【明慧日本2023年9月16日】8月7日~12日までの6日間、韓国第2の都市・釜山で「真善忍国際美術展」(以下、美術展)が開催された。 期間中、強烈な台風が韓国に上陸したにもかかわらず、多くの鑑賞者が訪れた。 学生、教師、父兄、市民は、法輪大法修煉者の実情を知っただけではなく、中国共産党(以下、中共)による法輪功迫害の残酷さも知った。
釜山市芸術会館で行われた美術展 |
絵画を鑑賞する人々 |
絵画についての説明に耳を傾けるYMCA(キリスト教青年会)の子供たち |
この度の美術展は釜山市北区にある文化芸術会館1階の展示ホールで開催された。 この展示場は屋内スケートリンクの隣にあり、1階には劇場があり、洛東文化会館と同じ建物内にあるため、会場に来た多くの人が美術展を鑑賞することができた。
美術展は韓国の夏休みと重なり、様々な団体や幅広い年齢層が鑑賞に訪れた。 夏休みにスケートをしに来た子供や大人、スケートクラブのメンバー、幼稚園児、塾生、YMCA(キリスト教青年会)などの団体、週末に劇場に子供向けの演劇を見に来た子供とその親たち、洛東文化会館が運営する文化教室や文化講座に参加した小学生、青少年、大人など、幅広い年齢層の人々が美術展を通して法輪功迫害の真実を知ることができた。
特に、美術展の最終日8月12日(土)には、1階の劇場で児童劇「ピノキオ」が3回上演され、観劇に訪れた数百人の子供たちやその親たちが、上演前や終演後にも列をなして美術展を鑑賞し、会場は人だかりで埋め尽くされるという前代未聞の美術展となった。
絵画展の鑑賞に訪れた学生団体
絵画『悲喜の涙』の前にいる幼稚園児たちに、法輪功学習者が「善い行いをした人は天国に行き、悪い行いをした人は地獄に落ちます。皆さんは真・善・忍を遵守し、嘘をつかず、善良な子供になってほしい」と説明した。 子供たちは皆、子供らしい優しい声で「真・善・忍に従って、善良な子供になります」と言った。 子どもたちが帰ると、引率の先生が何度もお礼を言った。
美術展の作品についての説明に耳を傾ける子供たち |
塾に通う生徒たちも、団体でこの美術展を鑑賞しに来て、案内者が「ここに展示されている作品の作者は、すべて『真(誠実)・善(善良)・忍(困難に直面しても忍耐強く我慢すること)』を修煉しており、正直な人間を目指しています」と説明した。
塾生たちが美術展を鑑賞し終わった後、引率の教師が、案内してくれた法輪功学習者(以下、学習者)に感謝した。 子どもたちも一斉に感謝の気持ちを伝え、拍手を送った。 「法輪大法は素晴らしい、真善忍は素晴らしい」と印刷されたしおりと蓮の花のお守りをプレゼントされた子どもたちは、満面の笑みを浮かべていた。
美術展には、多くの子どもたちがコメントノートに、以下のような感想を書いた。 「これからは善良になって生活をし、弟に対して怒らないようにします」、「自分も人間として真・善・忍に従って行動します」、「これからはもっと善良に生きるべきです」、 「誠実で寛容な心で人と接します」、「自分を守るために、善良な人々を迫害する、これはあまりにも邪悪な行為です」
美術展を鑑賞した市民が煉功を学ぶ
美術展を鑑賞した後、集合写真を撮る韓日ライオンズクラブのメンバー |
この度開催された美術展には、世界初の女性だけのクラブである韓日ライオンズクラブの会長と会員が鑑賞に訪れた。彼女たちは「法輪功のことは聞いたことがあるが、(法輪功学習者からの)生体臓器収奪のような恐ろしいことが今、中国で起きているとは知りませんでした」と語った。
同クラブの会長は「中共が法輪功を迫害している事実をもっと多くの人に知ってもらうために、この絵画展がもっと多くの場所で開催されることを望みます」と語った。 後日、クラブのメンバーの1人は煉功場を訪れ、煉功を学びたいと言った。
感想を書き残した市民 法輪功を支持
しおりと蓮の花のお守りのプレゼントは、人々に喜ばれた |
美術展を鑑賞した後、多くの人が深く感動し、コメントノートに学習者への思いや支持の言葉を書き残した。
鑑賞者の徐英浩さんは、コメントノートに「20数年前、私は偶然にメディアを通じて中共政府による法輪功弾圧を知りました。 今日は、絵画展の鑑賞を通して、法輪功について、さらに詳しく知ることができ、有意義な一日となりました。今後、法輪功の修煉を通じて多くの人が心身ともに健康になることを願っています」と書き残した。
鑑賞に訪れた親子の娘さんが、とても感動したメッセージを書き残した。「生き生きとした絵画展を通して、中共の野蛮な行為を実感しました。 迫害で死亡した人たちはもうこの世にはいないけれど、しかし共産党が犯した過ちについて、共産党は彼らに明確に謝罪すべきです。 私はこれらの迫害に関心を持っていなかったので、よく知らなかったのですが、今日、美術展の鑑賞を通して詳しく知ることができ、とても感動しました。これからの人生においても、私達は正しく生きていけるように努力するべきだと思いす。 多くの人に見てもらい、もっと、知っていただけるように願っています」