【明慧日本2025年1月7日】ドイツ法輪大法修煉体験交流会(以下、法会)が、昨年12月28日にベルリンで開催された。法会では、ドイツ、オーストリア、スイスからの20人の学習者がそれぞれの修煉体験を語り、日常生活でどのように法輪功(法輪大法ともいう)の原理に従って、どのように精進して修煉し、師父の法を正すことを手伝い、誓いを実行しているかを交流した。多くの参加者は、自分の修煉体験を語った学習者と自分を比較して、非常に刺激を受け、修煉の不足点が見つかったと語った。また、これは互いに学び合う良い機会だとも話した。
12月28日、ドイツ法輪大法修煉体験交流会の様子
学習者の心からの交流は刺激があり励みになる
記者であり英語教師でもあるアランさんは、この交流がとても役に立ったという。「この交流は、他の学習者たちと比べて自分がどれだけ修煉に遅れをとっているか、また彼らがいかに熱心に修煉しているかを知る助けになりました。彼らが時間をどのように活用しているかに刺激を受けました」と語った。
アランさんは、旧勢力の按排を打ち消すために自分の内面を見つめ、法の学習を通して自分の認識する面を目覚めさせたと語る学習者に感銘を受けた。「彼女が病業を克服した方法に感銘を受けました。彼女は、旧勢力には私たちを迫害する権利がないので、病気を起こさせてはいけないと悟ったのです」と言った。
李洪志先生(法輪功の創始者)は『道法』という文章の中で、アランさんにヒントを与えてくださった。それはアランさんにとって共感できるものだった。「私たちには認識する一面があります。どの一面を使って法を学び、日常の問題に対処するかが課題です。最初の考えが認識する一面から来なければ、その最初の考えは正しくありません」
法輪功(法輪大法ともいう)の李先生は、発表した学習者のほとんどが内に向かって探していることに気づかれた。内を見つめることは修煉を含め、すべてのことにおいて最も重要なことである。しかし、一部の学習者は内を見つめることが容易ではないと感じた。彼らは、なぜ容易ではないのかを探ろうとしなかったのか。李先生は「法を十分に学ばなければ、表面的なことしか見えず、根深い執着心やその背後にある要因を掘り出すことができません。そうすると、修煉は十分にでき、自分を省察したと思っても、表面的な修煉しかできません。それは、表面的な修煉に過ぎないのです」とおっしゃっています。
アランさんは、自分は表面的にしか修煉をしていないことが多いと語った。彼は体験交流をとても大切に感じており、「私は、彼らの心のこもった交流、修煉、そして真剣に取り組む姿勢に感銘を受けました」と話した。
アランさんは2010年に法輪大法の修煉を始めた。彼は法輪大法に魅了され、法輪大法は人々がより良い人間になる方法を教えていると考えた。彼は徐々に法輪大法をより深く理解し、「私の責任はそれ以上です。これは歴史的な瞬間です。法輪大法は私が最初に認識していたよりもはるかに奥深いものです。私がその真の一員になったとき、法輪大法が私たちの生活にとってどれほど重要であるかがわかりました。私が多くの時間を費やしていた日常の物事は、実際には些細なことだったと気づきました」と述べた。
私たちはお互いに補い合うべき
シルビアさんはドイツ東部出身で、2018年に法輪大法の修煉を始めた。彼女は、何かを探しているような気がして長い間、見つけられなかったと言った。彼女は「宗教について研究し、たくさんの本を読みました。李先生が『轉法輪』でおっしゃったように、時間とお金を無駄にしました。自分の体がめちゃくちゃになっていることに気づきましたが、抜け出す方法が見つかりませんでした」と話した。
シルビアさんは、「知恵があり助けてくれる先生を求める私の願いはあまりにも強くなり、私を四方八方に揺さぶりました。何人かの先生が短期間現れましたが、彼らは私が求めている先生で無いことに気づきました」と言った。
彼女は説明会で法輪大法の学習者と出会った。「私はその功法を学んで、修煉をし始めました」
彼女は法会に参加してとても良かったと感じた。「学習者たちとの交流は多くの問題点を補いました。私たちはとても異なっていますが、多くの共通点があります。私たちが協力しお互いを補い合うことは有益なのです」
「小さなことにも注意を払う必要があります」と彼女は言った。「しかし、やり過ぎてはいけません。物事をより大きな視点から見て、修煉を理性的に理解する必要があります。自分自身を見つめ、内面を見つめる必要があります。これは非常に重要です」
「私たちは学習者といる時、あるいは一般の人々といる時でさえ、もっと注意を払うべきです。何が起ころうと、どんな問題があろうと、私たちは必ず法を実証し、法の中にいなければなりません。私たちは完璧ではありませんが、完璧になるよう努力しなければなりません。法の中で自分自身を正さなければなりません」
「これは簡単なことではありません。苦難が訪れたとき、私たちは大きな執着心を持っていることに気づくべきです。その執着心が明らかになったとき、私たちは感謝すべきなのです」と言った。彼女は、私たちが長い間執着心に気づかなければ、困難や病業を経験するかもしれないと信じている。
他の学習者の貢献を大切にする
ロバート博士は法輪大法を10年以上修煉しており、法会で話されたことは彼らの学法グループが直面している問題でもあったため、法会に参加したことは彼らにとって有益だったと語った。法会は彼にインスピレーションを与え、気持ちを落ち着かせてくれた。法会が再びドイツで開催されることを嬉しく思った。彼は学習者の話から、彼らが多くのことをし、多くの犠牲を払ったことを知った。「時には、自分はこんなに多くのことをしたのに、これ以上はできないと思うことがあります。学習者の話にとても感動し、自分を恥ずかしく思いました」と彼は語った。彼は彼らの話をもう一度読み、もっと学びたいと考えている。
彼は、学習者たちが法会の体験談の翻訳にどのように協力したかを理解していた。彼は、「一般的に言って、翻訳者がどれほど一生懸命働いているかはわかりません。彼らは最後の最後まで働いてくれました。私は彼らの手助けを大切に思っています」と言った。
学習者は心を開いて交流することで恩恵を受けた
南ドイツのバイエルン州出身のマイケル・シェーンベルガーさんは、約20年前に法輪大法について知った。当時、彼は人生の意味を探していた。雑誌で法輪大法の紹介を読んだ後「9日間の法輪大法勉強会」に参加した。それで人生についての多くの疑問が解決した。彼は大法を修煉したいと思っていたが、まだ若く、人生を楽しみたいと思っていた。60歳になるまで法輪大法を修煉したくなかった。
しかし、法輪大法を学んだ後、彼は修煉したいという気持ちを捨てきれず、4、5年後に法輪大法を修煉し始めた。
シェーンベルガーさんは、法会の会場はとても和やかで純粋で雰囲気はとても良く、多くの学習者が自分の体験を分かち合い交流したと語った。学習者は執着心と人心を放下し、神への道を歩んでいる。ある学習者は、夫、夫の友人、マネージャーに対する怨恨心をどうやって取り除いたかを交流した。彼は彼女の交流に非常に感銘を受けた。「彼女は、生死の試練を受けたと言いました。また、経済的困難があり、孤独を感じていました。彼女は山のような苦難を経験しましたが、それをすべて克服し、ついに苦境から抜け出しました。私たちは誰もが困難を経験しますが、他の学習者との交流から学ぶことができます」と語った。
また、シェーンベルガーさんは「この学習者は、特に法の学習と煉功という三つのことをしっかりやっています。彼女は自分を放下し、修め、他の学習者と心を開いて交流し、他の学習者から支援と手助けを得ています。私は自分の欠点に気づき、どうすればもっと良くなれるかがわかりました」と述べた。