武漢市の秦秀娟さんに、真善忍のポスターを貼ったとして有罪判決
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 【明慧日本2024年4月20日】湖北省武漢市洪山区の法輪功学習者・秦秀娟さんは「法輪大法は素晴らしい、真善忍は素晴らしい」というポスターを貼ったことを理由に、2023年2月3日に武漢市鉄道管理局三金潭派出所の警官によって自宅から連行され、不当に武漢市第一留置場に拘禁された。今年4月初旬、秦さんは武漢市漢陽区裁判所によって不当に懲役3年4カ月を宣告され、さらに4000元(約8万円)の罰金が科された。秦さんは既に控訴している。

 秦さんは今年69歳で、元河北省唐山市の染色工場で働いていたが、現在は退職している。秦さんは1996年に法輪功を学び始め、真善忍の原理に従って善良な人間として行動し、身心ともに恩恵を受けた。修煉を始める前は心臓や胃腸の不調、椎間板ヘルニアに悩まされ、薬に頼って生活していた。しかし、法輪功を学び始めてから病気が消え、健康になり、薬を服用する必要がなくなった。秦さんは法輪大法に対して深い感謝の気持ちを抱いている。

 秦さんの息子や嫁は武漢ではなく、外地で働いており、週末にしか武漢の家に戻れないため、秦さんは河北省唐山から孫の世話のために武漢に来ていた。

 2023年2月3日の午後、武漢市鉄道管理局三金潭派出所の5、6人の警官が、秦さんの息子の家に押しかけ、秦さんを連行し、家宅捜索を行った。連行の理由は「2023年1月30日に漢口地下鉄駅で「法輪大法は素晴らしい」というポスターを貼ったという通報があった」との理由である。当時、警官らは逮捕状を提示せずに秦さんを連行し、2日後に家族に不当な逮捕状を送った。秦さんが連行された後、5歳の孫娘は家に置き去りにされた。

 秦さんは武漢市第一留置場に拘束されて拷問され、その後、三金潭派出所の警官によって武漢市漢陽区検察院に陥れられ、後に検察庁によって裁判所に起訴された。

 今年1月29日、秦さんは武漢市漢陽裁判所に出廷し、家族が雇った弁護士が秦さんの無実を訴えた。しかし、裁判では判決が出されず、家族に判決通知を待つように言われ、弁護士は秦さんの保釈を求めたが、裁判官は留置場に委ねた。

 以前、秦さんは信念を貫くことで、中国共産党(中共)の迫害を何度も受けており、過去には不当に3年6カ月の刑に服していた。以下は、秦さんが中共の迫害を受けた一部の経歴である。

 1999年7.20、中共は法輪功迫害を開始した。同年7月22日、秦さんは北京へ行き、法輪功の権利を主張した。唐山市の610機関の指示により、唐山市印染工場は秦さんを不法に15日間拘束した。

 2000年の春節期間中、秦さんは唐山市洗脳班に20日間拘束され、迫害された。2001年には、秦さんは再び唐山の洗脳班に2カ月間拘禁された。

 2000年~2003年までの間、休日の度に、唐山市の610弁公室は唐山市印染工場に指示し、秦さんの自由を制限し、時には秦さんを家に閉じ込め、時には秦さんを工場に監禁した。工場の副所長・李玉顺は、何度も人を連れてきて秦さんの家に嫌がらせをした。

 2012年2月、秦さんは武漢で息子の子供を見ている間に、唐山市の610弁公室の指示により、武漢市公安局の青山支局武東派出所の警官によって連行された。2012年12月12日、秦さんは武漢市青山区裁判所により不当に3年6カ月の実刑判決を受け、後に武漢市女子刑務所に収監され、迫害された。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/4/8/475009.html)
 
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