甘粛慶陽市の教師劉玉琴さん 不当に開廷される
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 【明慧日本2024年1月18日】甘粛省慶陽市慶城県の法輪功学習者・劉玉琴さん(63)は、2023年9月不当に連行され、家宅捜索をされ、罪に陥れられた。今年1月11日、劉さんは鎮原県裁判所によって不法に裁判を開かれた。弁護士は無罪弁護を主張し、劉さん自身も法廷で自分が無罪であると主張した。

 劉さんはもともと慶城県の陇東中学で一級の教師だったが、真・善・忍を信仰したとして、2009年に不当に懲役3年の判決を受け、2010年に学校から理不尽に解雇された。2009年から2012年まで、劉さんは甘粛省女子刑務所に拘禁され、身体と心に極度の苦痛を受け、やせ衰え、何度も生命の危機に直面した。

 1998年4月、劉玉琴さんはさまざまな病気を抱えていたため法輪功の修煉を始めた。以前は、心臓病、B型肝炎、脳神経衰弱、不眠症、片頭痛、胃炎などの多くの病気で苦しみ、精神的に不振であり、頻繁にさまざまな医療機関を受診し、非常に苦しい状態で、仕事を休むことがよくあった。法輪功を数カ月修煉した後、すべての病気が奇跡的に消え去った。法輪功の効果を確認するため、長慶石油病院でB型肝炎の検査を行い、結果はすべて陰性になっていた。

 1999年7月20日、中共が法輪功に対する迫害を開始し、劉さんの家族は度重なる嫌がらせに遭った。警官らは劉さんの家を何度も訪れ、不定期的に職場や自宅を訪ね、法輪功を修煉しないことを約束する文書を書かせ、さまざまなサインを強制し、法輪功の音楽や書籍を押収した。その後、劉さんの日常生活を脅かされた。

 2009年4月15日午後4時頃、劉さんは職場で仕事中に、現地の警官らに騙されて連行され、家宅捜索をされ、慶城県公安局の3階のオフィスに連れて行かれ、手錠を夜通しかけられ長い椅子に縛り付けられて自白を強要された。環県留置場と慶城県留置場で、劉さんは警官および受刑者らによってさまざまな拷問と侮辱を受けた。劉さんは不当に3年の刑を宣告され、2010年5月18日に甘粛省女子刑務所に連行され、解放時には痩せ細りほとんど骨と皮になり、髪は白く、人間らしい姿ではない状態であった。

 2023年9月19日、劉さんは高楼郷で法輪功迫害の実態が書かれた資料を配布していた最中に誰かに通報され、合水県公安機関によって連行され、その晩に不法に家宅捜索を受けた。奪われた私物には「明慧周刊」や他の真相資料100部以上、大法の本2冊、プレーヤー1台、タブレット1台、携帯電話3台などが含まれている。その後、劉さんは寧県留置場に拘禁された。

 今年1月11日、鎮原県裁判所の人員は寧県に行って劉さんに対して不当に裁判を開いた。劉さんの家族が雇った弁護士は無罪を主張した。弁護士は「劉さんが配布した8つの資料は数量的に犯罪にはならず、家庭内の資料は個人的に持っているものであり、犯罪にはならない」と述べた。劉さんも法廷で自らの無罪を堂々と主張した。

 現在、慶陽市で法輪功学習者に対する迫害事件は全て鎮原県裁判所によって統括されている。情報を知っている地元の方々に、関連機関や関係者の情報を積極的に収集し、適時にオンラインで公開するよう期待する。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/1/15/470986.html)
 
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