アルゼンチンで「真善忍国際美術展」開催 鑑賞者は法輪功迫害の事実を知る
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  【明慧日本2024年12月23日】アルゼンチンの法輪功学習者(以下、学習者)は11月11日から22日まで、アサンティアゴ・デル・エステロ州議会で「真善忍国際美術展」(以下、美術展)を開催した。 この美術展が普遍的な価値の重要性を広め、同州の社会・立法・人文科学部門は美術展の開催を特別に発表した。

图1:“真善忍国际美展”在阿根廷的圣地亚哥-德尔埃斯特罗省议会举办。

アサンティアゴ・デル・エステロ州議会で開催された美術展

 この美術展には、多数の国会議員をはじめ、100人以上の国会職員、地元や欧州の関係者、ジャーナリスト、多くの国家機関の代表者、国会を訪れた人々が鑑賞した。

 「真・善・忍」という価値観が共鳴を引き起こす

 美術展の開幕式に多くの報道機関が取材に訪れ、州議会の幹部が出席した。 また、同州の発表の中で、日常生活で普遍的な原則である「真・善・忍」を実践することの重要性を強調するとともに、絵画に現した強靭不屈の精神をも強調した。そして法輪大法佛学会がこれらの価値観を広め、人々をよりよい人間にしていることに感謝した。

图2:圣地亚哥-德尔埃斯特罗省议会众议院议长、副议长和议会代表出席了“真善忍国际美展”开幕式。

美術展の開幕式に出席したサンティアゴ・デル・エステロ州議会下院議長、副議長、議会代表者

图3:圣地亚哥-德尔埃斯特罗省议会的社会,立法和人文部门为真善忍美展发布公告。

美術展の開催を発表したサンティアゴ・デル・エステロ州議会の社会・立法・人文局

图4:圣地亚哥-德尔埃斯特罗国立大学校长(图中)观看真善忍美展画作。

美術展の観賞に訪れたサンティアゴ・デル・エステロ国立大学の学長(中央)

 サンティアゴ・デル・エステロ国立大学の学長も訪れ、絵画を鑑賞した。そして、法輪大法の主要な著作である『轉法輪』を読み、真・善・忍という普遍的な原則についてさらに理解を深めたいと話した。

图5:参观者在观看画作后,饶有兴趣地阅读了解卍字符的真实历史。

絵画を鑑賞したある来場者は、卍(まんじ)の真実の歴史について興味深く読み理解を深めた

图6:省议会立法文化中心的负责人看神韵画册,了解神韵艺术团演出。

州議会立法文化センター長が神韻芸術団の写真集を見て、神韻公演に強く興味を示す

 主催者は、「3カ月以内に同じ都市で2回も『真善忍国際美術展』を開催するのは、まさに奇跡です」と述べた。最初の美術展は8月9日から16日まで、アルガナラス-アルコルタ文化センターで開催された。数百人も美術展の鑑賞を訪れ、法輪大法修煉の素晴らしさや、中国で中国共産党(以下、中共)による法輪功への残酷な迫害について知る機会を提供できたという。展示された絵画を通して、人々は精神的な信仰の力を目の当たりにし、正しい信念が邪悪な暴行に対抗し、それに打ち勝つということを見て取れたと言った。

 主催者はさらに、最後の日の最後の瞬間まで、美術展を訪れ、法輪大法について知ろうとする人々がいたことに感動を受けたと話した。絵画を鑑賞した多くの人々が感動して涙を流し、法輪功迫害の実態を知る機会を得られたことに感謝の意を表した。彼らは請願書に署名し、学習者の迫害反対活動を支持した。この請願書は、アルゼンチン政府に対し、コロン劇場で開催される神韻芸術団の文化公演に、中共からの外交的影響を排除するよう促すものである。コロン劇場はアルゼンチンの首都を代表する象徴的な場所であり、この劇場に神韻公演が予定されている。来場者は善良な学習者が核心的価値観を広めるために行っているさまざまな活動について知り、喜びと驚きを感じているという。

 しかし、多くの学生や美術展に興味を持っていた人々が、最終的に美術展を鑑賞できなかった。ところが、思いがけない出来事が起きた。最終日に、以前学習者から中共による法輪功迫害の実態を聞いていた州議会議員が美術展を支持することを決め、美術展を州議会での開催ができるようになった。州議会で行われた美術展の開幕式で、この議員は、法輪大法の基本的な原則を知ることで自分の意識が目覚めたことを強調した。そして、彼の支援により、美術展が再び開催されることが実現し、同議員の願いが叶ったのである。

 芸術作品が人々の心に触れ、鑑賞者は恩恵を受ける

 美術展を鑑賞する過程で、人々はさまざまな恩恵を受けいる。

 サンドラさんは、ソーシャルメディアを通じてこの美術展のことを知り、家族と一緒に鑑賞に訪れた。彼女は、「20年前、彼ら(法輪功学習者)が功法煉功している場所で、迫害のことを知りました。しかし、その後、生活の雑事に追われて彼らとの連絡が途絶えてしまいました。当時は今のように交流できるソーシャルネットワークがありませんでした。でも今回再び彼らを見かけて、ぜひ行ってみようと決めました。この機会を逃したくありませんでした。この美術展は本当に印象的で、とても素晴らしいです。『真・善・忍』、人々にはこれが必要です。これがあれば、神や宇宙とより深く結びつくことができると思います」と語った。

 議会で働いているある男性が視力に問題を抱えており、数日間この建物内を歩いているうちに驚いたことがあったという。彼は、「遠く離れていても、これらの絵画がはっきりと見える」という。彼は絵画に近づいて詳しく見てみると、長時間見ていても目が疲れないことに気づきいた。彼は同僚に「ぜひこれらの絵画を見に行って欲しいです、目にとてもいいのです」と勧めた。そして、彼は法輪大法に興味を持ち、主要著作である『轉法輪』を購入した。

 来場者の中には、展示会場の雰囲気がとても心地よいと感じる人もいた。彼らは「とても安心感がある」と口にし、その後、主催者は会場でゆっくり過ごしたい人々のためにアームチェアを用意した。ある朝、若い男性が何かを探しにこの建物を訪れ、何度か行き来しているうちに、美術展を見学するよう誘われた。

 彼は学習者に、「信じられません。今日なぜここに来たのか自分でも分かりませんが、とても大きな恩恵を受けました。私は、私のような若者たちをまとめる仕事をしていて、今日は本来大きなイベントに参加する予定でした。でも体調が悪かったので行けませんでした。ここに美術展があるなんて知らなかったのですが、今はとても気分が良くなりました。もう少しここにいてもいいですか」と言った。

 また、一部の役人は、「この素晴らしい作品を見せていただき感謝します。しかも、それが高い品質で、精神性と歴史的な内涵に富んでいることに感動しました」「皆さんにお会いできて、そして法輪大法について知ることができてとても嬉しいです」「この美術展がまた開催されることを願っています」とコメントしている。

图7:来自不同学校的学生们前来观看真善忍美展。

美術展の鑑賞に訪れたさまざまな学校の生徒たち

 
 
翻訳原文(中国語):https://www.minghui.org/mh/articles/2024/12/20/486490.html
 
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