【明慧日本2024年7月14日】(ワシントン=明慧記者)アメリカ東部の一部の法輪功学習者(以下、学習者)は7月11日、ワシントンD.C.に集まって「7.20」反迫害活動25周年記念パレードを行った。
数千人規模のパレードは、キャピトル・ヒルの西芝生をスタートし、ペンシルベニア大通り、連邦捜査局(FBI)本部、司法省、国立公文書館、旧郵便局ビル、在米カナダ大使館などを経由し、最後にホワイトハウス近くの自由広場で終了した。
パレードは三つのブロックに分かれた。 法輪大法の良さをアピールする最初のブロックは、天国楽団が先導し、色とりどりの旗チームと「法輪大法は素晴らしい」と書かれた横断幕を掲げた学習者が続いた。
第二のブロックでは、法輪功への迫害の停止を訴えた。 数十人の学習者は白い服と白いズボンで厳然とした表情で、中国共産党(以下、中共)に迫害され死亡した中国国内の学習者の遺影を手にした。
第三ブロックのテーマは、中共の解体と、中共の組織から脱退した4億3千万人の中国人を声援することである。
進行中のパレード |
学習者は中共に迫害され死亡 観光客は悲しみ涙を流した
パレードでは数百枚もの横断幕で通行人に、「法輪功への迫害を停止せよ」「中共を解体し、迫害を終わらせよう」「法輪大法は素晴らしい」「世界は真善忍を必要としている」といったメッセージを伝えた。
沿道の通行人は携帯電話でパレードの写真を撮ったり、法輪功のパレードを初めて見たという観光客もいた。中には、迫害され死亡した学習者の写真を見て涙を流す観光客もいた。
過去25年間にわたる中共による法輪功迫害の実態を理解する人たち |
ペンシルベニア州からの観光客パムさんは、友人とともに沿道でパレードを見ていた。迫害されて死亡した学習者の写真を見て涙を流していたパムさんは、声を詰まらせながら「私が見たどの写真も、心に強い衝撃を与えるものでした。どこの国の人であろうと、誰もが自由であるべきで、迫害されるべきではありません」と話していたが、ここまで話した彼女は抑えきれず泣き出した。
パムさん(中)と友人 |
ワシントン D.C. で勤務しているエリンさんは、携帯電話で横断幕を 1 枚ずつ撮影した。「過去10年間で少なくとも6回、法輪功学習者のパレードを見ました。パレードはとても感動的で、厳粛で壮大です」と話した。
エリンさんは、中共による法輪功迫害の実態をよく知っており、「中共による法輪功への迫害はひどいもので、特に人間の尊厳を侵害し、生体臓器収奪さえ行っています」と語った。
エリンさん「中共による法輪功への迫害はひどい」 |
観光客「誰もが真・善・忍を目指すべき」
イギリスからの観光客オマルさんは、携帯電話でパレードの写真を撮った。マルさんは「パレードはとても平和的で、皆さんは話したり叫んだりしていません。誰もが静かでした。攻撃的な行動は一切なく、本当に美しいです。誰もが真・善・忍を目指すべきだと思います」
「ロンドンではよくイギリスに駐在する中国大使館の前を車で通るのですが、そこで法輪功学習者が座禅しているのを見かけたことがあります。座禅はとても平和なことだと思うし、座禅に反対する理由はないと思います」と話した。
オマルさん「座禅はとても平和なことだと思います」 |
アンドレアさんの家族はサンディエゴからワシントンに引っ越したばかりで、子供たちを連れて、初めて法輪功のパレードを見たという。「パレードは素晴らしく、とても平和でした」とアンドレアさんは言った。
アンドレアさんと子どもたち |
在米カナダ大使館に勤務しているテリーさんは、パレードを見て初めて法輪功を知った。彼は、法輪大法の功法と真、善、忍の原則が人々の心身に有益であると認識し、中共による法輪功への弾圧を非難した。
在米カナダ大使館に勤務しているテリーさん |
イエメンからの観光客であるサムさんと父親は、地下鉄の駅から出てすぐにパレードを見た。サムさんは、「真・善・忍の横断幕を見て、とても良いメッセージだと思いました。今、私たちの生活には真・善・忍が本当に必要です。帰ってから、法輪大法について詳しく調べます」と述べた。
サムさんと父親「私たちの生活には真・善・忍が本当に必要です」 |