南アフリカ・ケープタウンの新しい学習者 『轉法輪』を拝読した感想
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 【明慧日本2025年3月12日】法輪功(ファールンゴン法輪大法ともいう)が広く伝わるにつれ、南アフリカでも法輪功を知る人々が増えている。現地の法輪功学習者(以下、学習者)たちは、週末の時間を活用しで煉功を行っている。煉功の後には、学習者同士が交流し、お互いに修煉体験を共有している。特に最近、修煉を始めた新しい学習者たちは、『轉法輪』を読んだ感想や体験を熱心に語り合い、法輪功の法理に対する理解をさらに深めている。

 法輪大法の書籍を読み心が明るくなり、健康な生活で正念が増す

 ケープタウンの法律事務所に勤めるダニエルさんとスカイさんは、法輪功を修煉して一年以上になる。彼女たちは『轉法輪』を読んだ感想を共有してくれた。

 ダニエルさんはこう話した。「この本(『轉法輪』)は、煉功場の法輪功学習者の方から私たちへの贈り物でした。『轉法輪』を読むことは、深く反省させられた経験であり、私に深い印象を残しました」

 「『轉法輪』に書かれている価値観は、常に私の人生を指導する原則になっており、挑戦に対する見方、人間関係、そして自己成長のあり方を形作ってくれました。私はよく、この本を無作為に開いて読んでみるのですが、ちょうど自分が直面している問題が書かれていることに気づきました。『轉法輪』を通じて、中国共産党による法輪功迫害の実態を伝える大切さ、本当に正しい価値観に沿った人生を送ることの重要性を学びました」

 「『善』について、私はそれを『慈悲』と理解しており、この教えに深く共鳴しました。現代の忙しい社会では、人々はしばしば自分自身の悩みや葛藤にとらわれがちですが、この教えは他者に優しく接することの大切さを思い出させてくれます。慈悲を実践することで、心の平穏がもたらされ、人間関係が深まり、より調和のとれた生き方を築くことができるのです」

 「『忍』は一つの原則であり、忍耐、粘り強さ、寛容を意味します。人生には困難がつきものですが、この教えは、それに抗うのではなく、受け入れることを勧めています。忍耐を養うことで、どんな困難にも落ち着いて対処できるようになり、外部の混乱の状況下でも心のバランスを保つことができるのです」

 スカイさんはこう話した。「『真・善・忍』という三つの核心的な価値観に加えて、『轉法輪』は因果応報、徳、そして心身の浄化についても教えています。この本は、人々に『執着を手放すこと』の大切さを説いています。物質的な欲望や自己へのこだわり、あるいは負の感情に執着しないことで、より平和で開かれた心を育むことができるのです。また、この本は『本当の幸福と智慧は、より高い道徳原則と一致することで得られるのであり、外的に追求からは生まれない』という考え方を示しています」

 「振り返ってみると、『轉法輪』を読むことは、とても意義深い旅でした。この本に込められた智慧は、成長が絶えず続くプロセスであることを思い出させてくれます。努力によってこれらの原則を現し、人々はより意義のある、調和のとれた生活を送ることができます」

 人生の痛みは人を目覚めさせ、法輪功を修煉することで生まれ変わる

 自営業をしている西洋人学習者エルネストさんは、すでに2年以上にわたって法を学び、煉功しています。彼は長い間法輪大法に触れていましたが、家族の病死が大きな衝撃となり、また生活の中での困惑も重なったことで、法輪功の修煉を決意した。彼は修煉体験を分かち合ってくれた。

 彼はこのように話した。「初めて法輪功のことを聞いて以来、書籍『法輪功』と『轉法輪』は私にとってかけがえのない宝物となりました。李洪志師父の書籍を読むたびに、法輪功の新たな内涵を悟り、新しい発見があります。ほとんどの場合、私が苦難に直面したとき、師父の言葉がいつも耳元に響き、正しい道を示し、正しく歩むことを教えてくださいます」

 「『轉法輪』の中で私に最も感銘を与えてくださった言葉は、第九講の最終章の後から二段落目の師父の言葉です。師父はこのようにおっしゃっています。『本当の劫難に直面した時、あるいは関門を乗り越える時に、試してみてください。耐え難いものを耐えてみてください。乗り越えられそうもないと見えても、行ない難いと言われても、本当にできるかどうか試しにやってみてください。もし本当にやり遂げられれば、きっと「柳暗花明又 一村」というように、眼前に新たな世界が開けることに気づくに違いありません』 」

 「このほか、私は師父の『洪吟』の詩集も好きで、何度も読み返しています」

 エルネストさんはまた、2024年から法輪大法学会の依頼を受けて、いくつかの法輪功の書籍を南アフリカの言語(アフリカーンス語)に翻訳し始めたことを共有してくれた。彼は、自分が翻訳したこれらの書籍が、アフリカの言語を話す人々がインターネットで読めるようになり、南アフリカの多くの人々が修煉を始める手助けになることを願っているという。

 最後にエルネストさんはこう話した。「私はまだ多くの執着がありますし、時々怠けてしまうこともあります。それが修煉に影響を与えることを知っています。しかし、法輪功は私の心の中で、私の生命で最も重要なものです。2023年1月に法輪功を修煉し始めた時、私は一生修煉し続けると誓いました。修煉は簡単ではなく、多くの戒律や心性の制約があります。それでも私は努力し続けています」

 
翻訳原文(中国語):https://www.minghui.org/mh/articles/2025/3/10/491522.html
 
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