韓国の書道家:法輪大法は私の「人生の地図」
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文/韓国の大法弟子

 【明慧日本2025年3月24日】「子供のころから修煉に興味を持っていた私が、60歳になって初めて法輪大法に出会ったのはなぜでしょうか?」と韓治善さん(64歳)は話し始めました。

 韓さんは書道家であり、書道に関する講義や本の出版も行っている学者です。韓さんは韓国の弘益大学美術学部を卒業しました。韓さんは書道に魅了され、30年以上にわたり技術を磨くことに専念し、書道が人々の心を豊かにすることを願ってきました。韓さんは子供のころから精神修養に興味があり、精神向上のためにさまざまな方法を試してきました。長い放浪の末、韓さんはついに法輪大法に出会いました。韓さんは法輪大法が彼に「人生の地図」を与えてくださったと言います。

图:书法家兼人文学者韩治善先生说法轮功修炼为他指明了人生之方向。

書道家の韓治善さん

 人生に戸惑う

 韓さんは、子どものころから「見えない世界」に興味がありました。韓さんは7歳のころにキリスト教に触れ、聖書をはじめキリスト教に関するさまざまな本を読みました。しかし、それらの本は彼の人生に対する疑問に答えてくれませんでした。むしろ、韓さんは読めば読むほど、疑問が増えていきました。広大な空を見上げながら、彼は「人は死んだら空の星に行くのだろうか」と考えました。その疑問の答えを求めて、彼は多くの時間を思索と瞑想に費やしました。

 韓さんは大学時代から40代にかけて仏教の禅宗に魅了されていました。また、韓さんは伝統的な東洋思想、数秘術、哲学、中国医学、風水、鍼灸、気功治療などにも興味を持っていました。

 貴重な縁

 1990年代初め、30歳になる前に韓さんは仕事を辞め、書道に専念しました。1年間勉強した後、書道アカデミーを開き、それ以来書道に関する本を執筆し、オンライン講義を行っています。2016年に、韓さんは書道関連のコンテンツを共有するYouTubeチャンネルを開始し、このチャンネルを通じて法輪大法に出会いました。

 2021年ころ、韓さんのYouTubeチャンネルのコンテンツを見た男性・林さん(仮名)が彼に会いたいと申し出ました。韓さんはチャンネル登録者と頻繁に会っていたので、彼はその申し出を受け入れ、林さんを自宅に招待しました。彼らは8時間おしゃべりをしました。林さんはいろいろなことを話し、韓さんは熱心に聞いていました。林さんが『轉法輪』について言及したとき、韓さんはそのタイトルが仏陀の教えを指していると思いました。林さんは『轉法輪』は自分が修煉している法輪大法の主要な本のタイトルであると言い、法輪大法についてさらに詳しく説明しました。

 実践する決意

 林さんの話を聞いた後、韓さんは法輪大法についてさらに情報を得るためにインターネットを検索しました。韓さんは『轉法輪』をオンラインで読み始め、煉功ビデオを見ました。彼は当初、法輪大法についてもっと知りたいだけでしたが、煉功者が煉功しているのを見て、煉功を始めることにしました。

 仁寺洞はソウルの有名な観光地です。茶室、レストラン、陶磁器、お茶、手漉きの韓国紙などの伝統製品を販売する店が並んでいます。韓さんはよく仁寺洞に通っていて、地下鉄安国駅の近くで法輪大法の修煉者が煉功しているのを見たことを覚えています。非常に混雑した通りにいたにもかかわらず、その修煉者はとても穏やかで平和で、まるで周囲の騒音から隔離され、別の世界にいるかのようでした。

 彼は深く感動し、真剣に法輪大法を学ぼうと決心しました。韓さんはソウルの三角地にある天梯書店に行き、『轉法輪』を一冊購入し、修煉を始めました。

 『轉法輪』は私の「人生の地図」

韓さんは、「 私は『轉法輪』を読むことで、人生の答えを求めてさまざまな方法を試してきた自分の人生の道を振り返ることができました。『轉法輪』を読んでから、他人から認められたい、教師として培った能力を証明したいという執着を徐々に手放しました。飲酒をやめ、健康も改善しました」と話しました。

 「法輪大法は私の『人生の地図』を示してくださいました。私がどこから来て、今どこにいるのか、そしてどこへ向かうべきか、とても明確な地図です。私はもう、火に集まる虫のように、数え切れないほどの誘惑に惑わされて時間を無駄にすることはありません。自分を修めるということは、さまざまな執着を手放すことだと理解したので、正しい道を歩むのが楽になりました。人生の紆余曲折や試練に立ち向かう勇気も得ました」

 韓さんはまたこう話しました。「私は、修煉を始めてから苦に対する見方が変わりました。私は自分が経験する苦難をもはや苦としてではなく、過去に負った債務の返済として見ています。幸福と喜びは私の手の中の砂のようなものです。私はもうそれらを手に入れるためにそれほど努力しなくなりました。その代わりに、私は欲望と執着を一つずつ手放し、私が持つべきものを自然な態度で受け入れます」

 韓さんの妻も法輪大法を修煉し始めました。韓さんは微笑みながら、「これもまた大きな祝福です」と言いました。彼の妻はめったに他人を褒めません。しかし、彼が修煉を始めてから、彼女は彼が喫煙をやめたのを見ました。彼は毎日熱心に修煉しました。彼女は彼を褒め、友人や家族に彼の良い変化は「素晴らしい」と話しました。

 韓さんは修煉を始めてから人生が劇的に変わり、人と会うと自然に法輪大法について話すようになりました。これまでに韓さんを通して10人以上が修煉を始めました。

 
翻訳原文(中国語):https://www.minghui.org/mh/articles/2025/2/16/490736.html
 
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