真に師父を信じていれば、乗り越えられないことはない
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2024年6月27日】法輪大法を修煉する前は、私は婦人病や頸椎症、五十肩、頭痛、めまいなど様々な病気に苦しめられていたので、生きるのがとても辛かったです。また、気性が悪く、かんしゃくを起こすと息が切れそうになりました。

 しかし、1998年に大法を修煉し始めてからは、数々の病気がなくなり、毎日が楽しくなり、今まで経験したことのない幸せを感じました。

 1999年7月、中国共産党(以下、中共)による大法と法輪功学習者(以下、学習者)に対する迫害が起きた後、私と同修は紙とペンを買って「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」「法輪大法は正法である!」「師父の潔白を証明せよ!」などと書いたメッセージを家々の前に置いて、人々に知らせました。

 その後、私たち数人の同修は、お金を出し合ってプリンターを購入し、大法の良さと迫害の実態を伝える資料を作ることにしました。最初のプリンターからもう1台増やし、私の家で資料を作りました。昼間は資料を作り、夜は出かけてポスティングをしました。3、4日で数百部あるいは千部を作り、4人の同修と協力して、各住宅、団地やアパート、さらには農村にも配布しました。

 出発前には、私たちは「すべての資料が人を救う役割を果たし、すべての人が救われるようにお願いします」と師父に願いました。師父のご加持で、私たちは無事に行って無事に帰ることができました。帰ってきてベッドに横になると、ベッドが動き出し、私がベッドの上で飛び上がるような感覚がありました。師父が私を励ましてくださっているのだと分かりました。

 私が修煉して病気が治ったのを見た夫は、大法の素晴らしさを知り、とても支持してくれました。

 夫は会社で運転の仕事をしており、毎日出勤時に大法の2冊の資料を持って出かけていました。ところが、夜に帰宅した時にはその資料がなくなっており、夫が大法の資料を配っていたことが分かりました。資料を作るための消耗品はほとんど夫が運んでくれて、一度に7、8箱を運んできてくれます。

 ある日、私は師父にお線香を3本立ててから、夫と一緒に材料を買いに行ったのですが、途中で夫が、突然「今日は大丈夫か?」と聞いてきました。夫がプレッシャーを感じていたと分かったのですが、私も恐れる心がありました。実は同修から、「消耗品を買う場所で、監視していた警官に連行されることがある」と聞いていたからです。しかし私は「大丈夫です。私たちには師父がおられるので、無事に行って無事に帰ってきます」と言いました。すると夫は、私の揺るぎない表情を見て落ち着きました。夫は大法を支持していたことで、福に報われました。

 当時、迫害は非常に深刻でした。私には正念を持っていましたが、法理を深く理解しておらず、恐怖心も強かったので、パトカーの音を聞いただけで心臓がドキドキしました。また、たくさんの警察が私の家にやって来る夢を何度も見ました。驚いて目を覚すとすぐに発正念をしました。

 2009年、生計を立てるために、小さな店を開きました。しかし、利益の心を持っていたため、旧勢力に隙に付け入られ、人に通報されました。警官たちは私の家に侵入して私を派出所に連行し、パソコン1台と大法の本数冊を不法に持ち去りました。家から連行される時、私は家族に「すぐに帰って来る」と言いました。何人かの警官は驚いた様子で私を見ていました。派出所でも私は警官に協力せず、ひたすら正念を発しました。内に向けて自分の人心を探ると、多くの問題が見つかりました。私は心の中で「師父、私はよく行っていませんでした。間違っていました。しかし、私は師父の弟子であり、師父だけが私を導いてくださるので、他の按排は要りません。私の使命は、外で師父が法を正すことを手伝って衆生を救うことです。ここにいるべきではありません。師父、助けてください」とお願いしました。その日の午後、私は派出所を出て家に帰ることができました。後で知ったのですが、家族が警官らに1万元を脅し取られていたのでした。

 この出来事を通して、私は、しっかりと修めなければならないと反省し、内に向けて探し始めました。闘争心、利益心、色欲心、顕示心、嫉妬心、自分が正しいと思う強い心など、多くの執着心を見つけました。

 2015年5月、同修たちは迫害を起こした元凶である江沢民を起訴し、迫害の停止を要求しました。それに対し、中共は恐れ、学習者たちに嫌がらせを始めました。私も多少の嫌がらせを受けましたが、私は、師父が私のそばにいらっしゃり、真に師父を信じていれば、乗り越えられないことはないと信じていました。

 派出所の所長と警官2人と村長の計4人が、私の家にやってきました。私は彼らに大法の素晴らしさや、なぜ私が法輪功を修煉しているのかを話しました。また修煉者を守ると福に報われることや、法輪功には冤罪が晴れる日が来るとも話しました。彼らが帰る時、私は大法の資料を4冊渡しました。所長は「こんなにたくさんの資料をくれるんですか?」と聞きました。私は「あちこちで探されていると聞きました。私もあなたたちに、真実を知らせる必要があると思っています」と答えました。彼らは資料を持って帰りました。

 2021年、前の所長が異動になり、新しい所長が来ました。今回は3人が来ました。私は内に向けて修煉しており、徐々に成熟して向上し、恐れる心を取り除きました。師父のご加持の下で、この新しい所長はやさしそうでした。私は「彼らは大法の良さを聞き、救われるために来たのだ」と思い、師父の法を思い出し、できるだけ彼らの悪の一面を刺激しないように話しました。最後に私は、「今は自然災害や人為災難がこんなにも多いので、私たちの師父は私たちに、あなたたちを救うように教えてくださいました。あなたたちは中共の組織に入る時、それのために命を捧げると誓いましたね。天は中共を滅ぼすつもりです。あなたたちには親も子どももいます。家族の安全を守るために、中共から脱退しなければなりません」と伝えると、所長は「お願いします」と言いました。ほかの2人もうなずきました。3人とも良い未来を選んだことに、私も彼らのために嬉しく思いました。

 2022年の春、同修である妹が私の家に来て、「娘が妊娠したが、超音波検査で、子宮外妊娠と診断されたの。どうしよう! それなのに、娘の姑は『実家の母親からの遺伝だ』と酷いことを言っている」と興奮して話しました。私は妹にこう話しました。「あなたは内に向けてよく探してみてね。それはあなたが、娘に情が深すぎるから、放下すべきだと思うの。娘夫婦に『法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい』と唱えるようにしてね。私たちには師父がおられます。『一人が煉功すれば、一家全員が受益する』(オーストラリア法会での説法)から、絶対大丈夫です!」。それから一カ月後、妹の娘婿から電話があり、「本当に不思議です! 医者でも説明できないほど不思議で、なんと赤ちゃんがちゃんと子宮内にいると言われました!」と報告してくれました。姪の姑も飛び上がらんばかり喜び、大法の素晴らしさを知り、三退をしました。その後、元気な男の赤ちゃんが誕生しました。

 私たちは自分の言動を見つめ、内に向けて探し、自分をよく修め、大法弟子として3つのやるべきことをしっかり行い、より多くの人を救い、真に師父を信じさえすれば、乗り越えられないことはありません! 私が無事に今日まで歩んで来ることができたのは、すべて師父のおかげです。師父に感謝いたします。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/6/19/478298.html)
 
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