彼らは自らの体験から真実を知る
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 【明慧日本2024年12月3日】

年11月2日,加拿大多伦多法轮功学员游行,庆祝《九评》发表二十周年。'

2024年11月2日、カナダのトロントの法輪功学習者はパレードを行い、『共産党についての九つの論評』の出版20周年を祝った

 「『共産党についての九つの論評』が発表されてからの20年間、特にパンデミックの3年間において、中国共産党(以下、中共)はその邪悪な本質を余すところなく曝け出しました。中共は解体の時を迎えつつありますが、私は中共のために陪葬(主君を埋葬した墳墓の近くに近臣を埋葬すること)するつもりはありません! 世界に二度と共産邪教が存在しないよう願い、創造主が中華の人々を救ってくださることを祈ります。ここに党・団・隊からの脱退を声明します」 11月10日、大紀元ウェブサイトで郝銘氏が「三退」を声明しました。

 確かに、20年は一世代が成長する時間です。その間、誰もが多くのことを経験してきましたが、中共の邪悪さは至る所に表れています。誰もが自分の体験を通じてそれを実感できます。特にパンデミック後、中国本土では経済が低迷し、社会的な対立が激化し、腐敗がますます深刻化しています。その結果、人々はますます中共の主張を信じなくなっています。

 若者がネット封鎖を突破して真実を知る

 11月8日、南京出身の劉帆さんは、「三退」声明の中で自らの心の軌跡を次のように記しました。

 「私が中学一年生のとき、自分専用でインターネット接続が可能な、初めての携帯電話を手に入れました。そのとき、FacebookやYouTubeといった国外の有名なソーシャルプラットフォームにアクセスできないことに気付きました。当初はネットワークの故障だと思いましたが、ネットワークに問題がないことを確認しても状況は変わりませんでした。そこで、この件についてコンピューター授業担当の先生に相談しました。先生の口から私は初めて『防火壁(ファイアウォール)』の存在を知りました。しかし、先生の説明は、「外部のネットには反動的な内容がたくさんある、それらはすべて嘘だ。アメリカ帝国主義は我々を滅ぼそうとしている。外部のネットを遮断するのは正しい」というものでした。

 「しかし、この説明は明らかに私を納得させるものではありませんでした。世界中で100か国以上がインターネットに接続しているのに、なぜ中国だけがこれらを遮断するのか? 外部のネットには本当に何があるのか? それはすべて嘘なのか? この疑問を持ち続けていました。

 そして高校二年生のとき、学習資料を調べる必要があり、友人からネット封鎖を突破するソフトを手に入れました。そのときのことを今でも鮮明に覚えています。最初に触れた中共の黒い歴史は『六四天安門事件(天安門大虐殺)』でした。学生たちは、ただ民主化と自由を求めただけで、中共は戦車を使って彼らを轢き殺したのです。その後、ネット封鎖の突破を繰り返すうちに、中共が必死に隠そうとしているさまざまな黒幕を知りました。例えば、国家を奪取する前の日本軍との密約、南泥湾でのアヘン栽培、長春包囲戦などや、国家を奪取した後の三反五反、大躍進、文化大革命など、さらには現在の新疆収容所、国家主席の無限任期延長、新型コロナウイルス(中共ウイルス)と3年間のロックダウンなどなど。そのとき私は、中共の党史とは、血に染まった殺人の歴史そのものであり、外部のネットを遮断するのは、この殺人の歴史を国民に知られたくないからだと分かりました。なぜなら、もしみんながそれを知れば、中共は滅びるからです!」

 「幸運なことに、現在ではますます多くの人々が真実を知り、中共の邪悪さを認識するようになっています! そして、すでに覚醒した一員として、私はここに正式に中国少年先鋒隊からの脱退を宣言します!」

 今年10月、浙江省出身の顧琪磊さんは次のように述べました。「私は国有企業の社員です。偶然、新唐人のニュースを目にしたことがきっかけで、中共の組織に対する新たな認識を持つようになりました。当初は少し信じられず、『海外の敵対勢力によるデマではないか』と思いました。しかしその後、特別な方法で新唐人やアポロネット、大紀元といったメディアが暴露する中共の悪行についてさらに多くの情報を調べることができました。それらは理路整然としており、信憑性があるように感じました。その結果、私さらに深く考えるようになり、家族の年長者たちに尋ねたり、第三者の外部資料を通じて事実確認を行ったりしました。そして、私の考え方が変化し始め、次第に中共の邪悪な本質を見抜くようになりました。ここに、私個人の名義で声明を発表し、「中国共産党、共青団(中国共産主義青年団)、少先隊(中国少年先鋒隊)など中共と関連するすべての組織からの脱退を呼び掛けます。『三退』で平安を守りましょう!」

 企業経営者の体験から真実を目の当たりにする

 11月5日、中国出身の鄧孝さんは次のように語りました。「私は中国本土の企業の経営者です。家庭環境は素朴で、小さい頃から共産党は人民のために尽くす、正義の政府だと信じていました。愚かにも、経済危機が訪れるまで、借金が山積みで身動きが取れない状況に陥ったのは、自分が努力不足で勤勉さが足りないせいだと思い込んでいました。しかし、偶然なきっかけで大紀元のサイトに触れることになり、そこで真実を知り、中共の本質を理解しました。心の中で葛藤が生じ、苦しみ、頭が割れるような痛みを感じましたが、深く考え抜いた末、この邪悪な組織からの脱退を決意しました。現在は自分なりの方法で、より多くの人に中共の真実を伝える手助けをしています」

 今年10月、「悔悟」と名乗る人物は次のように述べました。「私はかつて、雲南省のある工場で党委副書記兼規律検査委員会の書記を務めていました。中共の改革過程で、一部の中共当局者が民間企業家と結託し、わずか数十万元(日本円で数百万円程度)で工場の5億以上の国家資産を奪い取りました。その結果、数百人の社員が失業し、生活の基盤を失いました。社員たちは自発的に陳情を行い、10年以上にわたり、中央政府や省の関連部門に数えられないほどの回数を訴え続けてきましたが、陳情する人たちは逆に逮捕され、拘束されました。各級の検察院、裁判所、政府部門はこれが明らかに違法であると知りながら、官僚同士でかばい合い、責任を押し付け合うばかりで、いまだに解決には至っていません。違法行為を行った者たちは、今もなお、逃げ延びています。今になって、ようやく中共の邪悪な本質を見抜きました。中共を打倒しなければ、人民は正常な生活や本当の人権を得ることはできません。ここに、かつて加入した中共党組織、共青団、少先隊からの脱退を正式に宣言します。もう中共とともに歩むことはなく、この邪悪な組織から断固として脱却します」

 ネット警察と警察に欺かれ、無力感を抱き、「三退」を決意

 11月2日、浙江省のS970(仮名)さんは次のように語りました。「私は派出所のネット警察です。当初はドラマのように悪人を捕まえ、地方の平和を守る仕事ができると思っていましたが、実際にはネット上の世論を監視し、投稿を削除したり、アカウントを停止させたりする仕事を命じられました。その中で、新唐人や大紀元などのウェブサイトを知り、多くの真実を目にしました。それを通じて、自分がこれまでの中共による虚言に満ちた環境で育ち、完全に中共の邪悪な党文化の教育を受けてきたことに気付きました。その結果、正邪を判断する基準さえ失っていました。3年間のコロナ禍を経て、私は思想の根本から中共の邪悪な本質をより深く認識しました。以前から中共の数々の悪行に不満を抱いていました。それは、被害者が普通の善良な庶民であり、彼らが無実でありながら理不尽に害を被る様子を見続けてきたのからです。ここに私は中共から脱退し、今後一切、中共とは関係を断ち切ることを正式に声明します」

 広西自治区の陳香仁さんも警察官であり、同様の感情を抱いています。彼は「三退」声明の中で次のように述べました。「私は警察官です。元々は人民の生命と財産を守り、司法の公平と正義を維持するために警察の道を選びました。しかし、これまでの勤務を通じて、それがただの幻想だったことが分かってきました。警察になって多くの場合、供述を捏造したり、冤罪を作り出したり、特定の利害関係者を守る役割を果たすことに過ぎませんでした。本当に人民のために奉仕したいと願っても、このような組織では生き残ることはできません。例えば強制的な立ち退きに関して、住民が通報しても、事前に上司から『出動するな』との指示が出ます。住民が強制撤去チームに殴り殺されても出動しませんが、もし強制撤去チーム側が殴られたり死亡したりすると、初めて出動し、被害を受けた住民を妨害罪や挑発罪、傷害罪などで捜査し、検察院に起訴します。住民が財産を守ろうとする行為や正当防衛は黙殺され、政府や開発業者が指示した強制撤去や上司が部下に命じた非合法行為は不問にされます。このように、人民に無実の罪を着せる権力の乱用や職務怠慢、傷害行為が横行しているのです。

 こうした経験を通じて初めて、中共とその行為がいかに現実離れし、許しがたいものであるかを痛感しました。もはや司法の公正を守り、人民を保護したいという私の初志が幻想だっただけでなく、中共の実態こそが理不尽で理解できないものだったのです。今日ここに、悪しき中共との関係を完全に断ち切ることを宣言し、この人民を迫害する邪悪な党から脱退することを表明します」

 私たちは「占領地」にいる

 9月25日、李長明さんは「三退」の声明で次のように述べました。「私は退職した企業の元社長で、退職後は国内外を旅行して回りました。その中で、訪れる国々で海外の法輪功学習者がいるのを見ると、中国本土の弾圧とは対照的であることを強く感じました。私がカンボジアを訪れた際には、カンボジアのポル・ポト政権による虐殺の記念館を見学しました。そこで、カンボジア人民と華人の四分の一が虐殺されていたことを知り、非常に衝撃を受けました。また、私は新疆やチベットにも行ったことがあり、そこでも中共が彼らの文化や信仰を弾圧している現実を見ました。現地では頻繁に身分証の確認や顔認識が行われていて、監視と統制を強化している状況です。誰かが『私たちは今、占領地にいる』と言ったとき、私はなるほどと思いました。その通りです。延安時代の『中華ソビエト共和国』から、1949年に『中華人民共和国』に変わった私たちは、共産国際が作り上げた東方の第三支部に統制されていたのです」

 「今、貴州省の『藏字石』に『中国共産党亡』と現れた出来事があり、専門家によると、これは自然に形成されたもので、まさに天の意志だとされています。中共は天罰を受けており、疫病や極端な天候が続いています。ここに私はかつて中共にすべてを捧げる誓いを無効にし、中共と共に天罰で滅びることはありません。命は自分のもので、私は自分と愛する家族、親友のために生きます。邪悪な中共の滅亡を目の当たりにしたいと思います。中国の皆さん、表面的な繁栄に惑わされてはいけません。道路や高速鉄道、緑化などが進んでいますが、道徳や法治は完全に崩壊し、腐敗が至るところに広がっています。私は中共の体制内で働いているので、中共の上層部も下層部もこの乱れを解決できないことを知っています。情報を徹底的に封じ込め、官製の『盛世』を宣伝して洗脳しています。もしネット封鎖が突破されれば、6カ月以内に中共は解体されると私は確信しています。私は中共の平和的な解体を望み、戦争や混乱を避け、平和に移行することを願っています。天が中国を守ってくれることを願います!」

 今年9月、周碩果さんは自身の経験を通じて次のように語りました。「2024年7月1日、私は知らないうちに、会社の企画部に党の動画を強制に撮影させられました。皆が並び立ち、党に加入するふりをして、拳を握りしめて誓いを立て、中共に忠誠を誓う姿を撮影されました。この動画は会社の広報で配信されました。私たちの会社はもともと民間企業であり、中共とは関係がありませんが、近年、民間企業でも党支部の設立が求められ、さまざまな偽りが強要されています。会社が党の動画を撮影したのも強制的に要求されたことでした。

 これにより、中共への忠誠や熱意はすべて偽物であり、国民全員が嘘をついていることです。私は党員ではなく、今後も党には加入するつもりはありません。表面的なふりをしていても非常に危険であり、当時気づかなかったことを深く後悔しています。ここで、動画での誓いはすべて偽りであり、私は中共との関係を断ち、少年時代に加入した共青団から脱退し、清らかな中国人として生きていくことを宣言します」

 大法の素晴らしさを知り、三退して幸福を祈る

 9月2日、「念念」という名前の若い女性が「私は20代の妊娠中の母親です。これまでの経験を通じて、中共の多くの宣伝が嘘であり、社会や経済を混乱させ、多くの若者が失業して民衆が困窮していることを実感しています。この邪悪な中共が早く崩壊することを願っています。私は子供の頃に加入した少先隊と共青団を脱退し、清らかな中国人として生きます。神々が私と生まれてくる赤ちゃんを守ってくれますように」と言いました。

 9月9日、河北省出身の冬花さんは「私はずっと共産党から無神論を教えられてきましたが、映画『再び神になる』を見て、神は常に存在していることを理解し、良い人になりたいと思うようになりました。ここに私は少先隊から脱退することを正式に宣言します」と表明しました。

 アメリカに住む小蓮さんは9月15日に三退声明を発表しました。「今日、法輪功のパレードを見て、アメリカはとても自由だと感じました。中国では中共をとても嫌っており、このように異なる意見を表現できる団体は全くありません。私は過去に加入した少先隊を脱退します」

 9月17日、劉明さんは、「私は退役軍人で、40年間党に所属しておりましたが、今の中共の言動は人民のためではなく、腐敗と汚職ばかりです。私は共産党およびその関連組織を脱退します」と三退の声明を出しました。

 10月11日、黒龍江省から来た大吉さんは、「私は交通局の運輸会社を退職しました。7、8年前に上司の指示で、長距離バスに乗っていた法輪功の学習者を捕まえ、彼らが陳情のために移動することを阻止し、地元に戻させました。今日、私は法輪功の真実を知り、過去の行いを悔い改め、学習者に謝罪します。私は正式に共青団と少先隊を脱退し、中共と完全に決別し、より良い未来を選択します」と述べました。

 
翻訳原文(中国語):https://www.minghui.org/mh/articles/2024/11/23/485323.html
 
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