人に強引に押し付ける心を取り除く
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文/去執

 明慧日本201235日】師父は「ですから、あなたが何を行なってもあなたの修煉状態は反映されます。お互いの協力において、不満に思ったり、激昂して怒ったりしているとき、なかなか自分を考えたり、自分がどういう状態なのか、出発点がどういう人心なのかを考えることができません。その多くは自分の意見が採用されず、またはほかの人を見下しており、この二種類の心は最も強く現れています」(『二〇〇九年ワシントンDC国際法会での説法』)と仰いました。このような他人を見下す心は深く隠れていて見つけることが難しく、しかもその影響はとても大きいのです。よくあるのは、なんとなく原因不明で人と争ったりしてしまうことです。よく考えてからやっとこれは人を見下す心引き起こしたと分かります。このような心があって、いつも強引に人に何かをさせるのです。

 いつも人を見下しているため、人がよくなかったりどこが上手くできなかったりすると、私はいつもその人を変えようとします。実際は自己を実証しようとし、人を説得するのです。最初は多少なりとも態度が柔らかくて、人のために思うことができますが、相手が受け入れてくれないと次第に争ったり、口論したり、共産党の闘争文化に影響されたよくない心が湧いてきます。こうして、下手すると怨念が生じて不平に思い、やり返すことすらしてしまいます。旧勢力がまさにこのようで、自分が正しいと思うことを強引に押し付けるのです。

 「人は自分の考え方が間違って、心が歪んでいるから、厄介なことを招いたのです」(『転法輪』)現在では、の心があれば旧勢力が必ず利用して迫害を行います。たとえば、人を何かを強引にさせようとする癖があると、必ずこのようなことに出遭わされて、自分上司から、何かを強引にさせられるなどのことが発生します。自分よくないものあるからこそ、厄介なことを招いたのです。ここまで理解してから私は自内に向て探し、この心を無くしました。すると周りの環境もだいぶ変わりました。もし強引に人に何かをさせる心をなくせば、周りの全てに対して慈悲善良をもって対処することができ、旧勢力のコントロールも効かなくなりま

 「旧勢力の要素があえて大法弟子の中でこの作用を働いているのは、あなたにこのような人心があるから、こういう人の出現が必要だからです」(『二〇〇九年ワシントンDC国際法会での説法』)と師父啓示されました。この説法に対して、私は次のことを悟りました。もし皆が師父の話を聞き入れて自分を修め、大法の要求に従えば私たちは自分で自分を保護することができ、自分の空間場のすべてを主導することができます。本当に法理に基づいて発した一念だけで周りの環境、人をも動かせるのです。それは神の念です。自分をよく修めれば旧勢力が隙に乗じることができなくなります。

 個人的な悟りであり、ご慈悲に指摘してください。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/2/4/252686.html)
(English: http://www.clearwisdom.net/html/articles/2012/3/4/131886.html)     更新日:2012年3月6日
 
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