【明慧日本2025年3月14日】広東省汕尾市の法輪功学習者・朱恵鑾(51)さんは迫害により放浪生活を余儀なくされた。2024年3月末、揭陽市の借家から汕尾市の610弁公室の警官に連行され、家宅捜索を受け、掲揚市拘置所に拘留された。その後、揭東区裁判所から懲役3年6カ月の不当な判決を言い渡された。2025年1月16日、朱さんは、迫害するために連行され、広東省女子刑務所に送られた。
朱さんは広東省汕尾市の銀行職員であった。1999年7月、中国共産党が法輪功を迫害し始めると、朱さんは北京に陳情に行った。その結果、汕尾市の610労働教養所と省の洗脳班に迫害され、職場を解雇された。洗脳班では、体調不良を理由に医療仮釈放された。しかし、自宅で610弁公室の警官からしばしば嫌がらせを受けた。2006年、朱さんは迫害から逃れるため、放浪生活を余儀なくされた。
朱さんの行方を追うため、汕尾市の610弁公室は朱さんの両親や妹の家に行き、たびたび嫌がらせをした。嫌がらせに耐え切れず、両親は汕尾市から故郷の揭陽市に戻った。しかし、610弁公室の連中は、汕尾市と揭陽市を行ったり来たりしており、揭陽市にいる朱さんの両親や汕尾市にいる妹の家族に嫌がらせをすることもあった。朱さんの戸籍が妹の家に移されたため、朱さんが18年間放浪生活を送っていた期間、610弁皇室の関係者も18年間妹の家に嫌がらせと脅迫を行った。最終的に610弁公室は、朱さんが見つからなければ、死んだものとして戸籍を取り消し、妹が退職する際にも影響を与えると言った。
2024年3月22日午後、朱さんは揭陽市榕城東山の借家から汕尾市610弁公室に連行され、揭陽市拘置所に拘留された。2024年10月、家族への事前通知や法的文書もなく、冀東区裁判所は朱さんに懲役3年6カ月の判決を言い渡した。