文/遼寧省の大法弟子
【明慧日本2025年4月28日】同修と交流する中で、大法弟子が飛行機や新幹線などの高速鉄道を利用して移動する時の問題についての話が出ました。同修との交流は私に深い啓発を与えてくれたので、この点についてまだ懸念を抱いている同修と交流するために書きました。法に則って真に向上し、修煉の中で正念をもって修煉におけるあらゆる問題に立ち向かうことを目指します。
同修が話していましたが、以前、同修が家族と車で遊びに出かけた時のことです。北京に入るための検問所を通る時、家族が何か一言言い、同修もその家族の言葉に同意して「この警官たちはまともな仕事をしていない」と言いました。停車して検査を受ける時、機械で一人一人の身分証明書をチェックする必要がありましたが、同修の身分証明書を調べた時、機械が音を発しました。同修はすぐに、それは自分の先ほどの正しくない考えが原因だと悟りました。警官は同修に車から降りて検査と確認をするように言いました。同修は車を降りて身分証明書検査機の部屋に行き、機械に向かって「誰も大法弟子を検査する資格はない。誰も悪いことをしてはならない」と念じました。警官が同修の身分証明書を3台の機械で連続してスキャンしましたが、機械は何も反応せず、まるで壊れてしまったかのようでした。
同修は、一体機械にどのような情報が表示されているのかを見たいと思い、4台目の機械にかけたところ、機械は先ほどと同じ音を発しました。同修が機械の画面を見ると「要注意人物・法輪功」と表示されていました。
その後、同修は警官と何気ない会話をしました。警官は、同修の地元の国家安全保衛部門(法輪功迫害の実行部隊。以下、国保)に電話してどのように処理すべきか、通行を許可できるかを尋ねると言いました。同修は心の中で(修煉者のことは)誰も管理するべきではない、と考えました。その結果、警官は同修の所在地の国保に電話をかけましたが、電話に出た人は「この件については何もしない」と言って電話を切りました。
検査と電話を担当した警官は、責任を恐れてやはり通行を許可することを躊躇しましたが、同修は警官に、同修の地元の派出所に電話することを提案しました。同修の地元の派出所の警官は電話を受けると「どこへ行こうと勝手だ、関与しない」と言いました。こうして、車両を検査していた警官は、電話に出た派出所の警官の警察番号を記録し、同修を解放しました。
同修は、列車や新幹線に乗る時は、毎回何度も正念を発し、邪悪が衆生を迫害すること、衆生が罪を犯すことを許さず、毎回何の妨害もなくスムーズに通過できたと話しました。このことから、私たちの一思一念が極めて重要であることが分かります。
この文章を書いた意図は、同修たちに、移動の問題だけでなく、他の問題においても正念を使い、正しい考えを起こすよう注意を促すことにあります。師父は私たちに全てを与えてくださいました。私たちはそれを正しく用い、人心や人間の考えに左右されることなく、完全に人間の認識から抜け出し、虚像に惑わされることなく、衆生が大法や大法弟子に対して罪を犯すようなことがないようにすべきです。彼らは本当に償うことができません。もちろんこれは修煉の境地に関わることであり、無理やり行ったり、真似たりして達成できるものではありませんが、修煉者が法を師とし、正念を強めることは非常に重要です。
わずかな体験ですが、法に則っていない点があればご指摘をお願いします。