台北の学習者 元旦に慈悲なる師父に感謝
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 【明慧日本2024年1月7日】台湾台北の法輪功学習者(以下、学習者)は1月1日、中正記念堂の自由広場で集団煉功を行い、李洪志師父に新年のご挨拶を申し上げた。

 当日、台北では国旗が掲揚された。自由広場を散策する市民は、集団煉功する学習者を写真やビデオで撮影した。煉功後、学習者は合掌して唱和した。「明けまして、おめでとうございます。法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」

图1~3:二零二四年一月一日元旦,台北部份法轮功学员在自由广场举行集体炼功。

集団煉功する学習者

李洪志師父に新年のご挨拶

图4:台北法轮功学员二零二四年元旦向李洪志师父贺年。

李洪志師父に新年のご挨拶

 学習者の世話人である林玉美さんは、ベテラン学習者が明慧ネットに掲載した文章等で、かつて師父が中正記念堂においでになり「将来、大勢の学習者がここで煉功します」と仰ったと知り、「中正記念堂での煉功を勧めることには、とても意義があります。新年を迎え、師父に最大限の敬意を表します」と述べた。

 開かれた智慧

 林カイ馨さん(48)は、投資会社に秘書として勤務している。20年以上前に母親から書籍『轉法輪』を受け取ったが、なかなか手に取らなかった。しかし2003年、台湾の街で学習者が中国共産党(以下、中共)による迫害を止めるために労を惜しまず、国際的な関心を呼びかけている姿に心を打たれた。帰宅した林さんは法輪功のビデオを観て、学習すると決意した。

图5:恺馨向师父拜年,表达内心的感谢与敬意。

林カイ馨さん

 修煉を始めた林さんは、日本の学校の研究所に戻り勉強し続けた。学業は、とても容易になった。「もはや、かつてのように勉強が難しいことはなくなったように思いました。成績も良くて、同級生や教師には好印象でした。師父が私の智慧を開いてくださったのだと思います」

 また、真・善・忍の基準に従って人間関係や仕事に向き合った。ある時、同級生が「なぜ(他の生徒のプレゼンテーションに)適切な助言ができるのか」と尋ねたので「皆さんが、自分の研究を理解してほしいと願っているからです。私は、良い結果が出るように、皆さんのプレゼンテーションを心を込めて聞いて、どこを改善すればいいかを考えています」と答えた。同級生は驚いた。林さんが純粋に人のために善意を持っているとは想像していなかったからだ。

 台湾に戻った林さんは結婚し、家庭ができた。夫を助け、子供の教育が忙しくなったので、学習を怠ることがあった。林さんは、当時をこう振り返る。「とても苦しい時期でした。どうしてもうまくいかないと感じました。後に学習者と交流して、無条件で内省することが真の修煉であると知りました」

 夫婦間の対立や疑念を乗り越えた林さんは、2024年の元旦を迎え、こう語っている。「以前のように感情にとらわれていれば、私はずっと低調のままだったでしょう。しかし、師父は何度も私に機会を与えてくださり、希望を与えてくださいました。私は着実に修煉し、伝統と善の大道を守り抜くと心に決めています」

 法輪功を学んで心身が変化

 張東旭さん(43)は新唐人テレビの記者で、20年以上にわたって法輪功を学習している。最初に法輪功に触れたのは、台湾大学法学部の3年生の時だった。

图6:东旭在炼第二套<span class='voca' kid='86'><span class='voca' kid='86'>功法</span></span>“法轮桩法”

張東旭さん

 2000年3月の大学のサツキ祭りで、東旭さんは法輪功のブースで中共による迫害の情報を目にした。学習者は平和で素直であり、テレビで報道されていた弾圧のニュースとは全く異なっていたという。「好奇心のまま、『轉法輪』を借りて自宅で読みました。もしこの本に真実が書かれているなら、それは私の再生の機会だろうと感じました」と振り返る。

 法輪功の学習を始めると、東旭さんは外見も内面も大きく変化した。「それまでは、強迫症を抱えていました。例えば、手を何度も洗い直さないと気がすまなかったのです。しかし法輪功を学習すると、かなり軽減しました。またある時は学校の試験前、同級生が私にドラッグをやっていないか真剣に尋ねてきたこともありました。私の顔色が、あまりにも青白かったからです。しかし法輪功のおかげで、同級生は、私の頬が小さなリンゴのように見えると言いました。顔色が良くなったのです」

 卒業後、東旭さんはまず法律事務所で働いた。仕事に真剣に取り組み、よく顧客の立場に立って考えた。「顧客とコミュニケーションを取り、誤解があればまず互いに理解し合うべきです。必ずしも提訴する必要はありません。やがて、多くの顧客が私を信頼してくれるようになりました。私が本当に顧客のために心を込めていると感じてくれたのです」

 子供の頃の東旭さんは、なぜ自分はこの世に来たのだろうとよく考えていた。不安も感じていたという。「法輪功を学ぶまで、人がこの世に来る理由を理解できませんでした。今、私はとても安らかです」

 「20年以上、法輪功の学習を続けてきました。危険や困難に直面すると、師父は、様々な方法で助けてくださいます。私が今していることや方向が正しいかどうか、示唆してくださいます。宇宙には多くの生命が存在しますが、師父は細やかにすべての生命を見守ってくださっています。私は言葉では言い表せないほど師父に感謝しています。私も自分をしっかりと修め、心を込めてすべての生命を大切にします」

 家族が自分の変化に気づいた

 陳冠廷さんは、20代のカメラマンである。この日、5式の功法の後にこう語った。「イベントの情報を見て、ここにやって来ました。元旦から修煉する環境は、なかなか得難いものです。新年を迎えた早朝に皆さんと共に修煉できるこの機会に、師父に感謝を申し上げます。師父に幸せな新年を願います」

图7:冠廷在炼第三套功法“贯通两极法”

陳冠廷さん

 陳さんは、幼い頃から両親について法輪功を学習していたが、自分から主体的に学んで修煉する意欲まではなかった。大学に入学後、若い学習者が主催する法輪功のキャンプに参加したところ、そこで出会った年下の学習者の姿勢に感心したという。

 キャンプから戻ると、陳さんは近隣で法輪功を学習する場所を探し始めた。本格的に学習することとしたのだ。「私も変わりたいと思いました。もっと向上したい、彼らと同じように精進したい。それが人生の転換点でした」

 陳さんは、子供の頃は真剣に学習しておらず、性格は荒削りで、親と頻繁に対立していた。家庭の雰囲気も悪かったという。しかし真剣に法輪功の学習を始めると、徐々に「内省」を学び、自分の不足に気づき始めた。

 ある日、テレビ番組でインタビューを受けた日本人が台湾人に対して礼儀正しく、「ありがとう」と丁寧に言っているのを見た。そして自分は他人に感謝の気持ちを積極的に表現することが少ないと思った。「どう感謝したらいいのか分からないし、面子を重んじて自分から謝意を表すことが下手だった」

 自分の不足に気づいた陳さんは、変わり始めた。「日常生活の些細なことでも、例えば父が私に食器を渡してくれると、私はすぐにありがとうと言いました。父母も私の変化に気づき、以前とは違うと感じていました」。もはや陳さんの家では喧嘩がなくなり、家庭の雰囲気も暖かく和やかになった。

 陳さんはまた、相由心生(心は顔に表れるの意味)という言葉を理解した。「私たち学習者は、内省して本当に変わらなければなりません。私たちが変わると、外側の環境も本当に変わります。すべては良い方向に変わっていくのです」

 何かに出会ったり、困難な状況に遭遇した時こそ、良い考えを抱き、すべてに前向きな態度で取り組むべきだと考えている。「前向きに取り組んでいれば、すべてはきっとうまくいくと信じています」

 中共は、1999年7月から法輪功への迫害を開始した。迫害は、今もなお続いている。陳さんは、こう語っている。「法輪功は、人に真・善・忍を教えています。無料で学習できます。ボランティアから丁寧に教えてもらえます。多くの人々が学ぶのには、理由があります。中国の人々には、中共の嘘を信じず、法輪功の真実をよく理解して、善悪をわきまえ、学習者を支持してほしいと願っています」

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/1/3/470577.html)
 
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