【明慧日本2025年2月18日】愛知県稲沢市の名鉄国府宮駅周辺で2月10日、法輪功学習者(以下、学習者)が広く社会に向けて、中国共産党(以下、中共)による法輪功が迫害されている実態を伝える活動を行った。
2月10日稲沢市の名鉄国府宮駅周辺で人々に法輪功が迫害されている実態を伝える横断幕を掲げ、資料を配布する学習者 |
当日は非常に寒く、風が強く吹いていたにもかかわらず、学習者たちは「法輪大法」「真・善・忍」「法輪功が世界に広まる」「SOS法輪功への迫害を停止」といったメッセージを日本語、英語、中国語で書かれた横断幕を掲げ、法輪功に対する迫害の実態(真相)を伝える資料を配布した。
この日は、1000年以上の歴史を持つ稲沢市の国府宮「はだか祭」が開催される日であった。そのため、地元住民だけでなく、電車に乗って遠方から「はだか祭」を見物に来た人々も加わり、学習者たちが掲げた横断幕の前を多くの人々が行き交った。
真相を伝える資料を配布する学習者 |
活動が始まったばかりの時、法輪功について説明している資料の配布が非常に速いペースで行われた。高齢の多くの女性が学習者のところへ来て、資料を求め、何をしているのかを尋ねた。そこで、学習者は「法輪大法(法輪功)は中国の伝統的な修煉法であり、『真・善・忍』の原則に基づいて、より良い人間になることを目指すものです。そして、現在では世界100カ国以上に広まっています」と説明した。「法輪大法はすばらしい」「真・善・忍はすばらしい」と書かれた資料を配布し、法輪功のウェブサイトの情報を提供した。資料を受け取った人々は「こんな寒い中、ご苦労様です」と学習者たちの努力をねぎらった。
当日、活動中に60歳くらいの男性が通りかかった。男性は以前、名古屋で「中国における法輪功への迫害についての資料」を見たことがあると言った。また別の男性は、毎年この場所で法輪功に対する迫害の実態を伝えているのを目にしたことがある、と語った。また、3人組の男性は、法輪功の女性学習者である李さんと話した後、彼女がボランティアで活動していることを知って感動し、干し芋を贈ろうとした。李さんは「お心遣いは大変嬉しいです。ただ、学習者が中国で受けている迫害について多くの方に知っていただき、素晴らしい未来を迎えてほしいと思っています。干し芋は遠慮させていただきます」と答えた。3人組の男性は去り際に「頑張ってください」と励ましの言葉をかけた。
また、中共による法輪功への迫害の事実を知っている警官が学習者たちに温かいお茶を買ってきた。そして「寒いから、熱いうちに飲んで暖まってね。頑張って!」と励ましの言葉を掛けた。
警官と市民からの励ましは、学習者たちをとても感動させた。
「このような平和的な方法で、中共による法輪功に対する迫害の実態を伝える活動に
心から敬服します!」
活動中、40代の男性が通りかかり、功法の展示パネルの前でしばらく立ち止まっていた。学習者は男性に近づき、法輪功について説明した。男性は、なぜ国府宮駅前でこのような展示をしているのかと尋ねた。そこで学習者は、法輪功が中国でどのように広まり、なぜ中共から迫害されているのかを詳しく説明した。特に、1999年に国家主席であった江沢民が、学習者が共産党員よりも多くなったことに嫉妬し、大規模な迫害を開始したこと。そして、学習者の臓器を生きたまま収奪して売買する、という残虐な行為が行われていることを伝えた。男性は、中共が行っていることが道徳的に間違っていること、共産党が無神論を主張し、中国国内で宗教や信仰を弾圧していることを知っており、学習者たちの平和的な抗議活動に深く感心した。男性は「中共を倒すのは難しいかもしれないが、皆さんのような平和的な方法で、中共による法輪功に対する迫害の実態を伝える活動に心から敬服します!」と語った。
迫害の事実資料の内容を読む通行人 |
西洋人「中共は学習者を迫害していることをすぐに止めるべきだ」
当日行われた古くから伝わる伝統的な祭りは、多くの外国人の注目を集めた。午後には、60歳から70歳くらいの西洋人の男性3人が法輪功の横断幕の前を通りかかった。中共による法輪功への迫害の実態を伝える資料を学習者が男性たちに手渡すと、彼らは資料を受け取って、伝統的な祭りを観覧しに行った。
男性3人が戻ってきた時、学習者は英語で彼らと話した。3人全員イギリス出身で、日本に住んで数十年経っていて、その中の1人は日本の大学で教鞭をとっていた。彼らは、なぜ中共が法輪功を迫害するのかを尋ねた。そこで学習者は、中共による法輪功への迫害の実態を伝えると、男性たちは深い悲しみを感じた。3人の中で年配の男性は、学習者が中国に帰国できないことを知り、中共は迫害していることをすぐに止めるべきだと訴えた。男性たちは最後に、学習者の幸運を祈り、学習者も同様に彼らの幸運を祈った。