文/中国の大法小弟子
【明慧日本2024年5月19日】私は、17歳の若い大法弟子です。パンデミックの影響で、高校生の頃からオンライン授業を受けていました。宿題についてクラスメートや先生とコミュニケーションを取る必要があるので、私がiPadを使ってQQ(中国の騰訊社が提供しているインスタントメッセンジャー「IM」の名称)にログインすることについて、母は同意していました。元々、小学校卒業時にQQをアンインストールしていたのですが、しかし結果的にQQのショート動画に夢中になりました。
退屈な勉強に比べて、誘惑に満ちたショート動画は、しばしば私を幸せな気分にしてくれました。しかしたとえ選んで見たとしても、心の奥底では、こうした動画には色欲と欲望が詰まっていて、良くないものがたくさんあると分かっていました。修煉者として見るべきではないし、ましてや夢中になってはいけません。でも一度見てしまうと、自分を抑えることができません。あっという間に1時間、2時間と時間が過ぎてしまいます。見終わった後も内容が頭に残り、長い間忘れることができません。
しばらくの間、ショート動画を見て楽しい気持ちになるものの、見終わった後は後悔するという悪循環に陥っていました。学法や煉功、そして勉強の時間がなくなり、成績も下がりました。
師父は、ショート動画に依存しないよう、私に啓示を与えてくださいました。例えば、週末に動画を見ると、顔にニキビができますが、その後見ないと治ります。別の例として、あるとき私はiPadのパスワードがどうしても思い出せませんでした。私は現状を変えたくて、週末はショート動画を見ないよう、自分を抑制しました。確かに、動画を見ない週末はとても落ち着き、自制心が強くなったように感じました。
しかし、動画を見たいという欲求と執着が常に私を邪魔し、内心では動画を見たいと、今でも恋しく思っています。ショート動画にハマっているような気がして、とても困っています。どうすればやめられるでしょうか ?
ある日、『轉法輪』を勉強していると、師父は第七講で煙草をやめることについて、次のように説かれていました。「それは正しい考えに導かれていないために、簡単にはやめられません。一人の修煉者として、あなたは今日から、それを執着心として捨ててみてください。やめられるかどうかを試してみてください」。私も喫煙中毒の人たちと同じではないでしょうか? ショート動画にハマっているのです。 師父に言われた通り、執着心として取り除くべきだと思いました。
また師父は、『轉法輪』でこう説かれました。「ほかにまだ嫉妬心、闘争心、歓喜心、顕示心などさまざまな心があります。人間の心はたくさんあり、あらゆる心、あらゆる欲望を全部捨ててはじめて圓満成就に到達できるのです」
そう、人間には捨てなければならない執着がたくさんあるのです。ショート動画を見ることへの執着を早く捨てて、早く精進し、修煉します。
私が悪循環に陥り、ショート動画を見るという考えから抜け出せないのは、この問題を真剣に受け止めていなかったからだと気づきました。そこで正念を発するたびに、動画を見るという悪い念を取り除きました。そして普段はできるだけiPadを自分から遠ざけるか、なるべく触らないようにし、たまに置いている場所を避けるため、遠回りして移動することもあります。
今では、自分自身に厳しく要求し、抑制することができます。できるだけiPadを動かさないようにすることで気分のもつれがなくなり、リラックスして楽しくなり、勉強への意欲も高まりました。
師父に感謝します!