【明慧日本2024年12月2日】河北省邢台市のラジオ局の元編集長である法輪功学習者・陳星伯さんは、自身の年金を不当に剥奪されたとして社会保険センターおよび元雇用主を訴えた。邢台市襄都区裁判所、社会保険センター、元雇用主、派出所、陳情部門や職員から、繰り返し嫌がらせや脅迫を受けた。その結果、陳星伯さんはやむを得ず家を離れ、それ以来現在も音信が途絶えている。
陳星伯さんは現在72歳である。2019年11月24日、陳さんは自宅前で邢台市信都区公安局国保警察により連行され、拘禁された。2020年9月10日、邢台市襄都区裁判所は彼に対し、不当に3年の実刑判決を言い渡した。その後、陳さんは冀東刑務所に拘禁され、収監中に迫害を受け、ほとんど失明する状態に追い込まれた。2022年11月23日、陳さんは冤罪による服役を終えた。帰宅後、彼はすでに自身の年金や医療保険の待遇が不当に剥奪されていたこと、さらに元勤務先からも不当に公職を解雇されていたことを知った。
自身の基本的権利を守るため、陳さんは『社会保険法』、『立法法』、『公務員法』、『事業単位人事管理条例』、『労働法』、『憲法』などの文書を持参し、元勤務先や社会保険センターを訪ねて法律を説明た。すると、邢台市社会保険事業サービスセンターの副主任である陳江旗は公然と「あなたの言うことはすべて正しい。しかし、私はあなたに渡さない。どうするつもりだ? 裁判所に訴えたらいい。裁判所が渡せと言ったら、その時に渡してやる!」と言った。
陳さんは邢台市経済開発区裁判所に行政訴訟を提起した。しかし、同裁判所の判事である張国正は彼に対してあらゆる嫌がらせを行い、公然と「殺人や放火ならまだしも、法輪功の件は簡単には扱えない。これは重大で敏感な問題だ」と言った。さらに陳さんを脅し、「早いうちに考えを改めたほうがいい。訴えても無駄だ」とまで言い放った。
陳さんが訴状を提出してから1年以上が経過しているが、裁判所は立件もせず、立件しないという裁定も出していない。これは明らかに『行政訴訟法』に違反している。同時に、裁判所、社会保険センター、元勤務先、派出所、陳情部門の職員が陳星伯さんに対して繰り返し嫌がらせや脅迫を行っている。このような嫌がらせや脅迫の中で、陳星伯さんはやむを得ず家を離れて、それ以来、現在も音信が途絶えている。