中国本土へ真相電話をかける中で、心性を向上させる(一)
文/日本の大法弟子
今日、中国本土へ真相を伝える電話をかけてきた中での体験を書き、世界各地の同修の皆さんと分かち合えることをとても光栄に思い、感慨無量です。私は今年2月に初めて電話をかけるプロジェクトに携わりました。これまで、私は真相電話をかけたことがなく、自分が中国本土の人々に真相電話をかけることを想像したこともありません。なぜなら、私は朝鮮民族の大法弟子だからです。中国本土で育てられましたが、中国語はあまり学んだことがなく、中国語の表現能力はとても限られています。私は、中国本土へ真相電話をかける同修はみな中国語が非常に流暢で、弁舌の才が良くて、口が達者だと思っていました。
私は日本で十数年間修煉するなか、ずっと自分が日本語ができる特徴を発揮して、日本の衆生に対して法を広め、真相を伝え、日本の主流社会を相手にしているマスメディアのプロジェクトに参加していました。中国人に向けて真相を伝える部分は基本的に空白でした。時には一部の同修に、あなたは日本人だけに優しく、ただ日本人だけに大法を宣伝し、真相を伝えており、あなたが中国人に真相を伝えることは見たことがない、と言われました。あとになって私も、同修の話は理にかなっている、今は中国人が最も尊いのだ、みな大法のためにやってきた各界の王や主なのだ、と思いました。それから私は中国人を救い済度できる、何かのプロジェクトに参加すべきだと思うようになりました。しかし、私の中国語能力はこれほど低いのに、どんなプロジェクトに参加すればよいでしょうか? この十数年間修煉し、学法するなか、中国語のレベルは大きく向上してはきていますが、本当に何かのプロジェクトに参加して、中国語で真相を伝えることは、私にとって遠くて及ばないことでした。
しかし、私は心の中にずっとこの願望を持っていました。慈悲なる師父は私のこの心を見てくださいました。今年2月のある日、私は電話チームの交流会に関する通知メールを受信しました。通知のなかには、交流の場で真相電話をかけるなどなどの内容が書かれていました。これらの内容をみて、私は同修たちがいかに脱退電話をかけているのか聞きたくなりました。その日、同修たちは交流の中で、脱退をすすめる電話をかけていました。また、真相電話の録音に対する分析などもとてもすばらしかったです。私は、直接中国本土の衆生に真相を伝えることは分秒を争って人を救い済度する場面だと感じました。特に、ある韓国の同修の発言は私の心をとても大きく打ち、深い印象を残してくれました。
次に、その韓国の同修の発言を引用します。
ある日、私は電話をかけて一人の男性に「現在、全世界で脱退のブームが起きています。あなたも命を守り、平安を守るチャンスを見逃さないでほしい」と伝えました。その男性は私に、「あなたは中国人ですか」と聞きました。「私は中国人です」と答えました。その男性はすぐ「中国人ではないでしょう。もしあなたが中国人なら、どうしてあなたの言葉はそれほど良くないのですか。中国語さえよく話せないのに、私に何か伝えるとは、あなたは先に言葉をしっかり勉強して、中国語を流暢にしゃべれるようになってから、私にまた電話してください。そのときになって、私が聞いて納得できるなら、私は脱党のことを考えます」と言いました。当時、私は頭が回らず、彼に何を話せばよいか分からなくなりました。このとき、相手は電話を切りました。しかし、一瞬で私は悟りました。「私は大法弟子だ、私が電話をかけるのは、彼を救うためである、私の中国語はよくないが、人を救う心は少しも欠けてない」
私は彼にもう一度電話をかけました。その男性が電話に出ました。私は、「申し訳ございません、お邪魔します。まさにあなたのおっしゃる通り、私の中国語は確かにとても下手です。中国には56の少数民族があり、私は朝鮮民族です。私が学校に通っているときは、一日に一回中国語の授業があり、学ぶものはとても少なかったのです。それに私はすでに56歳で、年も取っているので、私の中国語は上手ではありません。しかし、私は自分の休憩時間を犠牲にし、自分のお金を使って、これほど遠いところからあなたに国際電話をかけていますが、何のためでしょうか。私はあなたに対していかなる要求もなく、あなたに何かを販売しているわけでもなく、あなたになにかの組織に参加してほしいわけでもなく、ただあなたに災難から逃れ、福を得て、命を守り、平安を守ってほしいからです。あなたは私のこの善の心が感じられないでしょうか? あなたは私の人を救いたい心がこれでもまだ足りないと思いますか?」私がここまで話すと、その男性はすぐに、「すみません。なるほど、あなたは朝鮮民族でしたか。それに56歳ですか、それほど年を取っているようには聞こえませんでしたよ」彼は笑いました。私の善の心がこの男性を感動させ、彼は痛快に脱党に同意しました。
(続く)
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2011/9/17/246572.html)
更新日付:2011年9月25日