アイルランド人大法弟子の街頭で真相を伝える体験(2)
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文/アイルランドの大法弟子 

 【明慧日本2023年9月19日】(前文に続く)

 真相を語る過程で出会った人々

 街で人々に会うと、彼らとの出会いは100万年前に師父によって按排されたものかもしれない、私は長い間会っていない友人に会っている、もし彼らが私より先に法を得たのなら、今日、私が彼らを待つのでなく、彼らは街で私を待ってビラを渡してくるに違いないと思います。

 街頭に立つ時は、慈悲心を保つようにといつも心掛けています。「もういやだ、長い一日だった、疲れた」という印象を通行人に与えたくありません。アイルランド人はたいていフレンドリーで、おしゃべり好きでオープンで、時間が許せば、彼らと短い自己紹介のような会話をしたいです。どこから来たのか、お名前は? そして、私はできる限りすべての質問に答えたいです。法輪功を紹介するチラシを渡し、ネットから『轉法輪』を無料でダウンロードできることを伝えます。この本は永遠なる神からの素晴らしいメッセージであり、今世界で起きているすべての災難を乗り越えるように導いてくれるので、ぜひ一読くださいと彼らに勧めます。慌ただしく行き交う人々に真相を伝え、チラシを手渡す時間はほんの数秒しかありませんが、いつも彼らに『轉法輪』を勧めたいです。

 臓器狩りの話を聞くと、人々は受け入れがたいのです。なぜ世の中にこんな邪悪なことが存在しているのか、なぜこの邪悪を非難しないのかと言ってくれます。

 特にコロナ流行以来、何気ない日常生活は当たり前ではなくなったと皆は気づきました。今、人々は大法をもっと知りたくて、臓器狩りと臓器売買を終わらせるための署名活動にも協力しています。

 人々は私たちに感謝し、素晴らしい仕事をしている、続けてください、私たちのことを尊敬していると言ってくれます。この先1000年も彼らに会えないかもしれないので、私は彼らが帰る前に『轉法輪』のリンクを彼らに送りました。

 署名に何の意味があるのか、政府は私たちの意見に耳を貸さないでしょうという声もありますが、あなたは地球上のどんな存在にも負けない力を持っている、重要な時に邪悪な専制政権に立ち向かった。たとえ誰もあなたがやったことを知らなくても、神は知っている。ペンは剣よりも強い、それはあなたの心からの力だから、と私はそう答えています。

 政府高官、市議会議員、警察に真相を伝える

 私たちは真相を伝える時には礼儀を正しくし、長年にわたって政府、市、警察、国民と良好な関係を築いているので、彼らは私たちの邪魔をすることはありません。ある県議会は全会一致で法輪功に関する決議案を採決した時、私は各議員に個別に感謝の手紙を書きました。ある議員からお礼の手紙をもらって、「何をやっても、誰もお礼を言いに来てくれなかった、あなた以外に」と言いました。

 こうして私は、要人と接する際の重要なことを学びました。礼儀正しくすること、丁寧にお願いすること、諦めないこと、不機嫌にならないこと、自分の意見を曲げて相手に媚び諂わないこと。そうすると100パーセント効果があります。要人たちは人身売買と臓器狩りを止めたくないわけでも、中国共産党と対決したくないわけでもなく、これらのことが彼らにとって非常に恐ろしい話題なので、私が初めてこの野蛮な行為を耳にした時と同じように怯えています。無関心ではありません。私たちは彼らを待って、思いやりを持たなければなりません。だから彼らの進展を褒めて、「私たちとともに立ち向かってくれてありがとう。今の暗い世の中では、それは決して小さな勇気ではない」と個別にお礼の返事をしました。修煉者として人々と付き合う中で、私は「正しきは彼 過ちは私 何を争ふものか」[1]を常に銘記しています。

 また、常人に助けを依頼する時は、その人は邪悪の攻撃の標的になる可能性があるため、正念で彼を守るべきということも学びました。ある県議会では、採決当日の朝、決議を提案した女性議員が心臓発作を起こしました。しかし、彼女は勇敢にも病院から戻ってきて投票し、決議案は全会一致で可決されました。もう一つの例は、ある日私は法輪功に関するある動議を提案した議員に電話して、投票の状況を尋ねようとしました。何度かけても応答がなかったため議会に電話したら、彼が亡くなったことを知らされました。その後、動議は全会一致で採決されたそうです。

 ある夜、私は自宅前の庭に立って星が輝く夜空を眺め、「なんて素晴らしいのだろう!」と思いました。ふと、私は星を見上げているのではなく、星を見下ろしていることに気づきました。そして、私たちが星から来たのでなく、星は私たちから由来していることにも気づきました。

 注:
 [1] 李洪志師父の詩:『洪吟三』「誰が是 誰が非」

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/10/14/449918.html)
 
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