【明慧ネット2025年3月13日】『轉法輪』が1995年に正式出版されてから30年、この本は既に世界100以上の国と地域に広がり、数億人に上る法輪功学習者(以下、学習者)が『真・善・忍』を基準にして心性の向上への修煉をしている。トルコはアジアとヨーロッパの二つの大陸にまたがり、複数の民族が共存する国である。『轉法輪』の深遠な道理は、異なる背景を持つトルコの人々にも深い感銘を与えている。以下は、学習者たちの修煉体験の一部である。
トルコの学習者、ゾンブルダック県エレリ市が主催する文化祭のパレードに参加
「アダナオレンジ花祭り」のパレードに参加
「人間が存在する本当の意味を理解しました」
アティフェットさんは元看護師で、法輪大法を修煉して10年になる。彼女が初めて法輪功(法輪大法)に出会ったのは、ある家庭クラブで開催された座禅を紹介するイベントだった。人生の意味を探していたアティフェットさんはこのイベントにに参加し、法輪功の煉功する時の感覚に驚ろきを感じた。「その場ですぐに『轉法輪』という本を手に取りました」と彼女は語った。「でも初めから最後まで通読する必要があるとは知りませんでした」
多くの初心者にとって、『轉法輪』には多くの馴染みのない用語が出てくる。先輩の学習者たちは「最初から最後までなるべく通読するように」とアドバイスするが、アティフェットさんは読み進めるのが非常に難しいと感じた。「この本は3年間ずっと枕元にありましたが、第二講までも読み終えることができませんでした。ずっと最初から理解しようとしていたからです」と彼女は言った。
その間、アティフェットさんはプライベートな面で困難に直面し、それが彼女を『轉法輪』を改めて理解しようと決意させた。「長期休暇を取り、娘と一緒に過ごすために別の都市へ行きました。そこでたくさんの本を読みました。そしてある日、『轉法輪』を手に取りました。興奮した気持ちで3日間で一気に読み終えました」とアティフェットさんは話した。最初に『轉法輪』を手にしてから、すでに3年が経っていた。
「読み終えた後、私の心は本当に修煉者のようになり、内なる喜びと幸せを言葉で表現できません。自分がずっと探し求めていたものを本当に見つけたと感じました。人間が存在する本当の意味を理解しました。これは本物の教えです。すべての疑問が解決し、内なる欠落感が埋め合わされました。なぜ最初に一気に読まなかったのか、あの時の自分に驚かされます」とアティフェットさんは話した。
多くの学習者と同じように、アティフェットさんも幼い頃から人生の意味を探し求めてきた。「しかし見つけることができませんでした。私の生活には何かが欠けており、それが私を不幸にしていました」と彼女は語った。「『轉法輪』を読むことで、内なる平穏と本当の幸せを得ることができました」
「今の私は以前とは違う人間になりました。毎日『轉法輪』を読み、『真・善・忍』に基づいて行動するよう心がけています。アレルギー性鼻炎、慢性咽頭炎、静脈瘤、高血圧など、いろいろな病気がいつの間にかなくなりました。今では健康で生活の質も向上しました。何をしても疲れを感じることがありません」
さらに、アティフェットさんは自身の忍耐力が強くなり、ストレスにも簡単に対処できるようになったことを発見しました。「恐怖や不安を感じていたのは執着心が原因だったのだと気づきました。以前は、それが自分の性格だと思っていましたが、実際にはすべて執着だとわかりました」と彼女は語った。
ピアノ教師:「『轉法輪』が芸術の深みとその価値を理解させてくれました」
サンダグさんはピアノ教師で、彼女はクラシック音楽が好きで、芸術を通じてより高い真理を追求したいと願っていた。しかし、この世界は人々を混乱させ、何が正しいのか何が間違っているのかわかりにくいと感じていた。『轉法輪』を読み、法輪大法を修煉し始めると、彼女に新しい世界の扉が開かれた。
「法輪大法を得た瞬間、人生のすべての幻想が消え去りました。多くのものが人々を惑わせるものだと気づいたのです」、そしてサンダグさんは「私は多くの生き物に対して深い慈悲の心を抱くようになりました」言った。
ピアノ教師のサンダグさん
サンダグさんは『轉法輪』から神に対する理解を見出し、それが彼女に芸術を新たな視点で見る助けとなった。「大法を通じて、私は芸術の深遠さと尊さをより深く理解できました。ピアニストがクラシック音楽を演奏するのを聴くとき、ピアニストは消え、全てが見えなくなり、純粋さだけが残ります。そして、私は天使と神の声を聞きました」と彼女は語った。
彼女はまた、法輪功を修煉する学習者たちが神韻芸術団の公演で純粋な善と美を表現していることについても、「彼らが法輪功を修煉しているからこそ、観客に心を奮い立たせるメッセージを伝えることができるのです」と話した。
「芸術は神の言葉が地上に現れたもののようなものであり、神韻は芸術の頂点です。伝統文化を理解している成熟した芸術家であれば、神韻をまだ見たことがなくても、彼らは神韻を支持し、理解するでしょう」とサンダグさんは話した。
彼女にとって『轉法輪』は混乱した世の中における浄土のようなものであり、「『轉法輪』を手にすると、私は安心し、純粋なエネルギーが私の顔を流れるのを感じます。それは私に勇気を与え、私を浄化し、堕落した環境から遠ざけてくれるのです」とサンダグさんは言った。「大法は私を目覚めさせ、力、静けさ、そして平和を与えてくれるのです」
「『轉法輪』は私が悪い習慣を断つ助けとなりました」と語るのは、アラブ人のエイマン(仮名)さん、30代の彼は3年以上前から法輪大法の修煉を始めた。成人後、彼は生きていることの不安や明確な人生の方向性が見えない状態に悩んでいましたが、『轉法輪』を読むことで「生命と宇宙の法則の深遠な意味を理解しました」と言った。
現在の彼の生活には目的があり、「修煉を通じて、また『真・善・忍』に従い、『轉法輪』を読んで、私はより良い人間になりました。健康になり、他人や社会のために貢献できるようになりました」と語った。彼の生活は大きく変わり、身体面でも精神面でも積極的な変化を遂げた。「病気から回復し、喫煙と飲酒をやめました。今では活力に満ち、睡眠の質も良くなりました。将来への不安や恐れ、心配はなくなり、人生において充実感や、意味、目的を見つけることができました」と彼は述べた。
「『轉法輪』は人類への偉大な贈り物です」と語るのは、ハラ(仮名)さん。幼い頃から彼女は人生の多くの事柄に疑問を抱き、自分の存在意義を探していた。そのため、さまざまな信仰や文化を研究したが、誰も彼女の疑問に答えることはできなかった。
2003年、銀行本部で働いていたハラさんは法輪大法に出会った。頻繁な出張がある中でも、彼女は煉功を続け、『轉法輪』を読んだ。
「『轉法輪』を読み始めたとき、涙が止まりませんでした。その瞬間、私は偉大な慈悲のエネルギーを感じました。本の中の一文字一文字が私の生命に染み渡り、私の人生を照らしました。本を読み終えたとき、私は自分がずっと探していたものを見つけたと完全に確信しました」と彼女は話した。
また、修煉を始めてから、宇宙の隅々までとつながる非常に強いエネルギーを感じ、その時から彼女は心性を高め、他人に親切にするよう努力をしてきたと話した。
「初めて中共が中国の法輪功学習者を迫害していることを聞いたとき、私は中共が悪魔と取引をしていると思いました。誰が『真・善・忍』に反対できるというのでしょうか?」と彼女は言った。「法輪功を信じることで、そして慈悲深い師父のおかげで、私の生活は変わりました。『轉法輪』は人類への偉大な贈り物です」と語った。
「『轉法輪』は私の光です」
ハティセさんが法輪大法に初めて出会ったのは2012年のことである。商業施設で行われた法輪大法の功法を教えるクラスに参加した際、学習者が『轉法輪』について話していたことに非常に心を動かされた。「まるでずっとそれを待っていたかのように思いました。それで、この本を買って読み始めました。最初に読んだとき、とても良い気持ちになりました。それから2回目を読み始め、もっと理解が深まりました。それは私にとって非常に特別なものでした」。彼女は3回読んだあと、自分にこう言いました。「これこそ私が探していたものだ!」彼女は感極まった気持ちで繰り返し読んだと言う。
『轉法輪』を孫娘と一緒に読むハティスさん
ハティスさんは精神的にも身体的にも苦しんでいた期間は、腕の痛みや呼吸困難に悩まされていた。医者からは合併症を避けるため手術を勧められていた。しかし、法輪大法を修煉し始めると、これらの症状が改善してきた。腕の痛みは消え、普通に呼吸ができるようになり、ハティスはこれを奇跡だと感じた。
彼女は、「『轉法輪』は私を人生の迷いから救い出してくれました。当時、私は精神的にどん底にいて、何の希望も見えませんでした。この本を読み終えた後、これこそが私の光だと感じました」と語った。
「『轉法輪』は私にとって人生の指針書です」
デリンさんも幼い頃から人生におけるより高い答えを探し求めていた。彼女は、「いつも誰かが私の家のドアをノックしてくれるの夢見ていました。いつか悟りを開いた賢人に出会えると思っていました」と話した。
しかし、年齢を重ねるにつれて結婚し子供を持つようになり、日々の生活が忙しくなる中で、高い次元の精神的な追求への関心も薄れていった。「法輪大法は正しいタイミングで私を見つけてくれました。初めて煉功点に行ったとき、幼い頃から待ち続けていた訪問者、それが法輪大法だと気づいたのです。大法こそが私の真の道だと思いました」とデリンさんは言った。
煉功しているデリンさん
デリンさんは、「『轉法輪』は精神的に及ぼす影響が非常に重要であり、人生における良いことや悪いことの背後にある理由を理解しました」と話した。
「『轉法輪』は私の人生の指針書であり、私がこれまで読んだすべての本と異なります。この本は、どんな経験をしても自分を見つめ直し、心性を修め、他人を優先し、流されずに生きることを教えてくれます」と彼女は語った。
さらにデリンさんは、話すことへの恐怖を克服し、周囲の人々に法輪功の真実を伝えるようになった。40代半ばの彼女は、毎日どのようにより良い人間になるかを考えている。
「李先生に対する感謝の気持ちは言葉で表せません。李先生は私に新しい生命を与えてくださいました」とデリンさんは語り、「『轉法輪』は計り知れない価値のある宝物です」と付け加えた。