文/中国国外の法輪功学習者
【明慧日本2012年2月16日】燕子さん(仮名)は、中国国外の法輪功学習者です。彼女はずっと電話で中国国内の民衆に法輪功の真相を伝え、中共の党、団、隊からの脱退を勧めてきました。お正月の期間中に、燕子さんは中国国内の民衆が以前と比べて明らかに変化していると感じました。特に中国国内で1億以上の民衆が中共の関連組織から脱退したことが、人々に与えた衝撃は大変大きなものでした。彼らは真相を知りたいと切に望んでいます。以下は燕子さんが語ったいくつかの物語です。
一家そろって真相を聞く
1カ月ほど前、ある日の夕方、燕子さんは河北省のある家庭に真相電話をかけました。電話に出たのは若い男性でした。若者は真相を聞きながら興奮した口調で家族に「彼女は私に党を脱退するよう言っている、法輪功だよ」と言いました。
燕子さんは彼に2001年の天安門焼身自殺事件が実は中共による捏造劇で、王進東の髪の毛と眉毛がどうして燃えなかったのか? 天安門広場でパトロール中の警察がどうして消火器と消火シートを持っていたのか? のどを切開された劉思影がどうして歌を歌えるのかと指摘しました。また、中共が起こしたいずれの政治運動も天安門焼身自殺事件と同様に人の名誉を損ない、罠にかけて罪に陥れるものに過ぎないと語りました。それに引き換え、法輪功は今世界中の100以上の国と地域に広がり、中国国内の1億以上の民衆が中共の関連組織から脱退した事実も教えました。真相を聞き終わった若者は喜んで三退しました。
燕子さんが電話を切ろうとした時、家族の1人が電話に出て「もう一度言ってくれませんか、私は聞こえませんでしたから」と言い、この人は若者のお母さんであることを後で知りました。それで燕子さんはこのお母さんにもう一回真相を語りました。三退を勧めたところ、彼女は何度も「はい、はい」と言いました。お母さんの後、続いてお父さんも電話に出て、もう一度教えてほしいと言いました。
「私が語る真相を皆さんが順番に聞いてくれて、とても嬉しかったです。これは特別なことではなく、以前にも何人もの友人たちが順番に真相を聞いた事がありました」と燕子さんは言いました。
女の子のお父さんの態度が変わった
お正月の間、燕子さんが東北のある家庭に電話したところ、7、8歳くらいの女の子が電話に出ました。燕子さんが彼女に少先隊の隊員かと尋ねると、話の最中に女の子の電話はお父さんに取られました。
「あなたはどこから電話をかけてきましたか? 何か御用ですか?」と、明らかに機嫌が悪そうでした。燕子さんは平然と彼女のお父さんに、中共は8千万の中国人を迫害で死亡させ、悪事ばかり働いているので天罰を受け、その関連組織に加入した者はそれと一緒に殉死しなければなりません。その組織から脱退して、獣の印を消してこそ、災難の時に命を守れます。現在中国国内の1億以上の民衆が中共の関連組織から脱退しています。法輪功は善い人間になるように人々に教えあており、今は世界中の100以上の国と地域に広がっていることを伝えました。相手はずっと黙って聞いていました。最後に燕子さんは女の子のお父さんに「三退によって無事と安全が守られます。私はあなたの無事と安全を望んでいます。あなたに三退してほしいのです」と、伝えました。
これを聞いて、お父さんは喜んで三退しました。そして電話を娘さんに渡して、燕子さんが語る真相を聞かせました。
「彼は最初の態度を変えて、私を信じるようになったのです」と燕子さんは言いました。
90年代以降に生まれた学生「家族も真相を知ってほしい」
お正月のある午後、ある90年年代以降に生まれた学生さんが、興奮した口調で燕子さんに「昨日あなたたちの真相放送を聞きました。あなたがかけてくる電話を楽しみにしていました」
こんなに明るい声を聞いて、燕子さんはとても嬉しかったのです。燕子さんは喜んで彼女に法輪大法を修煉してから心身ともに健康になり、道徳が向上した素晴らしい体験を教えました。それから中華5千年の文化や、純粋な善と美しい中国古典舞踊、それに奥深い神韻公演の世界ツアーの盛況ぶりなどを教えました。
燕子さんは彼女に2001年の天安門焼身自殺事件と生体臓器狩りの真相を教えました。燕子さんは「ある記者が、中共が蘇家屯(そかとん)収容所に密かに火葬場を設け、6千人の法輪功学習者を監禁して、たくさんの学習者が生きたまま臓器を摘出された後、火葬されて証拠を消されたことを証言し、さらにもう1人の証人は直接臓器摘出手術に関わった医師の奥さんで、学習者が生きたまま肝臓、腎臓と眼の角膜を摘出された後、火葬された事を証言したのです」と教えました。
これらの真相を聞いて、彼女は非常に驚きました。「どうして中共はこれほど邪悪なのですか?」
悪事ばかり働く中共がもうすぐ天罰を受けると言う燕子さんの話に、この学生さんは不安でたまらない様子でした。燕子さんは彼女に「心配しなくてもいいですよ。法輪大法は素晴らしいと信じ、そして三退すれば無事と安全が守られます」と聞いて、彼女はすぐに三退しました。その後また燕子さんに「あなたたちの真相電話を聞いていない人はどうしたらいいですか?」と言い、燕子さんに一つの電話番号を教え、燕子さんはこの真相を家族にも伝えました。