【明慧日本2025年4月16日】イタリアの3つの地域で3月末から4月初めにかけて、法輪功学習者(以下、学習者)はそれぞれ法輪功を紹介し、中国共産党に迫害されている実態を伝える活動を開催した。法輪功迫害の事実を知った人々は、迫害に反対する請願書に次々と署名した。
3月29日、学習者はサルデーニャ州の州都カリアリ市の中心にある、ガリバルディ広場で法輪功迫害の実態を伝える活動を行った。
3月29日の活動で法輪功の功法を実演する学習者 |
活動当日は風が強く、人の往来が少なかったが、学習者は法輪功の功法を実演し、通行人に迫害の実態を伝える活動を続けた。
あるウクライナ人女性は、功法の実演を見た後、感動して学習者に「なんて素晴らしいんでしょう、なんと穏やかでしょう。まるで神が人間の世界に降臨したかのようです」と言った。彼女は、こんなに美しい功法を修煉しているために、中国で迫害され、さらには臓器が生きたまま収奪されていることを知り、悲しみのあまり涙を流した。そして、現在の世界では、このような平和で調和の取れた精神がどれほど必要とされているかを強く感じたという。
ヴェネツィア県メストレ市での活動
3月29日の土曜日、学習者はイタリア・ヴェネト州のメストレ市中心部にあるマテーラ広場で法輪功を紹介し、中共による法輪功迫害を伝える活動を行った。メストレは、世界的に有名な水の都ヴェネツィアの衛星都市である。
学習者は功法を実演し、中共による法輪功への迫害の実態を明らかにした。迫害を知った人々は、法輪功への迫害に反対する請願書に次々と署名した。
活動現場では穏やかな功法の実演と、目を引く展示パネルの資料が通行人の注目を集め、多くの市民が立ち止まり詳細を尋ねた。多くの人が学習者との交流を通じて迫害の実態を知り、迫害を非難して署名し、共にこの迫害を止めようと呼びかけた。
4月30日の日曜日、メストレ市中心部で行われた活動 |
ミラノの中国領事館前での活動
4月2日と9日の2日間、ミラノの学習者はミラノの中国領事館前で活動を行い、中国で25年間続く法輪功迫害の停止を呼びかけた。中国語とイタリア語で書かれた、「法輪大法の教えは真・善・忍」「法輪功への迫害を停止せよ」「学習者からの生体臓器収奪をやめさせよう」の展示パネルや横断幕を設置し、通りかかった中国人および市民に詳細を伝えた。
学習者は通行人に資料を配り、中国で起きている、中共による学習者からの生体臓器収奪という重大な人権犯罪を伝えた。そして、人々にG7(主要7か国)政府への請願書に署名を通じて生体臓器収奪を停止するよう呼びかけました。
ミラノの中国領事館前での活動 |
活動中、ある女性に資料を渡し、「法輪功が中国で迫害を受けていることをご存知ですか?」と学習者が尋ねた。彼女は「聞いたことがありません」と答えた。迫害の実態を聞いた女性は非常にショックを受け、「こんなことが起きているなんて思いもしませんでした」と話した。そして「私にできることはありますか?」と女性は尋ね、学習者は「G7の7か国政府に対し、中国による学習者への生体臓器収奪を止めるよう呼びかける請願書に署名できます」と伝えた。
彼女は涙をこらえながら言った。「これが役に立つかどうか分からないけれど、私はもう84歳で、生活や社会に対する価値観を失ってしまいました。ある意味では若くなくなったことを幸運に感じています。それは、この混乱した世界で長く生きる必要がなくなるからです」。学習者は女性に語りかけ、希望を持ち続ける方法と、善良は最終的に邪悪に勝利するという信念について説明した。
そして、女性に暗いトンネルの例え話をした。ある人はトンネルの中を歩いていても出口が見えないが、その道のりこそが私たちの信念を試すものである。そして、トンネルの先には必ず光が現れると伝えた。この話を聞いた女性の目が輝き、微笑みながら学習者に感謝の言葉を述べた。そして彼女は署名をし、学習者を抱きしめて「迫害が一日も早く終わりますように」と願いを込めて話した。