【明慧日本2024年9月20日】秋の爽やかな風と果実の香りが漂う中、9月14日、ポーランド最大の農業園芸中心地であるスキエルニェヴィツェ市では、祭りの雰囲気が漂っていた。約2000人からなる約70の団体が色とりどりのパレードに参加し、第47回「花・果物・野菜」収穫祭の幕を開けた。ポーランドの法輪功学習者(以下、学習者)は数年にわたってパレードに参加しており、より多くの人々が法輪功に関心を寄せ、理解を深めた。パレードでの穏やかな功法の実演や、空を舞う金の龍のパフォーマンスは、人々の歓迎を受けた。
1997年に始まったスキエルニェヴィツェ市の収穫祭は、近隣からの参加団体も増え、単なる農業イベントにとどまらず、地元だけでなく多くの参加者を受け入れるため、今年は初めてポモロジツネイ通りの市スタジアムで開催された。
開会式には、農業・農村開発大臣のチェスワフ・シエキエルスキ氏、スキエルネヴィツェ市長のクシシュトフ・ヤジェドジク氏をはじめ、多くの要人や来賓が出席した。
国会議員「真・善・忍は強い社会を築くための指針となる」
ポーランドの国会議員アドリアン・ヴィチャク氏は、「私たちが花の美しさや果物・野菜の美味しさを楽しむとき、私たちは園芸者たちの努力と労働に深く感謝し、また、人間が両手で土地に種をまくことで、私たちの食卓に美味しい料理があることを祝います」と収穫祭の開会式後に述べ、さらに「もちろん、神が人間の両手を支えていることも忘れてはいけません」と強調した。
同氏は、法輪功が「真・善・忍」を指針とした修煉法であることを聞いた際、この理念に非常に賛同し、「真・善・忍は普遍的な価値観であり、私たちが強い社会を築くための指針であると信じています」と述べた。
市議会議長「真・善・忍の理念はすべての業界において必要とされる原則」
スキエルネヴィツェ市議会議長ヤロスワフ・チェシレフスキ氏は、演壇に立ち「花・果物・野菜」収穫祭のパレードを最後まで見ており、スピーチを行った。
学習者のインタビューに応じた議長は、「このパレードの意義は、長い歴史を持つ伝統文化を示すことです。果物の生産者、園芸家、そしてすべての研究機関がここで彼らの労働成果を展示し、私たちはこのパレードに参加することで、彼らの一年間の努力に感謝し、彼らの尽力を称賛し、手と専門知識で生み出した製品に敬意を表しています」と述べた。最後に、議長は「真・善・忍の理念はすべての業界において必要とされる原則です。絶対、その通りです」と強調した。
町長「真・善・忍は守るべき普遍的な原則」
マレク・サウエク氏は、スキエルネヴィツェ市から約20キロの距離にあるリプチェ・レイモントフスキエ町の町長で、九つの主要な果樹生産村を管轄している。町長は、「私たちがこのパレードに参加するのは、私たちの努力の成果を示す機会であり、神の恵みに感謝する方法でもあります。ですから、今日は収穫祭であり、感謝祭でもあります」と述べた。
マレク・サウエク町長(右) |
「私も法輪大法の真・善・忍の理念に注目しています。人がどのような個人的な意見や信仰を持っていても、真・善・忍は守るべき普遍的な原則だと思います。これは道徳的な立場であり、広げていけばすべての分野を含んでいます」
副社長「私たちにはこの価値観が必要」
MIRBUD SAはポーランド最大の上場建設会社で、園芸の町スキエルネヴィツェ市に本社を置いている。同社のスワヴォミール・ノヴァク副社長は、収穫祭パレードの開会式に特別ゲストとして出席した。
スワヴォミール・ノヴァク副社長(左) |
同副社長は「私はまだ法輪大法を知りませんが、私たちは価値観が必要であり、良い模範が必要で、何らかのルールに従って物事を行う必要があります。そして、良い哲学が必要です。こうした価値観は、私たちが未知の領域で自分の道を見つける手助けとなると思います」と述べた。
真・善・忍に賛同 天地の間には調和が必要
色鮮やかな民族衣装を身にまとったトロイアン・ウルシュラさんは、楽しい様子でパレードの隊列の中を歩いていた。
ウルシュラさんは笑顔で学習者にこう話した。「神が授けてくださった豊作、花や果物、野菜の大豊作に感謝します。私は真・善・忍に賛同し、人々の道徳レベルを高めることや、そして調和に賛同します。すべての生命が太陽、水、土なしでは成長できないように、天地の間には調和が必要です」