貴重な真相伝えの授業 (一)
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 文/中国の大法弟子

 私は今まで数えきれないほど授業を行ってきましたが、私にとって一番印象深く、忘れられない授業2002年の春に、中学1年の子供たちに行った真相伝えの授業でした。すでに10年近くすぎましたが、その感動的な場面は今でも、師父を敬慕させ、衆生をもっと大切にし、真に大法を修めるべきだと思い起こさせてくれます

 それは2002年春のある木曜日の朝の自習時間でした。私はいつも通り、教室に入り、講壇に上がりました。私は子供たちにクラスのことについて話そうとしましたが、突然、子供たちの表情がおかしいことに気付きました。皆、気が気でなくなったように、私の話は耳に入らないようでした。私はおかしいと感じました。これは以前にはなかったことで、子供たちは私の授業がとても好きでしたが、今日はなぜか、いつもとまったく違う様子だったのです。

 私は話を止めて、教師の本能から、子供たちの動きを観察しました。しかし更に私を驚かせたのは、50数人の子供たちがほとんど、机の中でなにかをいじっていることでした。状況をはっきり把握するため、私は速足で講壇からおり、一列目に座っている女の子の机の前まで歩いていきました。これでやっと彼女たちが法輪大法の真相チラシを読んでいることがはっきり見えました。驚いた私は、2列目、3列目、4列目、5列目、そして最後の列まで歩いていくと、すべての生徒の机のなかに真相チラシや、真相パンフレットがあり、しかも異なる定期刊行物、異なる地区、異なる分類の資料があり、更にプレゼントもありました。プレゼントは、「法輪大法はすばらしい」と書いた消しゴム、ノート、定規、小さなかばん、鉛筆などに真相が書かれた文房具でした。奇怪なことに、物事をわきまえている子供達は、誰ひとり先生にこれらのものを渡しておらず、真相資料を引き裂く生徒もなく、ただ黙々とそれらの資料を読んでいるのでした。

 この光景を目にした私の最初の一念はこのことをした大法弟子を心より敬服するということでした。本音をいうと、いまになっても、どの大法弟子が智慧を持って、これらの福音を送り、私がその場で真相を伝えるよい基礎を築いてくれたのかわかりません。本当に同修に感謝します。更に師父が、これらの天真爛漫で無邪気な子供たちが救われるすばらしい機縁を按排してくださったことを感謝します。

 私はすぐ講壇に戻り、大きな声で「みなさん、私はやっとみなさんの小さな秘密を発見しました。みなさん、先生を怖がる必要はありません。正々堂々と取り出して、机の上において見ましょう。なぜなら、先生も数日前にこのような真相資料をみたことがあるからです。これらの『真・善・忍』を修める大法弟子は本当によくやりました。彼らの感動的なストーリは世の中に広く伝えるべきではないでしょうか。今日はみんなでこれらを学ぶだけでなく、自由な討論もしましょう。今朝、先生は何も言わないので、みなで思いっきり討論してください。よろしいですか?」と言いました。

 子供たちは私の話が終った途端、熱い拍手をし、「先生は本当にすばらしい」、「自由万歳」、「法輪功の無実を言い立てよう」と歓呼しました。

 これほど純真で、正義感のある子供たちの支持があったため、私は国語教師でしたが、自信たっぷりと、「みなさんの手元にある真相資料の中で、自分が最も感動的だと思う文章を一篇選んでください。皆さんが選んだいくつかの文章をあとで読みあげましょう。みんな準備してください」と言いました。

(続く)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2011/10/1/247327.html)     更新日付:2011年10月7日
 
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