました」と語った。

 公立学校の教師「心を込めて法を実証する道を作り出す」

 公立学校の教師である顧さんは、学区の月例会議がコミュニティの主流に真相を伝える絶好の場であることに気づいている。会議には、学区の動向に強い関心を持つ保護者、住民、生徒が出席し、委員の決定は学区とコミュニティ全体の発展に関係する。

 理事会における深刻な左傾化に対し、彼女は、真実を伝えることと、親が関心を寄せる時事問題を組み合わせ、子どもたちの認知、コミュニケーション、身体能力の成長、知識や技術を学ぶ場としての学校について語った。 そして、「色という文字の部首は剣(刀)と書き」「色欲を避けることは剣を避けるようなもの」という中国の伝統文化を引用しながら、ポルノ本や画像が脳の形状や容積に与える劣化的影響に関する実証科学と組み合わせて、なぜそのような本が学校にふさわしくないのかを説明した。 彼女のプレゼンテーションは聴衆に一石を投じた。

 アメリカでは年齢を問わず、多くの人々が極左の波の猛威にさらされている。 真実のドキュメンタリー映画『電波ジャック』を見た顧さんは、その月の学区の会議で、このドキュメンタリー映画を使ってみんなに真実を伝えようと決めた。彼女は、感謝祭の起源という文脈で、アメリカのルーツである礼拝の自由を強調した。 彼女は、真・善・忍を信仰する学習者が、中国共産党の統治下でいかに残酷な弾圧と迫害を受け、その結果多くの人が命を落としたかを語った。彼女は「母親として、教育者として、地域社会の一員として、この学区の人々に共産主義の真実を理解させ、社会主義やマルクス主義を受け入れることは悪魔と握手することに等しいということを理解させるために、できることをするのが私の責任です」と述べた。

 東洋の伝統文化の薫陶を受け、西洋社会で教育を受けた顧さんは、とても幸運に感じ、人生のこの時期に大法弟子となり、自らの修煉の道を歩むことができるのは、さらに幸運に感じている。彼女は「私たちは生活の中で、いろんな役柄を演じています。子供にとって私たちは親であり、両親にとって私たちは子供であり、私たちは妻、夫、上司、従業員、同僚、友人、地域住民、国民などの役柄を担っています。私たち一人ひとりが大法の粒子であり、人々の中でこのような役柄を果たす時、大法弟子の正念と正しい行動で自らを要求し、不公平や正しくないことを目にした時、それにかかわって解決し、こうすれば周りの人、事物や環境に対して積極的な役割と影響力を与えることができ、これが常人の状態に合わせて自分の法を実証する道を作り出すことができます」と語った。

 3世代が大法を修煉し、手を取り合って共に精進する

 ダラスに住むスマイルズ家は、3世代が大法を修煉しており、母方の祖母のパトリシア・スマイルズさんは、自分の修煉と同修との付き合うなかで、闘争心や嫉妬心をどのように自覚し、取り除いていた体験を発表した。

 最近、パトリシアさんの家に一時的に引っ越してきた同修がいて、その同修は仕事をしていないので、よくコミュニティの隣人たちに真実を伝えている。パトリシアさんは毎週土曜日にメディアプロジェクトの仕事しかできず、そのため彼女はその同修に対して闘争心や嫉妬心が生じた。ある日、彼女は『轉法輪』の嫉妬心という節を読み、自分は師父が説かれた住職の僧侶と同じであることに気づき、「とてもショックを受け、すぐ師父に、同修に対する恐ろしい嫉妬心を放下するのを手助けしてください、とお願いしました。後に、第二式の功法を煉功している時、私は慈悲の念が浮かび、私は同修に対してフレンドリーに接するべきだと思いました」と悟った。

 パトリシアさんは、「私は必死で師父に助けを求めました。ここまで事態を悪化させてしまったことにショックを受けました。師父はこのようにして、私たちの執着を取り除くために、心にまっすぐ指し示してくださっていると知りました。私が執着を放下したとき、何事もなかったかのように悪い考えが消えたのです」と語った。

 パトリシアさんの娘のタバサ・スマイルズさんは多くのメディア・プロジェクトに携わり、後に英語ビデオ番組の制作を担当した。このプロジェクトは、ビジネスとしての参考できる成功したモデルもなく、ゼロからスタートしたものの、後に失敗に終わった。タバサさんはこのように話した。「これは私にとってドン底に落とされたようで、私は自我と業績に執着していたのに、しかし自分が責任を持つ仕事において失敗し続けました。私は大法を明確に理解しておらず、根本的な執着が取れていなかったため、良い修煉状態から外れていたことに気づきました。私は、物事を行うことと、すべての衆生を救うことを同一視し、物事を行うことが自分自身を修めるための前提条件であると誤解していたのです」

 「私はもっと内に向けて探すようになり、私の修煉状態も変わり始め、再び英字の大紀元時報に入社しました。今度はただ電話応対をする接客係になりたかったのですが、結局、接客教育を担当する管理職に戻されました。師父が私にこの技術を授けてくださったのは、師が法を正すことを手伝うためであり、傲慢になることはないのです」「職場は心性を修める絶好の場所なのです。 毎日、私は必ず根深い利己的な考えを取り除き、もっと無私になる方法を学ぶことを願っています」と述べた。

 パトリシアさんの孫娘であるジュンヴィエーヴ・クインタニージャさんは、修煉する前は、多くの精神的苦痛、うつ病、自殺願望を経験した。数年前、彼女はニューヨークの天梯書店で働きながら大法について学び始め、ついに勇気を出して『法輪功』という書籍を購入し、一晩で一冊を読破した。彼女は、頭のすべての神経が脈打つのを感じ、今まで経験したことのない体験をした。その後も『轉法輪』やその他の大法に関する書籍を読み続け、法輪功への理解が深まるにつれ、不安や自殺願望が消えたという。

 現在、カスタマーサービス・エージェントとしてメディアで、働いているジュンヴィエーヴさんは、「感情的になって怒鳴ったり叫んだりする顧客に遭遇したことがあります。しかし、私が怒ったり恨んだりすることなく、彼らの話を忍耐強く聞き入れ、すると彼らの問題は電話が終わる頃に解決され、彼らは私に喜び、大紀元時報に対する真摯なる愛情を共有してくれ、そして大紀元時報のスタッフの誠実さと勤勉さに感謝する、と話してくれます」と紹介した。

 「これらの出来事の後、私は怒っている顧客にさらに感謝しています。私が利己心を放下した時、調和が自然と訪れるのです。私が大紀元時報のお客様を大切にするのは、彼らは私の業力を消してくれ、心性の試練を与え、法輪大法の素晴らしさと、大法が迫害を受けている真実を伝える機会を与えてくれるからです」と語った。

 絶望的な状況に陥ったとき 一転して人生が好転する

 ベトナム・ハノイの芸術一家に生まれたビビアンさんは、物質的にはうらやましいほど恵まれた生活を送っていたが、傲慢で自己満足的で強引な性格になり、大人になってからはカーレース、飲酒、喫煙、ギャンブルなどの悪癖にはまり、20歳で破産した。結婚後も生活は好転せず、事業がうまくいかなかっただけでなく、夫とその家族から理由もなく非難され、罵倒され、さらにひどいことにステージ3の乳がんを発症した。30歳のとき、彼女は重い病気にかかり、自分の人生がどこに向かっているのか分からなくなったという。

 ビビアンさんは、「さまざまな要因が絡み合って、私の内心を苦しめていました。私は人生が嫌になり、性格がとてもひねくれていました。両親や子供たちを見ると、無意識のうちに言葉で傷つけてしまい、子供たちは猛獣の虎を見るような目で私を見ていました。言動も乱暴で、きついことを言いますし、誰かと衝突すると必ず最後まで言い争っていました。離婚の際に財産分与があるため、私は闘争心が強く、恨みはさらに極限まで高まりました。元夫やその家族の名前が出るたびに、私の心は怒り狂い、コントロールできなくなりました。 私は彼らを激しく憎んでいました」と語った。

 幸いなことに、ビビアンさんは2番目の夫を通じて法輪功に出会った。修煉を経て彼女は健康を取り戻しただけでなく、彼女を長く苦しめていた問題の根源が何であったかを理解した。「私は自分の過ちやよくない執着に気づいたのです。私の本性は、このような意地悪で怒りやすい人間ではないはずです。私は内に向けて探し、発正念をして偽りの自分を取り除きました。しかし、根本から取り除くにはそう簡単ではなかったのです。 仕事が忙しくなると、学法や煉功が少なくなり、そして偽りの自分が再び現れるのです。 私は新しい学習者ですが、心性の試練はすべて師父の按排だと感じ取ることができ、私にとって修煉するための良い機会なのです」

 「今、私は両親や子供と話をする時、できるだけ穏やかで、慈悲の態度を保つように心がけています。話し終わるたびに、私は内に向けて探し、改める欠点を探し出すのです。私は家族や子どもたちとの関係がもっと親密になりました。彼らはもう私を恐れなくなりました。私たちは 一緒にいるときはいつも、ごく自然に仲良くしており、家の中は喜びと笑いに満ちています。子供たちは成長し、私ととても親しくなっています。子どもたちは私に故事を話して聞かせてくれたり、最善のアドバイスをを求められたりしています。子供たちは私の修煉にとても協力的で、彼らは『真・善・忍』の実践が最も素晴らしいことだと理解しています」と語った。

 現在、ビビアンさんは夫とレストランを経営しているが、これが自分の修煉と法の実証、真相を伝え、衆生を救うために、師父が按排してくださった場所だと悟った。どの料理も素晴らしい品質とリーズナブルな価格のバランスが取れており、レストランの経営は繁盛している。店のスタッフも皆、縁のある人で、ビビアンさんは慈悲の心で彼らを指導し、スタッフと客の間でトラブルが起きても、修煉者の基準で冷静に解決しているという。

 今では、ビビアンさんは元夫に対する憎しみはとっくに消えている。会うたびに、ビビアンさんは彼や彼の家族に真実を話し、元夫の家族はリラックスした幸せそうな彼女を見てとても喜び、彼らは「わあ、 あなたの修煉する法輪大法はなんて素晴らしいのでしょう!」と感嘆しているという。

 午後4時30分、法会は円満に終了した。参加者は真心と感動の交流を通じて、法会から多くの収穫を得て、師父から賜わった貴重な時間をさらに大切にし、自分自身をよりよく修めることで、使命に背くことなく、より多くの衆生を救えると話した。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/8/29/464703.html)
 
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