河北省:元副局長 洗脳班で不明薬物を注射される
■ 印刷版
 

 (明慧日本)河北省ライ水県の陳情弁公室の元副局長・劉金英さんは2011107日、自宅で不当に身柄を拘束され、ライ水県党校洗脳班に拘禁された。洗脳班で劉さんは殴られて意識不明になり、不明薬物を注射された。劉さんはかつて、法輪功修煉しているという理由で、ライ水県裁判所に5年の懲役刑を不当に宣告された。劉さんは刑務所で拷問を受け、不明薬物を注射されたことがある


劉金英さん

   2011107日夜9時、マンションの管理人は劉さんの家をノックし、「水道のメーターを調べる」と声を上げた。劉さんは「今日はもう遅いから明日来てくれませんか」と答えたが、劉さんは管理人先日、足を骨折しており、せっかく来たのだからと考え直し、ドアを開けた。するとその途端、見知らぬ数人の若者が劉さんの家に素早く押し入った。その中の2人は劉さんの腕を掴み、もう1人が劉さん写真を撮った。彼らは劉さんの娘に「動くな」と恫喝した。彼らは令状などを一切提示しないまま、家宅捜査を行った。劉さん「あなたたち何者ですか」と聞くと、彼らは「警察だ」と答えた。劉さん「警官証明と捜査証明を見せてください」と言ったが、彼らは何も見せず、「捜査証明は後で持ってくる」と答えた。

 劉さんは怪しいと思いながら、「管理人さんはどこに居るのですか? 水道のメーターを調べると言ったでしょう」と大声を出したが、管理人の姿はなかった。警官は管理人を利用したようだ。その後、警官らは劉さんを引きずって車に押し込み、公安局に向かった。

 公安局で劉さんは手錠をかけられた。警官は劉さんを鉄の椅子に座らせようとしたが、劉さん従わなかったため、普通の椅子に座らせた。6人の警官劉さんに対して尋問を行ったが、劉さんは「法輪大法の素晴らしさは、世界の人々に知られています」と叫、法輪大法の歌を歌った。警官は尋問を続けようとしたが、劉さんは声を出して、『転法輪』を暗誦した。警官らも劉さんの暗誦をよく聞いていたという

 劉さんは迫害に対し、断食を行い抗議したが、8日に倒れてしまった。

拷問の実演:鉄の椅子に座らされる

   9日、警官は劉さんを直接石家荘労働教養所と保定労働教養所に入れようとしたが、労働教養所側からはいずれも断られた。その後、劉さんはライ水党校洗脳班に拘禁された。

 ライ水党校洗脳班は十数年来、法輪功修煉者を迫害し続け、数百人がここで迫害を受けた。午後、劉さんは目が覚めた。劉さんは法輪大法の歌を歌に中国共産党の邪悪を話した。そのため、劉さんは2人の警官に顔など殴られ、口から血、意識不明になってしまった。夜になって、劉さんは血圧が高く、意識がまだ朦朧として、一緒に拘禁されている知り合いの顔も分からず、話す力さえなかった。


拷問の実演:不明薬物を注射される

   10日の朝、劉さんは起き上がってすぐ、煉功始めた。しかし突然、10数人が部屋に入り、劉さんの煉功を止めた。そして、彼らは劉さんの上着を脱がせ、右肩に不明薬物を注射した。劉さんは「どんな薬物を注射したのか、教えてください」と聞いたが、しばらく黙っていた、その中の1人が「炎症を抑える薬だ」と言った。その後、反抗する力もない劉さんは、強制的に不明薬物点滴された

 10日午後、劉さんの父(70歳過ぎ 心臓病を患っている)と弟が劉さん面会し。劉さんの憔悴しきった様子を見ては涙を流した。

 10日の夜、劉さんのお腹が大きく膨らんだ。劉さんは、注射を行った梁に「どんな薬を注射したのか、薬名を教えてください」と聞いたが、梁は「鎮静剤だ」と答えた。劉さん「私は数日断食したので、お腹が凹むはずなのに、なぜ、かえって膨らんだのか、しかも痛みもある」と言うと、梁は「少し体動かして、ご飯を食べたら良くなるだろう」と言った。その後、劉さんは煉功を行体が少し楽になった。

 11日朝、劉さんは再び不明な薬物の点滴をされた。

 11日夜、何の罪も犯していない劉さんは無条件で釈放されたという。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2011/10/19/248075.html)     更新日:2011年11月4日
 
関連文章