鶏東県人事社会保障局による任守志さんへの迫害
■ 印刷版
 

 【明慧日本2023年10月26日】(黒龍江省=明慧記者)黒龍江省鶏東県の法輪功学習者・任守志さん(83)は、2019年5月1日に2年間の不当な拘禁を終えたが、その半年後、鶏東県人事社会保障局から退職年金の支給を停止された。任さんは2020年から停止された退職年金の返還を求め始めた。しかし、鶏東県人事社会保障局は2021年9月、任さんが合法的に受け取った年金13万7,000元以上を払い戻すよう要求し、2023年2月に裁判に持ち込んだ。任さんは2023年3月に人事社会保障局に対して反訴を起こした。

 任さんはもともと鶏東県農民中等職業学校 (現名:鶏東県成人職業学校) の通信部の主任で、上級講師であった。1999年7月に中国共産党(以下、中共)が法輪功への迫害を開始して以来、任さんは「真・善・忍」の信念を貫いたとして、何度も中共当局から迫害を受け、2回強制労働を強いられ計4年間不当に拘禁された。2017年にはさらに懲役2年の実刑判決を宣告され、刑務所で拷問や精神的迫害を受けた。

 2019年5月、任さんは2年間の不当な拘禁を終えて呼蘭刑務所から解放され、帰宅した。しかし2019年12月、鶏東県人事社会保障局は任さんの退職年金の支給を停止し、現在に至るまで、すでに3年10カ月分停止した。任さんは2020年から停止された退職年金の返還を求め、関連部門を駆け回った。

 2021年4月、鶏東県政府は合同会議を開き、規律検査監督委員会、県党委員会組織部、人事社会保障局、財務局、教育局、民政局、司法局が参加した。会議は、判決を受けた退職者に対して判決日から年金を取り消し、県の最低生活保障基準に基づき、任さんに月額604元の生活手当を与えることを決定した。

 2021年9月、鶏東県人事社会保障局は「任守志さんが違法に受け取った退職年金の処理決定」を通知した。任さんに対し(2018年3月~2019年12月)不当に拘禁された期間中の年金13万7千313.44元を払い戻すよう要求した。返還は10日以内に制限されていた。

 2023年2月10日、鶏東県人事社会保障局は県裁判所に民事訴訟を起こし、任さんと息子を裁判に持ち込んだ。裁判官は、「任さんの妻の退職年金から差し引き、毎月返還すること」と判決を下した。

 そこで任さんは2023年6月10日、鶏東県裁判所に訴状を提出し、黒龍江省鶏東県人事社会保障局の民事告訴を取り下げることと、3年間停止された退職金を全額回復することを訴えた。しかし、鶏東県裁判所は立案せず、その代わり、任さんの妻・李金慧さんの退職年金を2023年8月から凍結した。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/10/22/467369.html)
 
関連文章