内モンゴル：法輪功修煉者が不当拘束され、娘は家を追われる

 

　（明慧日本）内モンゴル自治区赤峰市に在住の法輪功修煉者・運海森さんは、2011年8月12日、長期間にわたって張り込みをしていた警官らによって不当に身柄を拘束され、家宅捜査、家財没収などの迫害を受けた。海森さんは、車や約1万枚のDVDメディア、大量の書籍などの私物を没収された。現在、海森さんの娘・文静さんは迫害から逃れるため、放浪生活を余儀なくされている。

　海森さんの母親は、息子が無実の罪で拘禁されたことや、孫娘が路頭に迷う生活を送っていることにショックを受け、意識が朦朧として精神的に不安定になっている。また、海森さんの妻も夫が迫害されたことで、夫婦の将来に不安を感じ精神的な苦痛の限界に達している。そのため、体が日に日に衰弱している。海森さんが当局に迫害されたことにより、海森さんの家族にまで影響が及び、家族は苦しい生活を強いられている。

　また、法輪功迫害に加担している中共（中国共産党）の役人は、海森さんの釈放を求めた家族に対して、「殺人や強盗の犯罪者の場合は、金を払えば釈放される可能性があるが、法輪功修煉者の場合、金は役に立たず、すぐに重刑判決が下される」と言った。

　現在、中共当局は海森さんが法輪功に関係する資料を所持していたことを理由に、罪状を作り海森さんに重刑判決を下されるよう計画しているという。

  （注：法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照）