スマホ依存を断ち、自分を浄化する時間を取りましょう
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文/中国黒龍江省の大法弟子    

 【明慧日本2025年2月8日】2024年12月1日 夜7時頃、私は部屋で法を学んでいました。突然、誰かがドアをノックするような音が聞こえました。半信半疑でドアの方へ歩いていき、「外に誰かいますか?」と聞こうとしたその時、再びノックの音が鳴りました。確かに誰かが来たのです。

 ドアを開けると、同修の方でした。少し言葉を交わした後、彼女は小冊子を取り出し、私に手渡すと慌ただしく去っていきました。外はすでに真っ暗で、彼女は帰るためにバスに乗らなければならなかったので、引き止めることなく見送りました。

 私は小冊子を手に取って見てみると、それは「明慧彙編:スマホ依存を断ち、修煉当初の状態を取り戻す」というものでした。私はその本を寝室に持っていき、枕元に置いて、寝る前に読もうと思いました。しかし、その夜はスマホである有名人のコンサート映像を夢中で見てしまい、小冊子を読むことをすっかり忘れてしまいました。

 翌朝、朝食を終えた後、小冊子を見つけて手に取り、大きい部屋へ向かいました。歩きながら考えました。「同修が夜遅くにわざわざ届けてくれたこの本は、決して偶然ではないはずだ。しっかり読まなければ、きっと私の修煉と関係があるに違いない」。私はソファに座り、読み始めました。一日かけて、ついに最後まで読み終えました。

 『彙編』に収録されている文章はどれも素晴らしく、事実と実体験に基づいて書かれています。スマホ依存による多方面の害や、スマホの安全管理を怠ること、さらにはスマホ監視による迫害の深刻さが詳しく述べられており、その教訓は非常に痛ましいものでした。スマホ依存から抜け出せず命を落とした人とか、身体が自力で動かせなくなった人とか、失明した人とか、大法の修煉から離れてしまった人などなど。これらを読んで、私は深く心を動かされました。

 この痛ましい教訓を通して、私は自分の執着を見つけました。今年の8月末から9月初めにかけて、私はある有名人のオンラインコンサートに夢中になりました。動画を見て、シェアし、歌を覚え、録画し、コレクションすることに熱中し、楽しくて仕方がありませんでした。その結果、私の修煉状態に問題が生じました。インターネットの接続が不安定になり、接続してもすぐに切れるようになったのです。再接続しようとしても、つながらなかったり、つながっても見たいページが開かなかったりしました。私は「ネットワークに問題がある」と思い込み、ひたすら外部の原因を探し続けました。

 約3か月の間に、私は二つの異なるネットワークプロバイダーに変更し、新しいルーターを設置し、何度も修理を依頼しました。しかし、それでもネットはうまく使えませんでした。ネット回線の工事や修理の過程で、作業員と接触する機会がありました。その際、私は彼らに真相を伝え、「三退」(中国共産党および関連組織からの脱退)を勧め、多くの人を救うことができました。それは本来喜ぶべきことでした。しかし、私は依然としてネットの不調に苦しみ、困惑していました。自分の問題がどこにあるのか気づくことができなかったのです。

 ある日、私は師父に香を捧げながら、心を込めて「どうか重い槌で弟子を目覚めさせてください!」とお願いしました。すると、その後すぐに同修が『彙編』を届けてくれたのです。私は自分の誤りに気づきました。それは、スマホへの執着でした。

 私はすぐにすべてのコレクション、録画、動画投稿、学んだ歌の録音などを削除しました。すると、驚くことにネット接続が正常に戻ったのです!

 私は師父の法像の前で、合掌し、心から感謝しました。「師父が弟子を目覚めさせてくださり、本当にありがとうございます。私はもっと法を学び、心を清め、執着と欲望を取り除きます。師父と法を信じ、真の修煉者になります!」

 これからは、修煉の中で常に自分の内を探し続けます! そして、師父の教えをしっかりと心に刻みます。「修煉が成就するかどうかもあなた自身のことです。宇宙で法を正すことも末後の時期に入り、この時期が終わったあと、厳しい選別と淘汰の過程があります。しっかりと自覚をもって行なってください! この歴史時期を乗り越えた大法弟子は、神まで皆さんを尊敬しています。自分自身を大事にし、この未曾有の最も邪悪な迫害を乗り越えられるようにしてください。真覚になりましょう! これこそ神が最も偉大だと思っていることです!」(『険悪を遠ざけよう』)

 
翻訳原文(中国語):https://www.minghui.org/mh/articles/2025/1/2/487098.html
 
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