山東省平度市の姜彩鳳さんに、不当に懲役1年半の判決
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 【明慧日本2024年5月20日】山東省青島市の管轄下にある平度市の法輪功学習者(以下、学習者)・姜彩鳳さんは2023年11月4日、平度市公安局麻蘭派出所の警察官に不当に連行され、青島市第二留置所に拘禁された。2024年4月下旬、姜彩鳳さんは平度市裁判所から不当に懲役1年半、罰金5.000元の判決を言い渡されたという情報を得た。

 姜彩鳳さん(60歳女性)は現在、平度市鳳台事務所麻蘭鎮東楊家荘村に住んでいる。1998年に法輪大法を修煉し始め、真・善・忍の法理に基づき、いい人になることを目指し、心身ともに恩恵を受けた。修煉する前の姜さんは、強情で独善的で、たとえ間違っていても誰にも間違っているとは言わせなかった。しかし、修煉してからは、自分の欠点を改め、善をもって人に接し、控えめで穏やかで、家庭の中でも外でも良い人であった。彼女の夫は仕事に出ていて足が不自由だったので、家の農作業は基本的に彼女が1人でやっていた。

 2023年7月3日午後4時から5時まで、学習者の郝京明さん(元重慶市白市驛鎮の空軍気象台の責任者の1人で、正営副団級の少佐だった。過去に法輪功の真相を話したとして、中国共産党から不当に懲役七年の判決を受けた)は、姜さんの家に来て、友達と会う予定だった。しかし家に入るや否や、20人以上の警官が網戸を蹴り破って侵入してきた。警官は郝さんに手錠をかけ、次のように主張した。「3週間前から姜彩鳳の家の周りに潜伏して、郝京明を連行するため待っていた」と言った。姜さんと郝さんを含め、合計7、8人の法輪功学習者が不当に連行された。

 目撃者によると、当日午後、約20台の自家用車が東陽家壮村の東、西、北の三方向の道から姜さんの家を取り囲んだ。午後2時頃、一台の自家用車が姜さん宅の東側で目撃された。約3時間後、3台の車が家の東側の道路を塞いでいた。

 2022年11月末から、ある善良な人が、平度市の公安局の警官が郝さんを監視して追跡していることを知らせてくれていた。

 警察は姜さんの近所の監視カメラ4台の映像を回収し、姜彩鳳さんの夫は何時何分に家を出て、その時すでに3人の法輪功学習者が彼女の家に行ったとスマホを見ながら得意げに話した。警察が家宅捜索している時、背の高くて細身の警官が姜さんに怒鳴った。麻蘭派出所の警官は押収した法輪功の書籍と法輪功が紹介された冊子を数えながら、姜さんに「この冊子はどこで手に入れたのか」と聞いた。彼女は「私はいい人になります。永遠にいい人になることを目指します。そうすれば心が晴れやかになります」と答えた。

 さらに彼女の夫は、連行に関わった警察官はどこから来たのかと尋ねた。 その警官は、市の局からと言ったり、平度市からと言ったり、またあるときは市内から来たと言った。離れる前に、警察は警察証明書を取り出し「我々は証明書を持っている」と言った。その日の午後、姜さんは平度刑偵大隊まで不当に連行され、その後、麻蘭派出所に移送された。

 2023年7月5日、姜彩鳳さんは青島第二留置場に、郝京明さんは平度留置場に不当に拘留された。7月14日、青島第二留置場で、弁護士は姜さんと会い、彼女は笑顔で精神状態も良さそうだった。しかし、彼女は自分の自宅で7、8人の法輪功学習者が警察に不当に連行されたことを聞くと、彼女は思わず声を詰まらせ、涙を流した。

 姜さんは青島第二留置場に不当に1カ月拘禁された後、2023年8月4日に釈放された。

 2023年11月4日、姜さんは平度市麻蘭鎮の市場へ急ぐ途中、私服警官に尾行され、写真を撮られた。 姜さんは市場から電動バイクで家に帰る途中、村南頭まで来た時、平度市公安局麻蘭派出所の警官に止められ、不当に連行された。夫も家に向かう途中、村南頭に来た時、妻の電動バイクが道端に倒れているのを見つけ、それに乗って帰宅した。その夜、姜さんはまた青島第二留置場に連行され、不当に拘留された。

 2023年11月13日、平度市検察庁の男女各一人の人員が留置場にやってきて、姜さんを不当に尋問し、「2回の連行を一つの事件にして処理するつもりだ」と言った。

 2024年4月下旬、姜彩鳳さんは平度市裁判所から不当に懲役1年半、罰金5.00元の判決を受けたという情報を得た。以前、郝京明さんは青島市黄島区裁判所で不当に懲役7年8カ月、罰金3万元の判決を受けた。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/4/28/475717.html)
 
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