日本人:『轉法輪』を読んで多くの恩恵を受ける(下)
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 【明慧日本2025年2月19日】(前文より続く)

 轉法輪』を読んで万重の山を越えたと知る

 小椋さんは42歳の時に子宮筋腫を患い、手術を受けざるを得なくなった。その後、更年期の症状が酷くなり、この頃の家庭や職場環境は最悪だった。不眠症を発症して薬を服用し始めた。しかし、薬の量は次第に増える一方だった。友人から「薬に頼りすぎると体の免疫力が弱まる」と忠告を受けた小椋さんは、52歳のとき、台湾の友人が法輪功を学んでいることを思い出し、「健康になりたい」という思いから、その友人に教えてもらうようお願いした。

 小椋さんはこう語ります。「当時の私は、夫を全くダメだと思い込み、些細なことでいつも喧嘩ばかりしていました。『轉法輪』を読んで、自分は『真・善・忍』から本当にはるか遠く離れていることに気づきました。まだ完全には実践できていないのですが、自分のどこが間違っているかがようやく分かり、内に向けて探すことを学びました。これまでの私の至らなさを受け入れ支えてくれた夫に感謝しています。同修の方々との心性交流も私にとって大きな助けとなり、夫婦関係を保つことができ、家庭も和やかになりました。『轉法輪』に出会わなければ、自分を正そうとは思わなかったでしょう。この感謝の気持ちを胸に、これからも少しずつ前進したいと思います。師父、本当にありがとうございます」

 他人の気持ちを考慮する事を学び 体質を強化する

 2003年、50代の小寺さんはアメリカで生活しており、離婚を経験したばかりで心身の健康法を探していました。そのとき、隣人である日本人から『轉法輪』を読むことを勧められました。

 彼女はこう話します。「私は早産児だったので、大人になっても虚弱体質でした。長年風邪を引きやすく、一度咳が出ると1~2カ月続きました。医者からは気管支喘息だと言われました。子どもの頃から疲れやすく、体力がなく、精神的にも忍耐力が欠けていて、何をやっても続けられませんでした。友人が『法輪功はとてもエネルギーの強い気功だ』と言うので、私は動作だけを行うものだと思っていました。しかし友人が『轉法輪』を持ってきて、読むことを勧めてくれました。でも『論語』を読んだところで難しいと感じ、さらに以前信仰していた宗教の考え方が影響して、その時は読み進めることが出来ませんでした」

 「しばらくして、再び『轉法輪』を開いてみると、その内容に引き込まれ、2日間寝食を忘れて読み終えました。本を読むとき、文字が大きくなり浮き上がって見えたので、何度も目をこすって信じられない思いでした。外を歩いていると身体が軽やかで、まるで重力がなくなったようでした。煉功をしていると、お腹のあたりで法輪が回転しているのをはっきりと感じました。第二功法の煉功中に目を閉じると、紫色や青色がぼんやりと見えました。師父が『轉法輪』の中でおっしゃっていることが、私の身体に実際に起きたのです。今振り返ると、それは師父が励ましてくださるために与えて下さったのだと思います。師父の慈悲に感謝します」

 小寺さんは続けた、「このことから、『轉法輪』は普通の本ではないと当時分かりました。私は幼い頃から宇宙の神秘と真実を知りたいと願っていました」

 「当時『轉法輪』を読んだときは、本の内容よりも動作に注目していました。ただ書かれている言葉を頭に入れるだけで、『轉法輪』の中にある『真・善・忍』の深遠な内包や寛容、慈悲を理解するには至っていませんでした。しかし、修煉を続けていく中で、師父の慈悲のおかげで、徐々に自分の運命にあるすべてのことを受け入れるようになり、自分中心の人間から他人の気持ちを考えられる人間に変わってきました。修煉を通じて私はエネルギーを得て、もう毎年風邪を引いて咳が止まらなくなることはなくなりました。師父に感謝いたします」

 「2017年初め、父の介護のため日本に戻り、日本では同修たちと毎晩『轉法輪』と経文を読みました。時折、正念が不足して安逸心や私心の影響を受けることもあります。そのようなとき、同修たちが私を励まし、指摘してくれます。こうして私は師父が書かれている法の深遠な内包を徐々に理解してきました。衆生を救うため、修煉で怠けることなく精進して参ります。師父、そして同修の皆さん、ありがとうございます」

 『轉法輪』を読む 一つの思い一つの念も修煉

 現在70代の前田さんは、友人が法輪功を学んで健康を取り戻したことを見て、2010年に自分も法輪功を学び始めた。彼女は『轉法輪』を読み終えるのに3か月をかけ、その後2か月以上毎週遠方の煉功点へ通い、一緒に煉功を続けた。

 彼女はこう語った。「煉功中、重たいものが軽く排出されるような感覚を覚えました。若い頃から階段を上るのが苦手でしたが、煉功を始めた後は階段を軽々と上れるようになりました。そのため、これからもきちんと学び、煉功を続けようと決心しました。5年後に他の法輪功学習者たちと一緒に法を学び始め、少しずつ法理を理解するようになりました。その頃から、近所の人や親戚たちに『最近明るくなったね』と言われるようになりました。私はその答えとして、『だって私は「轉法輪」を読んでいるから』と言いました。一つ一つの思いや念も修煉の一部です。これからも法をしっかり学び、さらに精進したいと思います」

 『轉法輪』が私を穏やかな人に変えてくれた

 佐々木さんが初めて『轉法輪』を読んだのは14年前だった。彼女はこれまで抱えていた疑問の答えをすべてその本の中で見つけたと話し、『轉法輪』を「真の宝の書」と表現した。

 彼女はこう語った。「毎日の生活の中で、どんな困難やトラブルに出会っても、すぐに『轉法輪』の中の一文が頭に浮かびます。師父がどのように教えてくださったかを思い出すことで、冷静さを保ち、自分の心の状態をはっきりと認識できるようになりました」

 「人に法輪功を紹介するとき、必ず『轉法輪』を読むことを勧めています。この本は本当に素晴らしい本です! これまで私がわからなかったことが、すべて明確に書かれています。この本のおかげで、私は穏やかな人に変わることができました。今からこの『轉法輪』を一緒に読みましょう! と言っています」

 さらに彼女はこう続けた。「これからも『轉法輪』を宝物として大切にし、この素晴らしさをより多くの人々に伝えていきたいと思います。師父ありがとうございます!」

 『轉法輪』を読んで 修煉の信心を確立

 2016年、阿部さんは法輪功学習者の紹介で『轉法輪』を拝読し、仕事帰りの電車の中で数日かけて読み終えた。しかし、本格的にしっかりと読んだのはその1年半後の事だった。

 彼はこう語ります。「当時、すぐに修煉を始めようとは考えていませんでした。自分がすべての執着を手放せるかどうか、自信がなかったのです。具体的なことは覚えていませんが、2つか3つの執着に対して手放すことができませんでした。今考えると不思議です。自分でそれが執着だと気づいていたのに、それでもなお手放すことをためらっていました。やっと決心がついて煉功場に連絡をしたのは、2017年の秋のことでした」

 「それ以降、私は『轉法輪』を読み続けています。修煉の中でうまくいかないところもありますが、すべての執着を手放し、確固たる信念で修煉を続ける決意をしました。この強い信念は、まさに『轉法輪』を読み続けたことから生まれたものです。これこそが最良の選択であり、すべての執着を手放して修煉することが私の目標なのだと理解しました」

 
翻訳原文(中国語):https://www.minghui.org/mh/articles/2025/2/16/490768.html
 
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