【明慧日本2024年4月28日】中国問題に関する米連邦議会・行政府委員会(Congressional-Executive Commission on China 略称: CECC)は4月25日に声明を発表し、法輪功学習者による(1999年)4月25日の平和陳情25周年を記念し、中国共産党が25年間続けてきた法輪功への迫害を終結するよう要求した。
声明「中国共産党は四半世紀に及ぶ法輪功への迫害を停止せよ」
CECCの主席、共和党下院議員クリス・スミス氏(左)、共同主席、民主党上院議員ジェフ・マークリー氏(右) |
CECCの声明文 |
中国問題に関する米連邦議会・行政府委員会(CECC)の主席クリス・スミス米下院議員(ニュージャージー州)と共同主席のジェフ・マークリー米上院議員(オレゴン州)は声明で、「25年前の今日、法輪功学習者は北京に平和的に集まり、信仰を実践する自由を求めた。しかし、中国共産党は彼らに対して拘禁、拷問、嫌がらせを繰り広げてきた。中国共産党は四半世紀にわたる法輪功への迫害を終結させなければならない」と述べた。
法輪功の映画は説得力があり、広げる価値がある
2024年4月23日正午、米国ワシントンDCの法輪功学習者は、下院のレイバーンオフィスビルで映画を上映し、中国共産党による法輪功迫害の真相を知るために、議会スタッフと主流ワシントン市民が集まった。映画を観た後、中国共産党の法輪功迫害の残酷さに衝撃を受けたという。
下院のレイバーンオフィスビルで法輪功学習者が中国で受けた迫害についての映画を放送 |
CECCのピエロ・トッツィ人事部長は、「この映画は、中国共産党による法輪功の最初の迫害を概ね正確に描いており、説得力があり、中国で何が起きているのかを理解してもらうために、もっと広く普及させる価値がある」と述べた。
CECCのピエロ・トッツィ人事部長は映画は中共が法輪功迫害の真相を伝わると評価 |
この映画を観たアンジェリーク・ブラウン教師は、「この映画は、今日起きていることを反映しています。 中国の人々(中共に迫害されている法輪功学習者)のために、もっともっと力を尽くしたいという気持ちにさせられます」と感想を述べた。
25年前の4月25日、北京で1万人以上の法輪功学習者が平和的に陳情している映画のシーンを見たブラウンさんは、「(法輪功学習者の)平和的な陳情こそが、中共政権の悪を暴いていると思います。特に映画の中で、あの若い女性が拷問され、迫害されているのを見ると、なぜ身柄を拘束するのか? なぜ拷問するのか? と考えさせます」。
ドゥタディティ・マドホックさんは、新興企業で業務アシスタントとして働いている。彼女は、この映画を見る機会を与えてくれた法輪功学習者に感謝した。「この映画はこの問題に光を当て、事件について深く洞察しており、実に有意義です。中国共産党による迫害は不愉快です」と語った。