師父のお言葉をいい加減に聞いてならない
■ 印刷版
 

文/中国の大法弟子 厳粛

 【明慧日本2024年5月1日】私は1998年に法輪功の修煉をはじめ、26年間修煉しました。去年のある時期、私の修煉状態は良かったり悪かったりしました。しっかり修めたい願望はありましたが、なかなか精進することができませんでした。特に仕事が原因で、法を学ぶ時間もなく、法を学ぶときはいつも眠くなり、なかなか突破できませんでした。仕事を辞めようかと思いました。師父は次のように説かれました。「私が皆さんに常人社会で生活できるように残した人間の部分は修煉に影響せず」(『各地での説法十五』「二〇一九年ニューヨーク法会での説法」)。師父が説かれたのは法です。では、なぜ「仕事」が私の修煉に影響を与えるのでしょうか? どこに問題があるのか分からず、私は非常に困惑していました。

 連続して発表された師父の 『険悪を遠ざけよう』、『大法修煉は厳粛である』の2篇の経文を読み、同修たちの心得交流を読み返したところ、突然、自分に本当に問題があることに気づきました。私は師父の要求に100%従うことができていなかったこと、修煉をいい加減にし、常に自分で自分の修煉の道を決めようとして、師父が私に按排された道は最高で、最も私に適していると信じず、常に自分のものを加えていました。

 たとえば、私は親戚の工場で働いています。以前工場では仕事が少なく、また携帯電話を見ることに夢中になっていたので、常に遅く出勤し早く退勤し、仕事も不真面目にやっていましたが、給料はそれなりにもらっていました。ここ2年間、本当に修煉を始めてから、再び工場で働くとき、毎日勤務時間中に多くの仕事をするようになりました。しかし、今では一生懸命働いても、稼ぐお金はあまり多くなく、それに疲れ果てています。法を学ぶ時間もなくなり、お昼12時と夜6時に正念を発する時間もよく逃してしまい、とても悩んでいました。また、親戚が自分をこんなに大変な仕事をさせることに対して怒りを感じていました。親戚には感謝の気持ちがないと思っていました。

 師父の経文を学んだ後、私は突然自分に本当に問題があることに気づきました。これは私自身の業力によるものでした。また師父は以前から大法弟子の仕事に対する態度について説かれていました。「早く出勤し遅く退勤するようになり、コツコツと働き、上司から与えられた仕事は何でも文句無しに受け入れ、利益をめぐって争うこともなくなりました」(『轉法輪』)。私は師父のお言葉をいい加減に聞き、また師父が説かれた次の説法を忘れていました。「実は皆さんは口で師父が欲することをやり遂げると言っていますが、具体的な場面になると、無意識的にその通りに行動しなくなります」(『各地講法十』「更なる精進を」)

 なぜこの問題を自分がいい加減に聞いているのかを探してみると、私にはずっと一つの観念がありました。それは仕事の時間が長すぎると疲れ、自分の修煉に影響を与えるということでした。そして、自分勝手に出勤時刻を1時間遅らせていながら、親戚には人間味がないと怒りを感じていました。実際、それは親戚が厳しいのではなく、私が観念を変える必要がありました。私は借りを返さなければならないことに気づきました。以前勤務する時、しっかり働かず親戚に借りを作ったので、今それを返さなければなりません。それを返すことができたら、立ち去ることができます。

 私はすぐに観念を変え、怒りの心を持たず、間違いを正すことにし、出勤時刻前に出社するようにしました。私が変わると、周りの環境もすぐに変わりました。お昼12時と夜6時に正念を発する時間ができましたし、法を学ぶ時、眠くなくなりました。私が自分の歪んだ心を是正すると、すべてが良くなりました。

 師父に感謝致します!
 同修のみなさんに感謝致します!

 (編集担当者:文謙)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/4/18/474721.html)
 
関連文章