内に向けて探し、皮膚病とウオノメが消えた
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 文/日本の大法弟子

 【明慧日本2021年9月14日】学法煉功を続け、内に向けて探すことによって、長年の皮膚病とウオノメが消えた私の修煉体験を皆さんと交流したいと思います。

 毎日法輪功のすべての功法を煉功をし、毎日『轉法輪』を1講学ぶことは、真の大法弟子にとってごく普通のことであり、修煉において行わなければならないことだと思います。しかし、それを長年続けることは容易ではありません。

 いつからか、私の足の親指の横にウオノメができてしまい、それは硬くて押すと少し痛みを感じましたが、普通に歩くことには影響はありませんでした。また、つま先の上の皮膚も、少し突起していて痛みはありませんが、触ると少しかゆみを感じ、ちょっと腐っているようにも見えましたが、気にしたりすることはありませんでした。それは長年の症状であったので、しかも大きな支障もなかったため、あまり気にすることもなく普通の水虫だと思っていました。しかしその後、これは伝染しない頑固な皮膚のウイルスで、治療が非常に難しいと言われたのでした。

 昨年、中共ウイルス(コロナ)が発生して間がないころ、ウオノメが炎症を起こし始め、痛みで足を引きずって歩くようになりました。ちょうどそのころ会社は緊急事態宣言の期間中で、1カ月間の在宅勤務を決めました。そのため私は歩いて出勤する必要がなくなったので、ウオノメの薬を試めしてみようと思いました。修煉者として、常人の方法を使うべきではないと分かりながら、「ウオノメは病気ではないから、水薬を使っても大丈夫でしょう」と言い訳をして、水薬を買ってきて塗りました。しばらく使ってみると少し良くなったように見えましたが、数日後にはまた再発しました。1カ月間続けてみましたが、効果はありませんでした。ある日私は、「私の皮膚に何か問題があるのは業力によるもので、常人の薬でその業力を治せるものか!」と気が付いたのです。

 中共ウイルスがなかなか緩和しなかったため、会社のテレワークが延長されました。私は通常の朝の通勤時間を利用して、師父の新経文を学ぶことにしました。普段は新経文をあまり読むことがないため、早く系統的に学ぼうと思いました。最初は、朝の8時15分前に五式の煉功を終え、それから新経文を学び、夜は『轉法輪』を1講読みました。以前残業がないときは、会社の付近で大法の真相資料や特集号をポスティングしたりしていました。そのときは毎日の睡眠時間が4時間しかありませんでしたが元気でした。テレワーク期間中、私は仕事の空いた時間を利用して煉功し、朝の時間に集中して新経文を学び、100ページ以内は1日1冊、長いものは3日で2冊のペースで読みました。

 「いかに精進してよく修め、向上できるか」と毎日考えました。煉功の時に良くない考えが浮ぶと、終わった後、「その執着は何か? どうして執着するのか? まだどんな執着があるのか?​​​​​​」と内に向けて探しました。師父は「あなたに一つの真理をお教えしましょう。絶えず執着心を取り除くことこそ人間の修煉の過程のすべてです」[1]と説かれました。

 私は、子供の頃から、他人の目が気になり、自分に対する態度などが、とても気になったりしていました。会社では、私と話す態度が悪い人がいたりすると、すぐに自分のどこが悪かったのかと気になったりしました。私は、「はっきり言えばいいのに、どうしてそのような態度をとるの?」と相手に不満を持ってしまい、気持ちが落ち着かなくなるのです。内に向けて探すと、これは虚栄心とメンツを重んじる心、言われたくない心、そして否定されたくない心だと分かりました。

 一般の人に対しては、まだ我慢ができますが、同修の態度が悪いとなかなか受け入れられず、傷つけられたと感じるのです。私は、「自分の業力が大きいうえによく修めていないため、他人も私にこのような態度をとるのだ」と思いました。師父は「もし人に業力がなければ、街を歩いているとき、誰でもその人に笑顔で接し、知らない人でも進んでその人のために奉仕するので、彼には楽しいことばかりです!」 [2]と語られました。

 師父の教えを思い出すたびに、私は「よく修め、すべての執着心を取り除き、自分のものではなく形成された一切の良くないものを捨て、向上しなければならない」と思ったのです。するとだんだんと、たくさんの良くないものがなくなり、今では会社で同僚や同修の態度が良くなくても、気にせず、どんなことに遭っても、自分の間違いを探し、落ち着いて対処できるようになりました。

 このようにして約2カ月後、足指の爪を切る時に、長年つま先の突起していた皮膚が平らになっており、周囲の皮膚と変わらないことに気づいたのでした。なんと頑固な皮膚病が、知らず知らずのうちに治っており、私自身も驚きました。これは、最近、毎日すべて功法の煉功を続け、大量に学法し、内に向けて探すことと関係があると思いました。私はすぐに師父の慈悲なる済度に感謝しました。

 それだけではなく、ウオノメも痛くなくなっており、ポスティングを続けているうちにウオノメが消えました。通常なら、歩くことが多ければ多いほど足に摩擦があり、ウオノメがひどくなるはずですが、私は毎日20~30キロは歩いて資料をポスティングしていましたが、完全に治ったのです。

 考えてみると長年の修煉の中で、煉功も学法もしていたのですが皮膚病が治らず、どうして最近になってこんなに速く治ったのでしょうか? また、神韻を広めるために、以前もたくさん歩いてポスティングしましたが、何故その時はウオノメが消えなかったのでしょうか? 私の悟りでは、以前は内に向けて探すことを知らず、それを重んじなかったからです。分かっていても、いかに本当に探し、見つかった執着心を確実に取り除くことができるのかが、分かっていなかったからです。

 最近は仕事が忙しいなどが原因で、あの時のように精進しなくなりました。今回の交流をきっかけに、良い修煉状態に戻りたいと思いました。仕事に疲れてしまい遅く寝ると、翌朝の煉功がよくできないのです。新経文の勉強や、法を暗唱する時間もなくなってしまいます。座禅は毎日しますが、第一式から第五式の功法を全部煉るのは難しいのです。古い学習者たちは、10年も20年も続けて煉功をしている人が大勢いますが、彼らと比べると本当に恥ずかしくなるのです。

 私にとって、煉功をしている時としていない時の身体は明らかに違うと感じています。煉功をすると、とても元気ですが、そうでないと仕事にも集中できず、昼休みに仮眠もしたくなります。この交流文章を書き始めたころから、私はまた毎朝すべての功法をやり遂げることができるようになりました。

 以上は個人的な感想で、適切ではないところがあれば、ご指摘をお願いします。

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『轉法輪』
 [2] 李洪志師父の著作:『シドニー法会での説法』

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/9/6/430490.html)
 
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