師尊は私たちよりもっと私達の修煉を大切にされている
8月26日の金曜日に法会の会場に行く途中で、法会の期日が余儀なく変更されたことを知りました。
トロントの大型バスも予定通りに発車できず、法会に来られないと知り、私たちはバスで正時に正念を発し始めると、しだいに他の空間に入るような状態で、非常に強いエネルギー場を感じました。
走行中の車の中で座って発正念をしていると、師尊に加持されながら、強烈なエネルギーによって、この空間にいる自分の身体の存在すら感じなくなり、全身がエネルギーに溶け込んでしまったかのようで、他の空間の光景はこの空間よりもっとはっきり見えました。走行中の車は四つの車輪が神話の神の足の下にある風火輪のように、穏やかにびゅうびゅうと進み、光を四方に放ちました。
正念を発する前に、私たちは法会が予定通り開かれるように発正念すべきか討論しました。夜6時に全世界が発正念をする時間になると、エネルギーが特に強かったのです。発正念の中に、自分の神の一面で強大な次のような一念を発しました。「師尊の意志はこの宇宙における最高の天意であり、如何なる生命であろうと、あなたの次元がいくら高くあろうと、みな師尊の最高の天意に順応して行わなければなりません。それはあなたたちの最大の善念であり、あなたたちが新宇宙に入ろうとする唯一の道でもあります」
この固い念力(正念)は強く山を割るほどだと感じ、一念を発すれば、他の空間にいくつもの高い次元にいる神たちにはっきり聞こえ、次から次へと手にしている武器を投げ捨て、師尊の意志に従い、もう妨害しないと示しました。続けて私は再び強大な一念を発しました。「私の空間場にいる師尊の意志に従わないいかなる生命も絶対に許しません。もしまだ妨害するなら、私は大法が私に与えた能力を使って徹底的に邪悪がなくなるまで取り除きます」師と法に対する信念が固くなるにつれて、私の正念は師尊の無限の法力に加持され、直ちにこのハリケーンを作り出した妖怪の洞窟を撃ちました。その過程は、非常に素晴らしく美しいものでした。
この宇宙で最も栄誉ある大法弟子になれることは、この上なく光栄です。修煉の中で師尊に守られることはとても幸せです。8月27日の夕方、私たちの車は大雨にすっぽり包まれ、ニューヨークの大通りを走行していました。正時になると、私たちはこれまで通り発正念をしました。空が暗くなっても、道が分からなくなっても、大法弟子の正念は妨げられず、他の空間に集まっている邪悪を消滅しました。他の空間に師尊が弟子のために引き受けてくださった巨大な苦難を感じ、のしかかって来た多くの邪悪はとっくに師尊が引き受けられました
私たちの車は暗闇の中、強風と豪雨の中を進み、私たちは座ったまま発正念を続けました。微かに同修が言った言葉が聞こえました。「私たちの車は一方通行の上を逆行しているようです」しかし、他の空間で師尊の法身に加持されながら、邪悪を取り除く光景は厳かで神聖でした。巨大な法輪と法身が車の上で私たちの進行を守っていることを私ははっきり見ました。私は「みなさん、落ち着いて! 車の上で法輪と師尊の法身が私たちを守ってくださっています」と言い終ったとき、師尊の弟子への慈悲と加護に感動し、涙がこぼれました。
8月29日の月曜日は晴れ渡り、法会の会場に行く途中に、他の空間で神兵神将が会場の周囲を見守り、非常に高い神たちはみな恭しく師尊を迎え、師尊の説法を心待ちにしているのが見えました。会場に座り、私の各空間のよく修めた身体はみな五体投地で集中して法を聞きました。あのような美しさと素晴らしさは人間世界の言葉で言い表すことができません。
師尊が法を説かれた後、私は以前のように自分を緩めず、真剣にすべての学習者の発言を聞きました。水も飲まずに、身じろぎもせずに真面目に聞き、同修の体験を分かち合いました。同修の交流は私に法の偉大さ、師尊の偉大さを見せてくれ、法の中で精進しようとする私を励ましてくれました。慈悲なる師尊は私達より私達を大切にしておられます。私たちは精進し、着実に修煉して、三つのことをしっかり行なってことこそ、師尊が支払ってくださった巨大な代価と慈悲なる苦難の済度に恥じないのです。
(完)