利益を貪っていた状態から、人のために考えるようになる  
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――法輪大法が私を変えた

文/中国の大法弟子

 【明慧日本2024年10月24日】法輪大法を26年間修煉してきた自分の体験を、同修の皆さんと分かち合い、共に精進していきたいと思います。

 一、手の施しようがなかった腰痛、大法が奇跡をもたらす

 私は娘を出産したときに腰痛を患い、その後、さまざまな治療を受けても治りませんでした。毎朝起きると、腰が痛くてどうしようもないほどでした。その後、親戚が私に「法輪功を修煉してみたらどう? 法輪功は佛法修煉で、病気の治療と健康維持には素晴らしい効果がありますよ」と薦めました。そして私に、法輪功の書籍の『転法輪』、『法輪功』、『法輪大法義解』、『転法輪』(巻二)と煉功音楽テープを持ってくれました。

 彼女が第五式功法「神通加持法」を教えてくれたとき、私は両手のひらに何かが回転しているのを感じ、その力で腕が止まらず動き続けました。親戚は「それは法輪が回っているのですよ。手を動かさないようにコントロールしてね」と言いました。その後、私は腰痛が治り、体がとても軽くなりました。病気もなく、まるで体が羽のように軽いと感じました。薬をたくさん飲んでも効かなかったのに、功法を始めたばかりで良くなったのです。これは普通の功法ではなく、本当に神の功だと思いました。

 2023年11月のある朝、私は起きて床を掃除していると、床に黒いものが落ちているのを見つけ、しゃがんで拾ってゴミ箱に入れました。その時、体をひねって左脚に体重をかけたところ、立ち上がった後に左脚が痛み始めました。少し動かしてみても痛みは変わらず、階段を上り下りする時には足を引きずるような状態でしたが、特に気にせず、いつも通りに外に出て、大法の良さと迫害の実態を伝えて人々を救いました。それが終わった後、昼食を取って少し休んでから立ち上がると、脚の痛みがさらに悪化し、足を地面に着けることすらできませんでした。

 午後、同修の家に大法を学びに行くために家を出た時、階段を下りる際に足を地面に着けられず、手すりを掴んでゆっくりと下り始めました。2段ほど下りたところで、「ずっと手すりに頼るわけにはいかない。大法に基づいて自分を正さなければならない」と思い、全身のすべての細胞に向かって「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」と心を込めて唱え始めました。2回目念じた瞬間、痛みが急に消え、普通に歩けるようになりました。あまりにも不思議で、心から師父への感謝の気持ちでいっぱいになりました。

 二、心性が向上し、道徳が高まる

 修煉する前、私は職場の人たちがさまざまな方法で利益を得ているのを見て、とても羨ましく思っていました。自分もいつかうまい汁を吸うことができればいいなと考えていました。1998年に私は甲状腺腫瘍を患い、手術を受けました。手術費は5千元以上かかりましたが、私は200元で空白の領収書を手に入れました。(当時、こうしたことを専門に行う人たちがいて、彼らは病院と結託し、病院の印章を押して本物の領収書そっくりに作っていました)。私は手術費を1万元と記入し、職場からその額を返済してもらい、5千元も多く得たのでとても喜びました。

 1987年、私は卒業して技工学校に配属され、教師として働き始めました。私の字が比較的整っていたため、ちょうど学校の教師たちが職位を評価される時期であり、何人かの先生が私に論文を手書きで写してほしいと頼んできました。当時はまだコンピュータがなかったので、頼まれたら私は書き写してあげていました。この先生の分が終わると、別の先生も頼んできて、私は皆さんのために写してあげました。そういうことがあったので、皆にはとても良い印象を与えました。総務を担当していた先生でさえ、私に親切にしてくれて、時々余分に数本のペンインクやノートをくれました。それを私は喜んで受け取っていました。当時は何でも欲しくて、少しでも得をしたいと思っていました。

 法輪大法を修煉した後、私はもう決してうまい汁を吸おうとしなくなりました。その後、私は職を失い、他の地区に移っていくつかの職場で働きましたが、どこでも大法の法理に従って自分を厳しく律していました。

 20人余りの職場で働いていた時、私はオフィス業務を担当しつつ、食堂の買い出しも兼任していましたが、一銭たりとも不正を働きませんでした。私はオーナに大法の良さと迫害の実態を伝えた時、「私たち法輪功の修煉者は、他人のお金を一銭たりとも取ろうとしません」と言いました。彼は「本当に?」と尋ね、私は「本当です」と答えました。

 私がその職場を離れた後も、オーナの夫人から電話が来て、「あなたが買った漬物はどこで買ったんですか?」と尋ねられました。彼女は、私が買った漬物は安くて美味しいと言っていました。私は常に彼らのために考え、最善を尽くしていたため、最終的に彼らの信頼を得ることができました。

 私は別の職場で、倉庫管理と財務を担当していました。毎日、パソコンに販売記録を入力し、毎日在庫を確認していました。私がこの仕事を引き継いだ時、社長夫人が「本社から毎月1人が来て、あなたと一緒に棚卸します」と言っていました。最初の2ヶ月間は本社の人が来て一緒に在庫確認を行っていましたが、その後は来なくなりました。彼らは私を完全に信頼してくれたのです。

 ある日、社長夫人が私に「受け取った販売代金が、あなたの販売明細帳と合わないわ」と言ってきました。私は「私の販売明細帳は、在庫商品や現金帳簿と合っています」と答えました。しかし、彼女が出納から受け取った代金をもう一度確認しても、パソコンの販売明細と一致しませんでした。そこで、彼女が「今月の販売明細を私に見せて」と言ったので、私は明細を渡しました。彼女が1枚ずつ確認していたところ、2枚の販売伝票がくっついていたことが判明しました。伝票がくっついていたため、私はパソコンに入力する際、上の1枚しか入力しませんでした。在庫確認をした際、1つの商品が足りないことに気づき、売れたのに販売伝票を忘れたのだと思い、追加で販売伝票を発行し、自分のお金でその代金を出納に渡しました。その結果、1つの商品代金が余分に計上されていたのです。

 また別の日、社長夫人が数元の伝票を見て、「これは何ですか?」と尋ねてきました。私は「私は会社のコピー用紙を数枚使って、自分の身分証と戸籍をコピーしましたので、コピー店の価格に合わせて伝票を作成して、自分のお金を出して出納に渡しました。会社のお金を一銭たりとも使ってはいけません」と言いました。大法を修煉していなかったら、このようにしなかったでしょう。私は社長にも大法のことを伝えました。

 会社の事務用品を買う時、販売員が「いくらの領収書を出しますか?」と聞いてきました。私は「実際に使った金額で発行してください」と答え、法輪大法の素晴らしさを伝えました。彼も大法をとても認めてくれました。時々、会社の期限切れの商品が返品され、帳簿にはすでに記録がないものがありましたが、マネージャーが「持って行っていいよ」と言っても、私はそのようなことをしませんでした。

 今の個人の店では、整数のみを支払い、端数は免除されることが多いです。しかし、私は今まで店側が自ら端数を免除してくれても、必ず全数を払っていました。往々にして、店主はとても感動します。私は「あなた方も生活のために大変ですね。私は法輪大法を学んでいます。『法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい』を覚えてください。災害や困難から身を守り、商売繁盛して福を受け取ることができます」と伝えます。「分かりました」と言う人もいれば、「この前もあなたが教えてくれました。ありがとう!」と言う人もいて、さらに「あなたは本当に良い人ですね!」と言ってくれる人もいました。そんな時、私はいつも「私が良いのではなく、私たちの師父が良い人になるようにと教えてくださいました」と言いました。大法は私に人としての生き方を教えてくださり、人生の中で知りたくてもよく分からなかった多くのことを教えてくださいました。私の世界観はすっかり変わり、本当に生まれ変わったように感じました。

 三、師父は私に知恵を開いてくださった

 パソコンと言えば、修煉前の私はパソコンの知識は全くありませんでした。90年代、まだパソコンがそれほど普及していなかった時、私は会社で統計の仕事をしており、電卓を使っていました。後に会社がパソコンを導入しましたが、私はどうしても使い方が覚えられず、パソコンを学ぼうとすると頭が痛くなり、目も痛くなっていました。最終的には、若い後輩にパソコンを使ってもらい、私は引き続き電卓を使っていました。当時、私はまだ31歳か32歳でした。

 しかし、法輪大法を学び始めた後、パソコンを見ると、頭も目も痛くならず、むしろパソコンに興味を持ち始めました。

 師父に手伝って法を正し、人々を救うために、私は50歳を過ぎてからパソコンの使い方やシステムのインストール方法を学び始めました。技術プラットフォームからパソコンのシステムをインストールする方法に関するチュートリアルをダウンロードし、それを学びながらシステムのインストールを習得していきました。理解できない箇所があれば、師父が私にヒントを与えてくださり、徐々に私はパソコンの知識を覚え、ほかの同修にも手伝ってコンピュータシステムをインストールし、中共のネット封鎖によるアクセスが難しい問題を解決しました。

 結びの言葉

 法輪大法の法理は非常に奥深くて広大です。私は法輪大法の修煉者として、この次元で理解できることはほんの一部分に過ぎません。

 法輪大法の法理は私の心の底にしっかりと根を下ろし、私の心の汚れを浄化し、新しい人生の旅を開いてくださり、本当の故郷に帰る道を導いてくださいました!

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/9/20/482639.html)
 
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