文/日本の大法弟子
【明慧日本2024年8月12日】私は日本の大法弟子です。1996年、祖父、父と私が次々に法輪大法の修煉を始めました。当時、私はまだ15歳でしたが、師父の『轉法輪』を読んでたちどころに分かり、生命の意義が返本帰真であることを理解しました。これがまさに私が探していたものです。
祖父は煉功拠点の協調人で、毎朝みんなと一緒に煉功をしていました。祖父は修煉を始める前に何十年もタバコを吸い、酒を飲んでいましたが、修煉を始めてから1週間で自らやめました。また、以前はとても短気な性格でしたが、修煉後は全く別人のように優しくなりました。多くの人が祖父の変化を見て、大法の修煉を始めました。私と父はよく『洪吟』を暗唱し、大法が私たち家族全員にもたらしてくださったのは非常に貴重なものだと感じています。
突然の激変
しかし、1999年7月20日、中共当局の江沢民が法輪大法の修煉者に対して狂気じみた迫害を始め、その罪は悪の限りを尽くしています。2001年1月23日、私と父はテレビで偽りの「天安門焼身自殺」事件を見たとき、真・善・忍に基づいて良い人になるように教えられた修煉者が焼身自殺をするわけがないとすぐ分かりました。私たちは親戚に法輪大法が良いものだと説明しました。祖父は地元の煉功拠点の協調人であるため、警察によって家宅捜索され、大法の書籍や煉功用のテープを強制的に押収されました。さらに、祖父が修煉を続けると退職年金を停止し、家族全員まで巻き添えになると脅されました。
祖父は突然の迫害に直面し、非常に苦しみ、恐れて混乱していました。祖父は文化大革命を自ら経験しており、中共の邪悪さを知っていたため、修煉を断念しました。間もなく思いがけないことが起きて、祖父は亡くなりました。私と父は深く悲しみました。最愛の身内を失い、私は急に無口になりました。両親は私の状態を心配し、私の安全を確保するため、日本に留学させることを決めました。
海外で新たに聖縁をつなぐ
2002年4月、私は日本に到着し、日本語学校で留学生活を始めました。異国の地で日本語を学びながらアルバイトをしました。ある日、突然頭に「中国で法輪大法を修煉していたので、日本でも法輪大法があるのではないか」という考えが浮かんできました。おそらくこの一念を師父が見られ、日本で修煉を続ける機縁を与えてくださいました。
私が通っていた日本語学校で、よく無料の中国語新聞が配布されていました。ある日、何気なく「大紀元時報」を家に持ち帰り読んでみると、法輪功の無料教室の案内が載っていました。その瞬間、思わず涙がこぼれました。両手を合わせ、慈悲深い師父の按排に感謝しました。
すぐに地元の煉功拠点に連絡を取りました。それ以来、毎週日曜日には公園での煉功と学法に参加しています。今日まで、22年も続きました。
交通事故で昏睡状態になった私を、大法が救って下さった
慈悲深い師父のご加護の下で今日まで歩んで来られたのは、本当に容易なことではありません。数回の生死の関を経験しましたが、ここでは一例だけを話したいと思います。
2004年10月20日は、私の人生で決して忘れられない日です。その日は交通事故に遭いました。夕方7時30分頃、仕事帰りに自転車で家に帰っていたところ、歩道で小型トラックに直撃され、数メートル飛ばされ、その場で昏睡状態に陥り、意識を失いました。
目を覚ましたのは翌朝で、病院のベッドに横たわっていることに気づきました。体中が痛み、頭部に軽い脳震盪があり、起き上がるのも困難でした。事故当日の記憶を思い出そうとしましたが、すぐに鮮明な記憶が浮かんできました。
私が車にはねられた後、8、9人の人たちが私を連れて行きました。彼らの衣服は非常に奇妙で、まるで宋の時代の服のようで、彼らが話している言葉も全く分かりませんでした。約10分後、彼らは私を高くて黒い大門の前に連れて行きました。古代の壮大な建物で、その中に入ると、誰も私に話しかけず、私はただ立っているだけでした。
突然、外の門が開き、古代の衣装を着た30歳くらいの男性が入りました。彼は手に宝剣を持ち、まるで天神が降りたかのような威風堂々とした姿でした。その時、私を連れてきたリーダーの一人が激怒して彼の前に行き、「ここは禁地で、外の人は立ち入ることができない!」と言いました。
すると、その男性は何も言わず、慌てることもなく懐から金色の令牌を取り出し、高く掲げました。その瞬間、その場にいる全員が一斉にひざまずき、誰もが口を閉ざしました。私だけが呆然と立ったままでした。その男性は私の前に来て、「ついて来なさい」と一言だけ言い、私と一緒に黒い大門を出ました。一瞬のうちに、私の意識は病院に戻ってきました。
命を救ってくださった師父のご恩に心から感謝しています! 師父のご加護があったからこそ、今日まで生きてこられました。これからもしっかり修煉をし 着実に精進し、師父の慈悲深い苦心なる済度に応えるよう努力します!
観光スポットで真相を伝え、人を救う
私たちの地域では、毎週中国から観光客が訪れるため、観光地で真相を伝え、三退を勧める活動が非常に重要な使命となっています。
観光地には「大法が世界に広まる」、「天安門焼身自殺の真相」、「中共による臓器収奪の実態」、「三退」などのパネルが設置されています。日本人の同修の中には、三退を勧める掲示板やミニスピーカーを持って数時間も立ち続ける人もいれば、観光客と歩きながら話し、真相を伝え、三退を勧める人もいます。
この過程で、中共に洗脳された一部の観光客は毒害を深く受けており、罵りや皮肉な言葉を言うこともありますが、私たちは心を動じることなく、事実を伝え続けました。彼らが中共邪党の毒害を受けた衆生であり、救うべき生命であることを深く理解しているからです。救いの手を差し伸べるのは私たちの使命であり、責任です。
師父は『北米での巡回説法』中で、「もし、今の世の絶対多数の人々が、本当に高い次元から法を得に来たのであれば、皆さん考えてみてください。彼らは単なる一つの生命ではありません。一つの如来佛は既に一つの厖大な生命群を代表しています。如来にとどまらず、この世に下りる者は皆非常に能力があり、多くの天体の王、主が来ており、彼らは厖大な天体を代表しています。しかし、彼らは常人社会に入ってここで迷ってしまい、ひいては今回の迫害の中で大法への迫害にも参与しました。もしこのような人が消滅されたら、皆さん考えてみてください。彼自身が消滅されるだけでなく、消滅されるのは一つの厖大な天体です」と説かれています。
この段落の説法を読むたび、私たちの修煉の厳粛さと肩負っている使命は単なる一つの生命を救うことにとどまらず、その背後にある宇宙の無限の衆生を救うことであることを深く感じます。この神聖な責任は、師父が大法弟子に授けてくださった貴重な衆生を救う機会であり、二度と得られないものです。
私たちは大法弟子であり、より多く法を学び、しっかりと自分を修煉し、人心を放下し、真に自我を放下することによって、師父の指導のもとで世の人々を救うことができるのです。
不足している点があれば、同修の皆さんからご指摘をお願いします。