【明慧日本2025年3月21日】アメリカ・テキサス州ヒューストンおよび周辺都市の法輪功学習者(以下、学習者)は3月15日土曜日、ヒューストンで毎年開催される「セント・パトリック・デー・パレード」に参加し、観客に法輪大法(法輪功ともいう)の「真・善・忍」の素晴らしいメッセージを届けた。
セント・パトリック・デーは5世紀に起源を持ち、カトリックをアイルランドに伝えた聖人、聖パトリックを讃えるために制定された祝日である。現在、このイベントは北米でも広く普及しており、今年はヒューストンで第64回「セント・パトリック・デー・パレード」が開催された。
この日の正午12時、パレードがスタートした。学習者のチームは、今回唯一のアジア系団体として参加した。彼らは緑色の服を身にまとい、緑の装飾を身につけて華やかに装い、イベントの雰囲気を盛り上げた。
隊列の先頭を飾ったのは横断幕隊で、中国語と英語で書かれた「テキサス州における法輪大法」、「法輪大法は素晴らしい」、「真・善・忍」の横断幕を掲げている。その後に続いたのは、フロート車の上で法輪功の五式の功法の実演、『法輪大法は素晴らしい』、『喜び』、『新中国行進曲』という曲に従い力強く演奏する腰鼓隊である。その響きは心を打ち、観衆を魅了した。パレードの行進は穏やかで喜びに満ちた雰囲気に包まれた。
ヒューストンで開催された「セント・パトリック・デー・パレード」で演技を披露する学習者 |
法輪功を歓迎する人々
パレードに参加した団体や観衆は、学習者の参加を歓迎した。インディオさんは、海外戦争退役軍人会(VFW)に所属しており、この団体もパレードに参加していた。彼はかつて海外の駐屯地で軍務に就き、韓国やアフガニスタンなどで長年勤務していた経験を持っている。
迫害を伝える資料を受け取った瞬間、簡単な中国語が話せるインディオさんは、「私は法輪功を知っています」と言った。彼は韓国に駐屯していた際に、すでに法輪功のことを聞いたことがあるという。
学習者がさらに詳しく、中国共産党(中共)による法輪功功迫害の実態を説明すると、インディオさんは「実は数週間前に、生体臓器摘出の話を聞いたばかりです。CCP(中国共産党)は独裁政権で、神を信じていません。だからこそ、神を信じる法輪功の団体を迫害しているのです」と述べた。
資料に掲載された学習者の集会やパレードの写真を見たインディオさんは、驚きながら「これはワシントンD.C.ですか?」と尋ねた。学習者は「そうです」と回答したあと彼は「法輪功学習者が『真・善・忍』の理念に従っていることを尊敬します。彼らがアメリカの首都で迫害に反対し、CCPを訴えることができるのは、とても素晴らしいことです」と称賛した。
アメリカ軍の海外の駐屯地で軍務に就いた経験のあるインディオさん |
教師:いつの日か、法輪功学習者は中国に帰ることができる
メキシコから観光でヒューストンに訪れたビリディアナさんは、当日、帰りの便を待っている間に、ダウンタウンで偶然にも法輪功のパレード隊に出会った。学習者は彼女に小さな蓮の花飾りを贈り、彼女は喜んで受け取り、左腕に付けた。
ビリディアナさん |
教師であるビリディアナさんは、これまで法輪功については聞いたことがなかったが、帰国後、資料をしっかりと読んでみるという。彼女は「真・善・忍の三文字はとても素晴らしいです。特に現在の混沌とした世界においては、真・善・忍が人々の心身の健康を保ち、平静をもたらすのに役立ちます」と語った。
中共は、過去25年間にわたり法輪功を残酷に迫害し、無数の家庭が崩壊し、家族が引き裂かれる悲劇を引き起こしている。海外にいる学習者は、故郷に戻り家族と再会することができないと聞いた彼女は、「いつの日か、法輪功学習者は中国に帰ることができます!」と言った。