恐れずに堂々と『九評』を伝える
■ 印刷版
 

文/中国の大法弟子

 【明慧日本2025年4月28日】私は1999年「7.20」以前に法を得た大法弟子で、これまで修煉の道を歩みながら「三つのこと」を揺るぎなく実践してきました。私は、法輪功真相を伝える時は、スーツケースを引いて出かけていました。そうすることで、『共産党についての九つの論評』(以下、『九評』)や真相を伝える小冊子などを多く持ち運べるからです。午前中は資料を配りながら、真相を伝えています。遠くに行く時には、電動バイクでスーツケースを駅まで運び、そこから電車に乗って移動します。私は主に大きな市場で『九評』や真相小冊子を配っています。

 市場で『九評』を配る時、私はまったく怖がることなく「多くの人に真相を知ってもらい、救われてほしい」という思いだけを胸に、単純に行動しています。人に出会った時には、堂々と、誠実に真相を伝えます。そして最後に『九評』を一冊手渡し、「中国共産党の本当の姿をしっかり理解してください」と言います。次にその市場で、以前に本を渡した人にまた出会うこともあり、その時には「本、読み終わりましたか?  どうでしたか?」と尋ねます。すると多くの人は、「前から共産党が良くないのは知っていたけど、この本を読んで、本当に腐りきってると分かった」と自然に感想を話してくれます。そうした話をしていると、その周囲の店の人たちも耳を傾けており、話し終えた頃には、私はその周りの人たちにも一人ずつ『九評』と真相小冊子を配ります。みんな喜んで受け取ってくれ、さらに知りたがります。そこから「三退」の話につなげるのはとてもスムーズで、彼らの身近な人の話を例に出すと、より信じてもらいやすいのです。

 私は3年間でスーツケースを2つ買い換えるほど活動を続けました。毎日30冊の『九評』と小冊子を持って出かけます。家の近くに大きな市場があり、そこでは一度に70冊以上配ることもあります。1年でどれだけ配ったかは数えていません。私は数に執着せず、ただ淡々と実行してきました。これが私の使命だからです。

 今年の3月、甥の家へ行く途中で、改装されたばかりの住宅地を通りかかりました。私はそこに行ったことがなく、ふと見ると、人目につかない場所に20人以上が集まって話していました。「この衆生たちも救われるべきだ」と思い、家に戻ってからすぐに準備を始めました。『九評』、真相小冊子、それに『明慧週刊』の中の師父の経文『なぜ人間社会は迷いの世界なのか』を用意しました。

 翌日、その場所に再び行くと、やはり20人以上がそこにいました。そのとき、心が少し揺れましたが「ここまで来たのだから引き返すわけにはいかない。私は大法弟子であり、人を救うのが私の使命だ」と思い直しました。私は堂々とその輪に近づき「こんにちは、よかったらこの本を読んでみてください。これは本当の歴史が書かれています」と声をかけました。1人が「これは法輪功のだろう?」と言ったので「そうです。この本には共産党の歴史が詳しく記されています。神もその記録を残しており、これまでの政治運動で8000万人の中国人が非正常な死を遂げています。どうかじっくり読んで、真実を理解してください」と話しました。そして私は1人1人に『九評』と資料を配り、皆快く受け取ってくれました。私は、師父が弟子に力を与えてくださっているのをはっきりと感じました。私の思いは純粋で、心に一縷の雑念もありませんでした。人を救いたいという思いがあれば、師父が私たちを助け、威徳を与えてくださるのです。慈悲深く偉大な師父に、心から感謝いたします。

 すべての生命が救われたいと願っています。だから私たちは外へ出て、彼らにその機会を与えなければなりません。私はこれからも変わらず、この道を正しく、そして力強く歩んでいきたいと思います。

 
翻訳原文(中国語):https://www.minghui.org/mh/articles/2025/4/23/492776.html
 
関連文章