虚栄心を取り除いた後体臭が消える
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文/中国の大法弟子 

 【明慧日本2024年12月30日】10代の頃から、私はわきがと口臭に悩まされていました。腋の下が汗で濡れるのを防ぐために、私はぴったりした服を着ないようにし、暑い時期には腋の下に「デオドラントローション」をスプレーしていました。汗をかくたびに、無意識に腋の下の臭いを嗅いでいましたが、そのたびに不快な臭いが広がり、部屋全体にまで及ぶこともありました。この問題は、修煉を始めて約30年が経った後も完全には解消されませんでした。私は内に向かって自分を探し、自分の虚栄心、見栄を張る心、人に批判されるのを嫌う心が、このわきがという問題に映し出されているのだと悟りました。この問題を克服するためには、まず自分の心を変えなければならないと気付きました。そして、心の中で真摯に師父にお願いし、これらのよくない執着心を取り除くよう助けていただけるよう求めました。

 その後、数日間、わきがが非常にひどくなり、自分自身でも耐えられないほどの状態になりました。しかし、私は以前のように腋の下の臭いを嗅ぐ癖をやめ、「デオドラントローション」をスプレーすることもしませんでした。このとき、私は虚栄心や見栄を張る心とわきがが一体であることをはっきりと認識しました。心の中で虚栄心や見栄を張る心が現れるたび、それを取り除き、「死ね」と念じました。数日後、わきがは完全に消え去りました。その直後、同修の家でのことでした。偶然と思える状況の中で、ある同修から言われた言葉が私の心を強く刺激しました。私は感情を抑えようと努力しましたが、善意を装って自己弁護をしてしまい、心の中では「私はあなたが言うような人ではない」と考えていました。同修の家を出た後、方向を間違えるほど動揺していました。このとき、私は自分を証明しようとする心があまりにも強いことに気付きました。

 家に帰ると、さまざまな人心が私を妨害し続けましたが、私はひたすら師父の説法を思い出すよう努めました。そして突然、こう気付きました。「数日前、私は師父に虚栄心、見栄を張る心、人に批判されるのを嫌う心を取り除くようお願いしていたではないか。これは師父が同修を通して私を向上させるために手配してくださったのだ!  師父、ありがとうございます!  同修の皆さん、ありがとうございます!」と。この気付きによって驚いたのは、その日のうちに口臭も完全に消えていたことでした。

 大法は本当に素晴らしく、超常的です!  私たちの修煉は人心を直に指摘して向き合わせてくれます。何十年も私を悩ませていたわきがと口臭は、内に向かって自分を探し、心性を向上させた結果、たった1週間で完全に消え去りました。

 
翻訳原文(中国語):https://www.minghui.org/mh/articles/2024/12/17/486157.html
 
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