（明慧日本2011年12月25日）河北省女子刑務所はこれまで、多数の法輪功修煉者を迫害してきた。法輪功修煉者一人に対し受刑者二人が監視し、迫害を行っている。さらに工場で朝7時から夜10時まで強制労働を課せられ、日曜日も労働させられる時もある。ある日、夜12時まで働かされた時があり、疲れ果てて機械の上で寝てしまった。どうしても働けなくなるとやっと帰される。以下、法輪功修煉者が河北省女子刑務所で受けた迫害である。
東北地方の法輪功修煉者・鄭偉麗（40歳女性）は、2009年6月15日、有罪判決を下された後、河北省女子刑務所に収容された。刑務所に連行される時、受刑者二人に引きずられ、靴もズボンも脱げて、体を地面にこすりつけられて痛くて叫んだ。これは二度目の収容の時だったが、一度目は、25日間トラの椅子に座らされ、その後は足が麻痺して、歩けなくなった。
秦皇島（しんこうとう）市の法輪功修煉者・趙玉环（40代女性）は、2009年7月、裁判所で有罪判決を下された後、河北省女子刑務所に収監された。彼女は1カ月間断食したので体が衰弱し、それを見た警官たちは灌食を強制した。彼女は「法輪大法は素晴らしい、真、善、忍は素晴らしい」と叫んだ。そのため、職員たちは彼女の両手を後ろで縛り、病院に送ってまた灌食をさせた。朝起きると、まず、法輪功を批判するビデオを見せられ、見終わった後、感想文を書かされる。夜は刑務所の規律を暗記させられ、暗記できなかったら眠されず、ホールに立たされる。トイレに行く時も監視される。お互いに話すことは禁じられている。
十監区では、約30名の法輪功修煉者が収監されていて、最もひどく迫害を受けているのは高春蓮さん（40代女性）、韓麗蓱さん（60代女性）である。彼女らは労働に参加せず、法輪功を批判する感想文も書かなかった。そのため、高さんは13監区（法輪功修煉者を迫害する部隊）に移され迫害を受けた。韓さんは刑務所で真相を伝えたため、倉庫に入れられ、電気ショックを加えられ、トイレに行くことも許されなかった。そして、迫害されて何回も失神し、病院に送られ救命措置が取られたこともある。
唐山市の法輪功修煉者・劉小リン（58歳女性）は、収監された当時も迫害を受け、その後、13監区で8カ月迫害を受けた。その間、法輪功を批判する感想文を書くことを拒否し続けた。警官はどうしようもなくなって、彼女を10監区に移した。彼女は真、善、忍を信奉し続けたが、迫害され続けた。2011年6月、全刑務所をあげて、「破氷運動」と名付けた迫害手段で法輪功修煉者を迫害した。毎日、洗脳を夜2、3時まで行っていた。
衡水地区安平県の法輪功修煉者・鄭素雅（30代女性）は、2011年1月、有罪判決を下された後、河北省女子刑務所に収監された。彼女は信仰を放棄せず、警官の無理な要求を聞かなかったため、迫害を受けた。ホールで数日間も立たされ、眠らせず、さらに小さい腰掛けに座らされた。警官らは三書を用意し、彼女に無理やり母印を押させようとしたが、彼女はそれを認めなかった。
唐山市の法輪功修煉者・張月琴（60歳女性）は、法輪功の修煉放棄を強制する書類に何も書かなかった。そのため6監区で迫害され、意識がもうろうとして、誰とも話せなくなった。彼女の夫、娘、娘婿も法輪功修煉者であるため、収監されている。
