福建省の学習者、荘東傑さんに不法懲役8年6カ月の実刑判決
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 【明慧日本2023年10月20日】福建泉州地区の荘東傑さんなど複数の法輪功学習者(以下、学習者)は、2022年6月に不当に連行され、家宅捜索を受け、洗脳施設に拘禁されるなどの迫害を受けた。報道によれば、その中で、荘さんは「重要な人物」と見なされ、不当に8年6カ月の刑に処された。荘さんの姉である荘玉蓉さんも3年6カ月の刑に、荘さんの義兄も不当に6カ月の刑に処された。

 2022年6月18日の夜から19日の早朝にかけて、福建省の福州市、厦門市、龍岩市、泉州市、南平市などで、20人以上の学習者たちが中共の国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関。以下、国保)の警官によって拘束され、不当に家宅捜索を受けた。18日の夜、泉州市惠安県に住む荘東傑さん、荘玉蓉さん、鄭錦清さん、林培生さんたちは自宅で法を学び修煉していたところ、一団の私服警官らが急にドアをこじ開けて室内に侵入し、学習者たちを拘束した。荘さんの妹は学習者でもないのに拘束された。その後警官は、順次、拘束した学習者の家を家宅捜索し、法輪大法の書籍、携帯電話、パソコン、プリンターなどの個人の所有物を押収した。

 荘さんは中共の邪悪な党員らによって「重要な人物」として不法に拘束され、その拘束文書に妹(学習者ではない)が署名させられた。荘玉蓉さん(57歳、幼稚園の教師)と彭漢玉さんも不当に拘束され、德化市留置場に移送された。

 荘東傑さん、荘玉蓉さんたちの不当な判決の詳細は確認中。

 明慧ネットの情報によれば、2021年から2022年にかけて、福建省の法輪功学習者たちは政法委員会、610(秘密警察組織)、公安局国保警察によって迫害を受け、少なくとも10人が不当な判決と迫害を受け、58人が拘束され迫害を受けた。その中で、2021年には少なくとも4人が不法な判決と迫害を受け、15人(11人は既に帰宅)が拘束され迫害を受けた。2022年には6人(1人は他の地域にいる)が不法な判決と迫害を受け、43人(24人は既に帰宅)が拘束され迫害を受けたという。

 
翻訳原文(中国語):https://www.minghui.org/mh/articles/2023/10/16/467167.html
 
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